DAGON ダゴンのレビュー・感想・評価
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ラヴクラフトの”クトゥルフ神話”系作品『インスマウスの影』をベースに
タイトルの『ダゴン』っていったいなんだろう?と、何だかタイトルへの興味と、ポスター(?)のビジュアルにつられて観てしまったが、全くノーマーク作品でした。
冒頭タイトル部分からドロドロ感よりもユルユル感でちょっと海洋ファンタジー感な感じが、「あれっ?」って印象受けますが、まあゾンビものやカルト教団もののバリエーションと言えるグロ・キモ系の映画でした(笑)。
ゾンビ映画の変則版的な作品なので、見せ場的に皮剥ぎ残酷描写とか、オッ◯イ丸出しサービス程度のユルエロなど、この手の作品のお約束通りなシーンが適度に盛ってある、既定路線的な展開の作品ではあります。
結構ホラー・ゾンビ映画を量産しているスペイン映画なので、当然のことながら有名俳優などは全く出ていないなど、展開の興味が続かないと睡魔に襲われかねず、鑑賞完了までにそれなりにキビシイかも?
ただ、ラストまで漕ぎ着けるとそのオチに関しては、(一応伏線は散らしてありましたが)「な〜んだ、なるほどそう来たか….」、な感ありとも言え、面白いと言えば面白い、けど呆れるかもな、“どんでん返し”なのかな。
ゾンビ変則系・カルト教団ものホラーと思ってたら、何だかいつの間にか「ああ、ダーク・ファンタジーだったの….?」みたいな(笑)
ただ、これだと浮かばれないのは、巻き添えくった結果になっただけの友人たちって、一体なんの為の存在だったんだろう?
まあ、「暫く、生け贄が途絶えてるから….」って、ダーク・ヒロインが仰ってましたけど…..
取り敢えず、極端な期待を持って観なければ、それなりに悪くは無いですね!?
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