28週後...のレビュー・感想・評価
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前作から過激パニックものに振り切った作品
数年ぶりに前作と連続で鑑賞
前作のR12指定からR15指定となっていることからも分かるように破壊描写は過激になっており、展開も平穏→感染拡大と一方通行になり前作のような緩急はほぼ無い(過激描写はそれはそれで評価できるポイントではあるが)
序盤の疾走感は「これこれ!!」と言いたくなるほどに前作を引き継いだ演出になっているが、後半は米軍の殲滅作戦から逃げることが中心となり、あまり感染者の勢いは影を潜めてしまっている
パニックものとしては良いかもしれないが、個人的には全力疾走の感染者から追われるスリルが醍醐味だったのでうーん、となってしまう
全体として演出がしつこくなっており、前作の監督脚本の2人が製作総指揮にまわったことによるものなんだろうが、王道感もあまり無い
またことごとく父親が子供2人に襲いかかり、最後は決別をキメるというのもご都合主義的な脚本で少し白けてしまう部分も。
キャストとしては、やはりジェレミー・レナーは善い役をやらせると素晴らしい
次作製作の話も出たようだが、ストーリーの余白としても完結編になると思われる。でも話の盛り上がりとしては"得体の知れなさ"もキモだと思うので解明し感染を終息させるというストーリーはありきたりな作品になってしまうような…
次は雰囲気だけでも原点回帰に期待したい
おっさん哀れ過ぎ
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おっさんがどっかの島か何かに妻といたらゾンビが来て襲われる。
妻を置いて逃げ、さらに知り合いも巻き込んで、結局自分だけ生き延びた。
妻は死んだと思われていたが後々発見された。
ゾンビに噛まれても感染しない特異体質だったらしい。
おっさんは妻にキスをし、それで感染してゾンビ化する(場)
このおっさんによりゾンビが増殖し、軍が出動する。
最初はゾンビだけ殺していたが、次々繁殖するため、皆殺しの指令が出る。
優しい兵士はそれに従えず、おっさんの娘・息子と一緒に逃げる。
別の女性兵士も加わって4人で逃げるが、兵士2人は軍やゾンビに殺された。
ここでおっさんゾンビ登場(場)、弟の方が噛まれてしまう。
でも母の血を受け継いだからか、感染しなかった。
そして娘によりおっさん射殺(場)、結局2人だけ助かった。
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おっさんは悪い人間ではないし、別に何の罪もなかったと思う。
でも結果的に妻や他人を踏み台にして自分だけが生き残った形になった。
これがこのおっさんの不幸の始まりと言えるだろう。
子供らに不信感を持たれ、自責の念にかられてしまう。
いるよな、こういうおっさん。悪くはないのに何をやっても駄目なやつ。
あまりの駄目さに、見ててホンマに笑けて来てもうたわ。
でも多分主人公やから最後は名誉挽回するんだろうと信じてたら、
いらん事してゾンビ化し、多くの人に感染させるというお荷物そのもの。
さらには息子を襲って娘に射殺されるという、ホンマに駄目駄目過ぎ(場)
このおっさん一人が騒ぎの原因になり、それを広げてた感じ(場)
ようわからんかったんが、弟が感染したんかせんかったんか。
まあ感染せんかったってことなんやろけど、
何で軍が最後は助けてくれたんかもようわからんかった。
息子役の奴が長髪で汚らしい感じで、殺されろって思いながら見てもた。
ゾンビ化したおっさん出て来た時はついおっさんを応援してもうた。
なんと表現すれば・・・・
内容的にウイルスよりもゾンビ化を表に出し過ぎてるし、主人公家族の身勝手な行動が目につき過ぎて嫌悪感を強く感じざるを得ない作品だと思う。
またカメラワークも良いものとは言えない。
三半規管が弱い人が見たら乗り物酔いを起こしかねない。
最初から最後まで中途半端な作品だと思う。
まさかの続編に驚く。
