HERO（2007）のレビュー・感想・評価

キムタクだ〜〜
確かにキムタクは何やってもキムタクだけど、
それでもいいのだ〜

久利生と裁判官の「静かになりました」「静かに、なりましたね」のやりとり好き。

役者もストーリーも、色々好きだし良作だと思う。ここまでくるのが長かったから、ラストは赤面してしまう。

ただ、何度観てもイ・ビョンホンの必要性が分からない。本当に話題性のためだけなんだろうなぁと思えて、そこは興ざめ。

テレビでやっていたので久しぶりに観ました！
おそらく2・3回は過去に見ているけどそれでも面白かったです。
まず東京地検城西支部のあの独特の雰囲気が面白い。それぞれキャラクターが立っているのにチームになると途端に結束が強くなる関係性が魅力的です。
そして何よりブレない利生公平＝キムタクがカッコいい♡
タモリやイ・ビョンホンがゲスト出演している他、脇役１人１人のキャストがとても豪華です。
自分を貫き一生懸命仕事する姿はどんな仕事でも惹かれるなぁ。

登場人物のキャラクターが面白いし、ストーリー展開も脚本がとてもよくできていて見応えありました。
松本幸四郎さんと松たか子さんの親子共演、タモリさん、イ・ビョンホンさんなどキャスティングも凝っていて楽しいです。

　"HERO（映画）" シリーズ第１作。

　"土曜プレミアム" で久しぶりの鑑賞。

　テレビドラマ（第１シリーズ、SP）は視聴済みです。

　どんな事件もとことん調べる久利生公平のスタイルは、一見型破りながら強い信念に基づいた行動であるが故に、他者の心を惹きつけて次第に影響を与えてしまうことは不可避。
　そんな久利生に最大のピンチが訪れるのが見どころ。決して諦めず、わずかな可能性と手掛かりから事件の真相に迫っていく姿が胸アツで、木村拓哉の当たり役だと改めて思いました。

　個性豊かな城西支部の面々が揃い踏みし、安心して観ていられるのもいい感じ。息抜きと引き締めの塩梅が絶妙でした。
　久利生と雨宮の恋も気になるところ。想い合っているのになかなか踏み出さないもどかしさ…。ラストに胸キュン！

※修正（2023/03/12）

ドラマは未視聴。
でも、それぞれキャラが立ってて(映画ではあまり活躍しないものの)おもしろかったです。
スピンオフ的に主役二人以外の日常を観れて、ファンは嬉しいと思います。

ドラマを観てたら数倍おもしろいと思いますが、未視聴でも大丈夫でした。

弁護士の話は苦手なのであまり見ないのですが、ドラマだけで言うと、リーガルハイやリーガルＶの方が事件の内容的にもおもしろい。

今回の事件は、小さな事件が実は大事件に絡んでいたというどんでん返しがありましたが、やはり地味かな。

ラストでびっくりの萌えシーンが来たのは嬉しかったです！グッと観客の満足度引き上げたと思います！

あと、韓国行く必要あるかな…？と思いましたが、超カッコいいイ・ビョンホン見れて女性の満足度爆上げでした！

＜ノーカット＞

地上波で見た。人気テレビドラマの映画化で、キムタクが主演。まあまあ面白い。2007年の邦画なので、古さ(携帯がガラケー)を感じるが、出演者が皆若い・・

　TVでは第一回の放送を見たきり、まったく見なかった。考えてみると、最近のミステリー小説、TVドラマでは割と多くなってきていますけど、昔は推理小説といえば私立探偵、刑事、弁護士が主人公であることが定番だったような気がします。高木彬光の霧島三郎、和久俊三の赤かぶ検事、夏樹静子の女検事霞夕子等々、法曹界の仕組みや捜査の緻密さなど、随分勉強になりました。この『HERO』においては、被害者や遺族への配慮も大きく、被告に対しても思いやりが感じられました。

　検察という職場があまりにも明るく和やかなムードであるのはリアルではないと思うのですが、今作品のゲストである元検事（松本幸四郎）の語る「事務的」というキーワードが検察の実態を言い当てているのでしょう。一人の検事が膨大な事件を処理する中で生まれてしまう冤罪事件・・・これにも困ったものですが、舞台となる東京地検城西支部の面々のように真剣に取り組んでくれるといいですよね。

