劇場公開日 2007年6月29日

ダイ・ハード4.0 : インタビュー

2007年6月26日更新

アクション映画の金字塔「ダイ・ハード」シリーズ、12年ぶりの新作となる「ダイ・ハード4.0」が間もなく公開される。シリーズ最大規模のスケールで製作された本作でも文字通り「ダイ・ハード(=なかなか死なないタフな奴)」を見事に体現してみせたジョン・マクレーンことブルース・ウィリスと、本作でマクレーンの相棒を務めたジャスティン・ロングにインタビューを行った。(編集部)

ブルース・ウィリス インタビュー
「このスキンヘッドが最新のヘアスタイルというわけさ!」

オレのスキンヘッド、かっこいいだろ?
オレのスキンヘッド、かっこいいだろ?

――今回のジョン・マクレーンはシリーズを通して初めてのスキンヘッドでした。「ホステージ」や「12モンキーズ」といった作品同様、見事なスキンヘッドでしたが、なぜ今回だけマクレーンの髪の毛を剃ったのでしょうか?

「これは発展というか進歩というべきだね。88年から今まで4本の映画でこのキャラクターをやっていて、かなり時間も経っている。これが最新のヘアスタイルというわけさ(笑)。12年前の『ダイ・ハード3』では、ほとんど髪の毛がなくなっていたし、これでいいと思うよ。自分の髪の毛がどう見えるかなんて、もはや自分にとって本当にどうでもいいことだし、色々気にするのが億劫になって、すべてを剃り落としたんだよ」

――「ダイ・ハード」とは20年近くの付き合いになりますが、もはや分身のような存在となっているジョン・マクレーンとブルースさん自身の違いはなんでしょう?

「オレの周りでは誰かがピストルで撃ってくることはない(笑)。まあ、マクレーンは映画の中のキャラクターだからね。あと自分の娘との関係も違う。ウィリス父娘の関係はマクレーン父娘のそれよりは大分マシだよ(笑)」

――9・11テロの後、初めての「ダイ・ハード」シリーズとなりましたが、このようなテロを扱う映画の製作は大変だったのでは?

テロを扱いながらも娯楽性との バランスが大切
テロを扱いながらも娯楽性との バランスが大切

「これは本当に難しかったよ。この手の映画は『ダイ・ハード』シリーズでなくても作るのは難しかったろうし、『ダイ・ハード』シリーズの新作として世に出すのはもっと難しかったのかもしれない。テロリストやテロリズムをテーマにした映画っていうのはハリウッドでは常に話題になっていることだけど、難しいのは実際にテロで家族を失った人たちを傷つけずに娯楽性豊かなフィクションのストーリーを語ることなんだ」

――劇中、マクレーンが「オレは『スター・ウォーズ』ファンだ」と告白しますが、ブルースさん自身も「スター・ウォーズ」ファンなのですか?

「ああ、そうだよ。オレも『スター・ウォーズ』ファンさ(笑)」

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