「映画の素晴らしさ」トランスフォーマー MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の素晴らしさ
2007年、本作を劇場で観賞して衝撃を受けた。ド肝を抜く迫力、見とれるほどの映像、最高にクールなカメラワークとスローモーション。一瞬で本作の虜になった。
何を隠そう監督は「ハリウッドの破壊王」の異名を持つマイケル・ベイ。
彼は決して繊細な画や構成は好んでいない。派手にやるだけやって、やや大雑把な部分は放っておいて、ひたすら爆発の嵐。
彼こそが「アメリカの映画監督」だと思っているが、本作がもしマイケル・ベイ監督でなければそれはただのロボット映画だったはずだ。
良くも悪くも、本作にマイケル・ベイ監督の映画作りがマッチしているのだと思う。
ロボットそれぞれに愛嬌や個性があり、それをネタにしたコメディ要素が多いのも特徴だ。本編には関係ないことではあるが、上映時間が長めになってもそういう部分も大切にするのがまた良いところだ。また、ストーリーも簡単で分かりやすい。
良いロボットと悪いロボットが戦う…
これだけの話だ。幼い子供でさえ容易に理解できる。やはり、アメリカ映画はこうでないと。これからもマイケル・ベイ監督には頑張ってもらいたい。
コメントする