　TVレギュラーとスペシャルを見ているとわかりやすいんだろうな～と思ってしまう、今作品。さすがに中井貴一のキャラが掴みにくい。基本的な事件は傷害致死事件と森田一義演ずる大物政治家の贈収賄事件。刑務所のベッドで余生を過ごす中井貴一の面会は、韓国の特別ゲスト、イ・ビョンホンよりも時間を割いていたくらいだ。こうした構成は、やはりTVスペシャルの域を出ない。単体で映画らしく仕上げるならば、被害者の婚約者の心理描写やタモリとの確執部分を映像で工夫するとか、色んなことが考えられるだろうに・・・

　映画のダイナミックさこそ味わえなかったけど、俳優の演技だけは安心して観ていられた。やはり松たか子は上手いし、中井貴一は存在感があるし、八嶋智人には笑わせてもらった。随所にカットインされる天秤を持つ女神像と効果音によってトリビアの泉を思い出してしまいました（最近見てない）。『ジャンゴ』を観た直後だったので、香川照之、田中要次、石橋蓮司が登場すると、余計なことまで想像してしまいました。

観たことがあると思っていたものの、多分観ていなかった(笑)第1作目！！

やっぱり好きなこのメンバー！＋豪華すぎやしませんか！！？？すごいっ！！！

言葉の応酬、テンポ感がやっぱりすごく面白いし、見ていて痛快。
それに、城西支部のメンバーの愛らしいキャラクターは本当に魅力的☆

そして、中井貴一さん。
中井貴一さんの存在感にはただただ脱帽。
泣きました。

さすが抱かれたい男Ｖ１４。

ドラマシリーズ見てないとちょっときついかもしれないけどほんと見てほしいです。
最後の１０分くらい息するの忘れるくらい見入りました。
タモリさんも出てきます。イビョンホンも出てきます。

「クヨジャノッチジマセヨ！」このワードに注目。

映画評価：45点

この独特の世界観？制作観？は、いつ見ても面白いですね

ただ映画の割にはスペシャル感はとくにありません、まるで2時間ドラマみたいでした

それでも松親子が共演したり、タモリが出演したりしたのでキャストはとてもスペシャルでした

あとはドラマみたいな雰囲気のままハッピーエンドでした

【2015.10.9鑑賞】

本当に何から何までセンスがいい製作陣ですね。キャスティングもそうですし、ドラマ当時からある空気感と題名と、なにからなにまで抜群にいい。
法廷で事件の概要を話すシーンは何度見てもグッとくる。国仲さんの表情とかやばいです。
木村拓哉の自然体は多分、役じゃなくてもあんな好い男なんだろうなと思わせる。期待される当たり前な状況で、その期待に応え続けるスタッフ&キャスト。ドラマ、スペシャルドラマ、映画とシリーズ通して歴史に残る名作やと思いますね、はい。
だって熱くなるもの。グッとしてジーンとして笑顔にもなれますもん。

2007は8年前だけれど、この古さ、時代遅れな感じがどこから来ているのか不思議。イビョンホンが出てる

現在放送中のドラマ第二弾を見て、好きになり第一弾の前作をみて予習してから鑑賞しました。

感想としては、面白かったです。普通に。ドラマの感じを2時間に延長したような作品ですが、テーマが明確でわかりやすく、出演者も豪華でしたね。

また、くりゅうと雨宮の恋は、不器用過ぎて良かったですね。ドラマ版では、あまり進展なく終わったのですが、最後にあの演出を持ってくるあたり、良かったですね。ただ、あの感じで雨宮は今やってる2弾目の中に絡んでこないんですかね？

後1話残すのみですが、気になります。笑

最高傑作です。何度でも観れます。

日本中は思いろかったと騒いでるが、脚本や内容など極々ふつうのドラマ
キムタクだからって関係ない
キャストはいいが監督や脚本がだめ！
見ててストーリーに意外性や起承転結の幅が狭すぎ
たしたことのないドラマ

