「彼らはその職業を選んだ。若手記者の使命感に心打たれる。」大統領の陰謀 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
彼らはその職業を選んだ。若手記者の使命感に心打たれる。
国のトップの犯罪
それを追い詰める記者
事件は1972年に起こり裁判へ
そして映画は1976年に公開された。
世間の熱量の醒める前の素早さ
衣装も車も何もかもがその時代
見るべきところは時代
政治家の金、巨大な力
国民の意識、自由の意味
新聞記者の使命感
架空の物語では無く実際起こった事件。高く厚い壁の事件に、どこのメディアも諦めたが、最後まで諦めなかったワシントンポストの若手新聞記者のジャーナリストとしての使命感と、彼らを捨てず支えた社の方針があった。世界ではどうなのか知らないけれど、現在の日本では「コタツ記事」というものが存在する。これは自分で取材をせず、他者の記事やネットで調べた記事に自分の意見を書いたもの。他者の記事を参考にし、写す時点で終わっているが、妄想の様な嘘記事が出回る今の世は、偽または本物のジャーナリストの信頼性と誇りを失う結果でもあるように思う。映画の中の彼らの信念に沿った行動は、失いつつあるジャーナリストの使命感の意味を改めて考えるキッカケにもなると思う。
日本の政界でも絶えない金の問題。
これをさばけないのは何の欠如か。
見どころは使命感
本物の記者の姿
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