「哲学的戦争解釈(マ王の戦争と平和観)」スカイ・クロラ The Sky Crawlers マ王さんの映画レビュー(感想・評価)
哲学的戦争解釈(マ王の戦争と平和観)
コレはマ王の持論であり万人に対しての訴えでは無いので何の賛同も求めてません🤚
ただし、本作を初めて観た時の率直な感想は何度観直しても大きな変化は無く、マ王の考え方の骨みたいな部分に響いているんだな、と感じたりしてます😊
自分を再確認する時に「スカイ・クロラ」を頼る場合があります😐
で「スカイ・クロラ」は観る人によって解釈が様々になりがちな映画だと思うのよね💦
キルドレか戦争か人間のどれに注目して観るかで感じ方が変わるのが本作だと考えるのよ🤔
またどの視点にもドラマがあるから今作は面白い✨
ただし、映画としては難解な部類だとマ王は感じる😐
そもそも戦争と平和なんて言葉があるから皆が混乱するのさ🥸
戦争の対義語は泰平(らしい)だし平和の対義語は暴力なのよね✨
だから戦争が無くなったとしても必ずしも平和になるとは断言出来ない。
万人が幸せに暮らすユートピアなんて存在せず転じてデストピア地味た空間になるのは目に見えている。
「悪」を擁護する話ではない。
人間は善人にはなれないという話だ。
実に単純な事で全世界の人間の求める幸福が一致するなんて奇跡は無いからだ。
それとも地球総人口が80億人に届きそうな現代、皆が一二の三で聖人君主にでもなるのかね。
それが出来ないから戦争は終わらないし暴力も絶えない。
こんな話もある。
国の人口の単位を「人」から「円」に変えると政治家の考え方が見えてくる、と。
例えば日本の総人口は2022年で約1億2千5百万人。
コレを人から円に変えると125,000,000円になる。
で、貴方がこの金額を所持してると思って考えてほしい。
東日本大震災の犠牲者って何人だったか覚えてる?
少なくとも万人単位では上の桁は小揺るぎもしない。
そこでこの話が世界規模ならどうなる?
国のトップは「人」でなく「円」で(お金で)考えてると思うと納得しないか?
「スカイ・クロラ」でも戦争をショー化する事で広範囲の被害の縮小には成功しているが、その裏で何が犠牲になってるかが暗黙の了解になっていて、ソコに無言ではあるがキルドレとの差別が存在している。
人間が人間である為に争いは絶える事は無い。
なのに声高に平和を訴える連中とソレを事業として生きる人間達の浅ましさに、マ王は吐き気がします🤢
世にある武器を製造する国や会社もアカンけど、実現不可能な事象で食ってるヤツも詐欺師と同じやぞ😡
こんなん別に今更言う話でも無く自分自身を振り返ればどんな人でも疚しい事の一つや二つは出てくるモンで、そういう自分を受け入れないウチは「暴力反対」「平和云々」とか言わない方がいい。
ガチの自分を受け入れて尚且つそういう自分に打ち勝ってから漸く、身の回りの小さな平和を維持出来るのがやっとで人生なんだし、ソレを幸福と感じないのなら無理をしない方が良い。
まぁ恐らくではあるが、そんな努力が出来ないからこそ人間てのが存在してんだろうけどね😑
ちなみにマ王はそういう人間が嫌いではないです✨