名脇役お見事！って感じです。
小日向文世さんも阿部寛さんも八嶋くんも。
そしてなにより児玉さんかっこいい。

★が一つ足りないのは、せっかく
友情出演してくれたんだから、
もっとカン検事を出すべきでないかしら？

台詞は二言くらいしかなかったにも拘らず
存在感抜群。
ふって笑う感じが男前すぎますね。

レギュラーテレビ放送の１１話すべてと昨年７月に放送された特別編が、視聴率３０％を超えたと言うドラマの映画化。

前回のレギュラー放送から実年月で６年の時を経ているわけですが、物語上も６年経過しています。この６年と言う時間が経過しているにもかかわらず、東京地検城西支部のメンバーに全くの変更はありません。あまり小さいことはいいませんが、検事は国家公務員なので、実際にはありえないことでしょう。まぁ、メンバーが変わってしまっていたら物語は成り立たないと言えますが。

今回の話題の一つが、イ・ビョンホンの出演。韓国検察庁の敏腕検事を演じている訳ですが、実際の出演シーンはほんのちょっと。セリフも、ほんの、一言、二言です。もう少し出番があっても良かったんじゃないかと思います。一応、物語の重要な手がかりになる訳ですが、韓国に行くのを無理にストーリーに入れたとも言えなくも無いかも知れませんね。って言うか、決まったのは、韓国が先か、イ・ビョンホンが先か。

ストーリーは、普通の傷害致死事件であったはずが、被告が収賄疑惑のある代議士（森田一義）のアリバイを証言していることから、簡単な事件が代議士の疑惑解明への入り口へと一変します。しかも、事件の被告の弁護士は刑事事件無罪率日本一と言う超大物弁護士蒲生一臣（松本幸四郎）。そして、指揮権発動により捜査を止められた東京地検特捜部が首を突っ込んできて、簡単だったはずの傷害致死事件が、政界疑獄と絡み合って、複雑な様相に・・・。とは言っても、この手の話では比較的オーソドックスな、内容ではないでしょうか。

実は、昨年７月に放送された特別編が実は今回の伏線。特別編で事件と絡んでいた代議士が、今回の疑惑の代議士です。それ以外には、その特別編との接点は無いのですが、特別編で出ていた中井貴一と綾瀬はるかも出ています。

どうでも良いですが、今回対決する蒲生一臣弁護士の事務所は、東京駅となりのパシフィックセンチュリープレイスにあるようですね。そういえば、蒲生弁護士と久利生と雨宮が初めて会うシーン。久利生が雨宮に「知ってる人？」と聞いたら、雨宮が「全然。」と言っていましたが、あれは、狙いでしょうか？（松本幸四郎は、松たか子の実の父。）

今回のHEROへのフジテレビの力の入れ方は、尋常ではないですね。『めざましテレビ』では、公開前の１週間企画モノのコーナーをやっていましたし、公開前日に至っては、木村拓哉と松たか子が、フジテレビジャック？　朝は『めざましテレビ』から始まり、夜は、基本的には音楽番組であるはずの『僕らの音楽』に出ていましたからね。まぁ、レギュラー放送でアレだけの実績を誇っているので、こける訳には行かないと言うことなのでしょう。あ、それと、木村拓哉が使っていた携帯は、CM契約の関係から、FOMAのF703iか、F704iでした。

驚いたのが、HEROの公式サイト。所属タレントの肖像権には異常に厳しいジャニーズ事務所ですが、木村拓哉の写真が出ています。これは、ビックリですね。それと、宣伝番組で、何かと話題とされている久利生と雨宮の関係ですが、まぁ、アレだけ囃せばね。想像の通りの結果と言えるのではないでしょうか。

今回、異常なまでに力を入れたフジテレビですが、関係者の首はつながったと思って良いんじゃないですかね。

総合：70点
ストーリー： 65
キャスト： 75
演出： 65
ビジュアル： 70
音楽： 65

　数多くの豪華俳優陣。全体的な物語とかはそれなりでした。最後の裁判の場面はいいけれど、途中は何か普通の平日の夜九時くらいにやっている軽いテレビドラマを見ているよう。

　しかしテレビドラマ版を見ていないので、この映画だけを見ると過去の話の部分がわからなくて物語が中途半端に感じる。それに、いわば自営業の弁護士ならばともかく、木村拓也演じる検察庁に雇われの主人公の検事が服装だけでなく態度もあまりにも検事に見えなくて違和感がある。とても法律問題を扱うようには見えない軽さが映画の途中まで少し気になった。

さすがキバヤシ。
週間マガジンの全盛期を支えた人間が
スタッフに入っているだけはある。

それぞれのキャラクターも確立されていて
誰が見てもわかりやすい作品です。

お金がかかってない映画でも楽しいものは
楽しいです。