劇場公開時鑑賞。まずロバート・カーライルで驚き、そしてロバート・カーライルが、に驚き、ロバート・カーライルなのに、に驚く。
今から見ると、お姉ちゃんがイモージェン・ブーツだったり、ローズ・バーンやジェレミー・レナーがいたりするんだけど。
前作のようなインパクトはなく、設定も活かしきれてないように思えた。
28ヶ月後はあるのかないのかわからないけど、もういいかと。いやでも作られたら観に行っちゃうか。
ドイル軍曹
走るゾンビ怖い!正確には感染した人間!走る速さは陸上選手並み。免疫力のある母から生まれた二人の子供…。父は感染し母を殺す。アンディとそのお姉ちゃんを守るため、毒ガスの中に身を投じたジェレミーがかっこ良すぎた!その相棒みたいな女の人も悲しいけどかっこよかった。ドイルが決意した瞬間の顔が今までの中で一番。最後は多分、アンディから世界へ感染していったんだと思う。
ボイルとは毛色が違ったものの見応えがあった
こちらも前作と合わせ久しぶりです。
ボイルは総指揮に移り監督は交代。この時点で正直嫌な予感しかなかった続編です。
しかしながら冒頭の逃走劇はそのスピード感やカメラと、その展開に一気に惹きつけられる始まりでした。
そして今回の肝である冒頭の生存者の存在。この位置とそのエピソードはうまい。そして、それを繋いでいくのも良い。
最終的にまた、人間と人間との争いになってしまっているのはやはり悲しい。
しかも今回は感染者と人間(軍隊)、だけでなく家族というより深い闇を持っていました。
前作よりも緊張感が持続した作りで、ボイルとは毛色が違ったものの見応えがあったと思います。
流石にもう続編はもうないかなぁ、「28年後」とか期待しています。
敵は人間だ!
『28日後...』の続編らしいのですが、登場人物は違うし、設定だけもらった後日談といったところ。新種ウイルスが蔓延してゾンビ(感染者)がイギリスを壊滅状態にした半年後くらい、みんな餓死したようなんです。ここで3年間一人ぼっちという『アイ・アム・レジェンド』の違和感をすっきりさせてくれました。やがて海外にいたイギリス国民が帰国して、イギリスはアメリカ主導のNATO軍によって監視されることに・・・なかなかリアルな設定だ。
最初の主人公はドン(ロバート・カーライル)。普通のドラマのような導入部分があって、隠れ家にいる一行は直後に襲われる。妻アリス(キャサリン・マコーマック)を助けようとしたけれど間に合わず、別れ際の彼女の悲痛な表情が強烈に焼き付いてしまう。序盤はハンディカメラや細かな切り返し編集の効果もあって、めまいを起こしそうになるかもしれません。
スペインの避難所生活をしていたドンの娘と息子が帰国し、ドンに母アリスの安否を問い詰めるところからキャリアとなったアリスを発見・隔離する辺りまでの心理描写が絶妙でした。子供たちの「助けなかったの?」という言葉と忌まわしい記憶が交錯するドン。しかし、親子の確執が見ものなのかと妙な気分になるのはほんのわずか。より凶暴になった感染者があっという間に増殖する・・・。あぁ、子供たち、君たちが危険区域へ行かなければこれほどの惨事にはならなかっただろうに。
本当に怖いのは人間だ。このホラー映画の隠されたテーマを見事に活かし(というより、前面に出すぎている)、感染者も非感染者も見境なく攻撃する軍隊。銃撃だけでは飽き足らず、ナパーム弾でロンドンの街を焼き尽くすのです。さらに攻撃は毒ガス(目に見えるから、親切設計なのか?)によって生存感染者を一掃しようとする徹底ぶり。安易に核を使わなかったところが逆に恐怖を与えてくれるのです。ゾンビもそれほど活躍してなかったけど、軍隊はいったいどれだけの非感染者を殺したんだろ・・・
軍の中にも人間性を失わないまともな人間がいたことに安堵感をおぼえるのですが、クリス・タッカー似のヘリパイロット(ハロルド・ペリノー)がちょっとうざい。また、彼がヘリのプロペラで攻撃するシーンが凄まじいのです。肉が飛び散り、阿鼻叫喚の地獄絵図・・・とはいってもゾンビなのですが・・・。
【2008年1月映画館にて】
単なるゾンビ・ホラーとは完全に一線を画す社会派ホラー!!
「28日後...」の続編となる作品!!
