「前半を耐えると、後半に興奮が訪れる」ゾディアック 広谷賢次さんの映画レビュー(感想・評価)
前半を耐えると、後半に興奮が訪れる
クリックして本文を読む
デビッド・フィンチャーが、「ダーティハリー」で描かれる事件のモデルであるゾディアック事件を描いたサスペンスドラマ。1969年のサンフランシスコを舞台に、ゾディアック事件を調べる2人の新聞記者と一人の敏腕刑事が、身をボロボロにしながら犯人に迫る姿が描かれる。
上映時間が2時間37分もあり、前半は3人の主人公の紹介や事件の概要を描くことに時間を割いているため、今一つ乗れない。だが、後半はミステリーとサスペンスの歯車がうまくかみ合いだし、身を乗り出して見てしまった。犯人役(?)のジョン・キャロル・リンチは名演。
コメントする