「良かったけどダイハードじゃなかったらもっと点数高かったかも」ダイ・ハード4.0 77さんの映画レビュー(感想・評価)
良かったけどダイハードじゃなかったらもっと点数高かったかも
ハリウッドのカーチェイスや派手なアクションのあるシリーズものはしっかり観ないとどれを観たか忘れてしまいがちで、今作も今回で多分2回目でした。
ストーリーはよく覚えてなかったものの、断片的に覚えてる印象に残ってたシーンがたくさんあって、とっても見せる演出が上手な作品だと再認識しました。
マギーQが最後に開けた目が印象的で大好き。
ストーリーも最後までハラハラドキドキできるもので面白かったです。
今回は前作1〜3を観てきているので違う角度からも楽しめました。
だから単品として優秀でもダイハードとしては少し物足りなかったのは否めません。
でも監督がシリーズのマニアということもあってか、わざわざ12年振りにダイハードとして撮る必要がなかったのに、みたいなガッカリ感はなく(本当にマニアなの〜?わかってないなぁというところもあっけどw)、
12年経っても笑ってしまうくらい死なないマクレーンがまた見れたのはとっても嬉しかったです。
頭が薄くなったって相変わらずかっこいい!(というか往生際のいいハゲはセクシーだと思う)
「とっくに死んだはずだろ?」
「よく言われる」
は秀逸すぎましたw
今回の相棒はマクレーンと対極にいるような人物で、
ジャステン・ロングの理屈っぽいオタクの演技がとっても良かったです。
ラストのルーシーを含めた一連の会話は大好き。
3の終わり方からホリーと復縁がなかった(むしろ悪化w)のが残念ですが、
作中で時の流れを1番感じさせてくれた、両親そっくりの肝が据わって強気のルーシー(「父さん、敵は5人よ」が素敵すぎ)を登場人物に持ってきたのがすごく良かったです。
キャスティングの都合でしょうが、完結する時にはホリーとルーシーと兄弟の姓がマクレーンに戻れるようなハッピーエンドを期待しています。
それにしても全てをコンピューターで管理するのって本当に凄いことですね。
もちろん私も含めたくさんの人がほとんどのデータをコンピューターに頼って預けている中、あんなことになったら大変。
そんなものがなかった時代も確かにあったのに、便利になる為に作ったものに踊らされるって変な話だけど。
こういうサイバーテロの話を観ると無性にアナログなことがしたくなってしまいますw
シリーズ全体では1>>>2>4&3という印象です。
5も楽しみ!