「28日後...」もそうであったように、単なるゾンビ・ホラーの範疇では収まらぬ社会的問題意識の高さ、特に現況のコロナ禍の中でレイジ・ウイルスのあり様はその終息方法も含め、改めて問題意識を持って訴える部分が多分に感じられた。
前作がD・ボイル監督による英映画という事で、救いようの無い絶望感を感じたが、今作はスペインとの合作という事で「REC:レック』にも通じるような密室サバイバルの要素が前面にクローズアップされているような気がした。
改めて今だからこそ、色々な意味でより興味深く観る事が出来る1作。
終わったはずだった・・・
前作を初めて観た時、全くハマれなくて(笑)・・・今回のはDVDリリースされる頃にたまたま予告編を観たら興味が湧いて、いざ観てみたらすごく面白かったです! 前作を知らなくても大丈夫です! その後に前作を改めて観直してみたら・・・やっぱりハマれなかった(笑) 3作目出ないかなあ・・・。 序盤の方の「集団で避難して安全だと確認できたら街に戻り軍隊が市民を見張り新生活が始まる」今の世の中でもありえそうですよね、僕たちの場合は感染して凶暴にはなりませんが、感染したくないから凶暴性を露にする人はいますけどね・・・
カッコいいゾンビ映画になってしまったが故に
後々に残らない作品になってしまった気がする。
勿論「28日後…」は良作だと思う。
そう思ったから期待して「28週後…」を観たのだが、期待感持ちすぎたのがいけなかった。
もっと凄いのを…と、期待しすぎたからこの作品をそんなに評価出来ない。ゾンビホラーとしては低予算のワケわからん作品に比べると桁違いに完成度が高いのだが、前作が良かっただけにもうひとつ…と感じてしまうのだ。
エスカレーターを突っ走るシーン等は印象に残るが前作ほどキャッチーさを感じるシーンはなかった。
感想ほど悪い作品ではないので前作観た方は取り敢えず観ても良いと思います。
28日後の続編。登場人物は一新され、抗体を持った保菌者が現れるとい...
28日後の続編。登場人物は一新され、抗体を持った保菌者が現れるという次に続く可能性を秘めたストーリー。前回と反転してラストは不穏な終わり方。このシリーズは映像のダイナミックさと音楽が洗練されていることが他と一線を画していると思う。ゾンビの描写のえぐさとの対比が効いてると思う。
We lost control. 速感性ゾンビ
28日後...の続編ながらも監督もダニー・ボイルじゃなくなってしまえば残念なデキなんだろうなぁっと大して期待せずに観たのですが、これが意外と面白かったです。
先ず冒頭のシーンからして秀逸です。暗い中話が始まるので夜なのかと思いきや実は昼だったという見せ方も上手いなっと思いました。そして、全力疾走してくるゾンビは恐い!ロンドンの街中爆撃シーンとか見せ場も多く、前作より予算上がってそうでした。
何より出演俳優が豪華なんですよね。若き日のジェレミー・レナーは勿論の事、ロバート・カーライル、イドリス・エルバ、ローズ・バーンにイモージェン・プーツまで!特に「ハート・ロッカー」でブレイク前のジェレミー・レナーは最高にカッコいいドイル軍曹を演じています。
ともすれば、単なる駄作になり勝ちなホラーの続編を前作と違う視点にする事で面白く仕上がった本作。ゾンビ・パンデミック物ではなかなかの高レベルの作品で面白かったです。
おうち-125
『28週後』とぐぐると、
「28週後 クソガキ」と出るの、じわじわ来ます(笑)
『28日後』を見てから28日以上経ったなと思いました。
ジェレミー・レナー、ローズ・バーン、イドリス・エルバという今をときめくメンツ。
んでジェレミー相変わらずかっこよすぎな。
前作より結構バイオレンスになりました。
というのも、前作は一般人がサバイバルでしたが、今回は軍人投入されてるから。
まぁそれもそれでいいかなと。
ツッコミどころはありますが、私はそんなに気にならず。
前作のようなドキュメンタリー感は継続していて、音楽のナイスセンスも変わらず。この2要素がこのシリーズの持ち味な気がする。
血がぷしゃーとか目をグリグリとか苦手な人はすっ飛ばしたほうが。
んでかーちゃんと暗視スコープ怖すぎな😫
トラウマになりそう。
あの状況だったら、誰もがジェレミーに惚れるやろ(『パージ』シリーズのフランク・グリロとカブる)。
あーもう付いてく。ゾンビになっても食べずに、目を♡にして付いていきそう(笑)
突っ込みどころが多い!
