「一級品の戦争ドラマ」第十七捕虜収容所 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
一級品の戦争ドラマ
つい数年前まで二流役者だったホールデン先輩がサンセット大通りで大躍進を遂げここでオスカーを受賞しました。
題名とあらすじからシリアスな戦争収容所ものと思いがちですが、ジョニーの凱旋を印象的なテーマ曲に使った先生独壇場の男の友情ドラマであり、陰鬱さはありません。
深夜の告白、失われた週末、地獄の英雄に続いてここでもアンチヒーローが主役となったので、当初考えていたCヘストン先輩では似合わないと判断し、渋るホールデン先輩を持ってきたそうです。
終盤、ジョニーの凱旋の合唱シーンは極めつけの名シーンです。
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