前作28日後…は未鑑賞です。
ドイル軍曹役のジェレミーレナー目当てで鑑賞。
全体的にもやもやする部分が多かった。
パニック映画は個人的にあまり好きではないのもあるかもしれません。
良かった点…
・ゾンビが大勢で猛ダッシュで追いかけてくるのが迫力あってめちゃくちゃ怖い。
・真っ暗な中を暗視スコープで進む演出。
・ドイル軍曹が格好いい。
・ヘリ無双はスカッとする。
良くなかった点…
・冒頭のシーンでの女性の迂闊すぎる行動。
・奥さんは半分ゾンビみたいなものだから危険だし、かつ貴重な抗体でもあるのに監視や警備がしっかりされていない。
・どこにでも入れるカードは病院に忍び込む以外に生かされないし、そんなもの個人に持たせるなよ…。
・ゾンビがいるのと同じ建物に大勢の人を閉じ込める。そして感染拡大させる。
・扉が簡単に壊れる。もうちょっと頑丈にしておけよぉ!
・カメラが激しく動くからパニック感はあるけど何が起こってるのかよくわからない場面が多かったし、単純に見づらい。
登場人物が絶望的展開に持っていくための装置にしかなっておらず、不自然な行動が目立ちました。
感情移入も私にはできなかった。奥さんはかわいそう。
冒頭のハラハラ感とジェレミーレナーは良かったです。
怖さより辛さ
失ってしまったものはもう元には戻らない
あの時もっと何かが出来たんじゃないか
もっと慎重にならなければいけなかった
後悔しても過ぎてしまったことはどうにも出来ない
今から前に進まなきゃ
生きて行くために乗り越えなければ
現実の世界も報道や風評で大勢の人が流されて
間違ったものの見方になってしまう事があるだろう
コレもまた感染と変わらないのかも
一人一人は微量でも数が増えれば為替だっていくらでも変動するだろうし巨大デモからクーデターに発展するかも知れない。
人が人でなくなった時
動かなければ仏
動けばそれは鬼だろう
あまりにも鬼が多い作品でした
ややボーゼンとしてしまいます。
"ちゃんとした"ゾンビ映画に
ゾンビ映画という概念を覆し、ドラマとして見応えのあった前作から一変、ドラマパートはそこそこに大真面目なパンデミックホラー、要するに「ちゃんとしたゾンビ映画」と路線変更した模様である。
前作に度肝を抜かれたファンからは不満も漏れそうなテーマとなったが、ゾンビ映画としての怖さ、グロさ、アクション等は非常に完成度が高い。スプラッタ表現や、もはや定番と化した走るゾンビの恐怖感や疾走感は唯一無二といっても良いくらいの領域だ。ヘリコプターのプロペラで複数のゾンビを切り裂くのはゾンビ映画の歴史における名シーンの1つだと思う。
予算アップにつき映像的な凄さは前作よりも圧倒的に上回るが、ドラマ部分はやはり前作には及んでいない。興行的にはイマイチだった理由も恐くそういった事だろう。だが、主演のロバート・カーライル初め、重厚感のある役者を揃えている為、安っぽさは感じない。家族を救う為に奮闘する姿にはやはり心を打たれるし、自らを犠牲にして子どもを助けた兵士(何を隠そうあのジェレミー・レナー!!)全員に感情移入ができるように構成されており、テーマこそ王道になったが、上手くホラーとドラマを配合できていると思う。かなりメジャーなスタジオでも見かけるようになった役者陣の若かりし頃の菅田も楽しめる。興行的な事を考えれば続編の可能性は低いが、やるならば相当な工夫が必要となるだろう。
カメラワークにドキドキ
てっきり昔見た前作のオンエアかと思って観たら続編じゃないか。ダニーボイルじゃないじゃん。なんだよー、でも一応観とくかと思って観賞。
案外面白いじゃない。
子供は救われないとね、って思うけどね。そんなに甘くないのね。あのパパの子供達にしてはすごくサバイバルできてたのにね。ビビりで間抜けなパパ、ロバート・カイライルはまってるな。
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