インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国のレビュー・感想・評価
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絵空事の楽しさを満喫
私は以前、本シリーズの前3作の内、どれか一作を観ているが、その時はストーリーの退屈さにいたたまれず鑑賞を途中放棄した。その記憶がまだ消えていないだけに、先日、どしゃぶり雨の中を映画館に向かう足取りは必ずしも軽快ではなかった。だが、今回の作品は文句なく面白かった。偶然が偶然に飛び火してメラメラと展開してゆくストーリーは、ゲーム感覚のように愉しく心地よかった。時代設定が米ソ冷戦下の1957年だけに、ソ連、つまり敵国の指揮官が思い切り冷徹に冷酷に描かれている。かの国の現在の最高権力者の、血も涙もなさそうな顔を彷彿とさせるところもいい。
このシリーズには疎い私だけに、隣席からささやかれる「インディは蛇が苦手なのよね」なんていうサイド・インフォメーションも嬉しかった。こうして、苦手を蛇に限定して「インディは、ホラ、完璧だけど、でも愛嬌もあって人間的で怖がりでなかなか可愛いとこもあるでしょ」と観客をクスグるところが、良くも悪くも米国映画らしい。人心掌握が巧みでもあり、それがみえみえでいやらしくもある。不思議だったのは、精鋭を集めた筈のソ連兵たちの速射砲からあれだけの弾丸が繰り出されたのに、インディ側の誰にも一発も命中もかすりもしなかったことだ。ありえないことだが、絵空事のストーリーは、ありえなければありえないほど楽しめる。今回は、雨の中を出かけた甲斐があった。帰りの足取りは宇宙人のように軽かった。
肝心のお宝があれじゃあなぁ~・・・
もちろん期待して観たせいもあるだろうが、正直言って肩すかしを食らった感じだ。大まかなストーリーラインについては文句はないが、追い求める物が魅力的じゃなかった。キリスト教関係じゃないのは、由来がぴんとこない日本人としてはありがたいが、2作目同様おもしろさに欠けた。また、核の描き方にも不満がある。シュワちゃんの「トゥルー・ライズ」の時にも感じたことだが、アメリカ人の原爆の怖ろしさの理解度が低いことが悲しい。あれ位で影響は無いと考えているのだろうか? 全くわかっていない。だから、2発もよその国に落とせるのだ。たとえ、娯楽作でも許されない描写だと思う。私としては、3作目「最後の聖戦」が一番好きだ。
カレセンパワー全開
アクションは、年老いたインディーだけど
見ごたえはかなり有り!!
最近のアドベンチャー系の映画がすごすぎて
ちょっと物足りなさがあるかもしれないけど
それがなんだぁ~!!
インディ・ジョーンズが復活してくれただけで
いいじゃないかぁ~!!(笑)
共演者もGOODでした♪
王道
大ファンでなく、全編観ていないですが、、先行でみました(^―^)
映画館でみたい映画だと思います。
素晴らしいサクセスストーリーです。
結局は何でもうまくいくような気持ちになれます。
ハリソンはやっぱりかっこいいです☆
インディアナ・my・ラブ…ーフ。
最近、中高年俳優の頑張り映画が群をなしていて楽しい。
「ロッキー」「ランボー」シリーズ。
もうすぐ死を迎える二人の爺さんのロードムービー等々。
だから今作は「出来としてどうの」というよりも、
ただ映画ファンとして嬉しい限りなのだ♪お帰りなさい!
予告で何度もスピルバーグに「みなそ~ん、コニチワ。」
と、声をかけられたからという訳ではないけれど^^;
ハリソン職人時代からのファンだ!というのでもないけど、
やっぱリあの音楽を聴くと胸が躍る。。素晴らしいなぁ~
ジョン・ウィリアムズ。名曲だと思う。ワクワクするもん!
この作品にはこの音楽!なんていう確信犯的テーマ曲が
今の映画達にはあんまり見当たらないのが寂しいな。。
で、老いたハリソンのインディですが…。
正直、歳は隠せないですけれど^^;カッコ良かったですねぇ。
姿勢がいいので、見劣りはしてないです。正面から見ると、
あぁ~ズボンのお腹から下半身にかけての穿き姿勢が少し、
違うかなぁ~(いちいち細かくてスイマセン)でしたけれど、
アクションもほとんど自分でこなしたというし、頑張った!
…もうそれだけでいいのだ。演技力はあるんだしね。
老いた、といえばもう一人。マリオン役のカレン・アレン。
彼女も素敵でした!相変わらずチャーミングで無鉄砲!!
息子が彼…(S・ラブーフ)っていうのは笑えましたけど^^;
いや、ラブーフの顔がどうのと(言ってますけど)言うのでは
ないですけれど、あの登場シーンは何じゃいな!?
「乱暴者」のマーロン・ブランドを真似たのは分かるけど、
ぜーんぜん似てない。似ても似つかない。何で彼が!?(爆)
当時のブランドの真似が出来る俳優なんていないでしょうが、
にしたって…。ハイ、さすが遊び心、満載ですね。
とにかく製作者&監督、俳優たちが楽しんで演っているのが
こちらにも伝わってくるんで、どこかで観たことあるような
展開も(19年間に、いろいろ作られたんだから仕方ない)
一昔前のテンポでゆったりと見られるアクションも、楽しい。
まだまだ彼らには頑張ってもらいたいです!期待してます。
(御歳65歳。まだまだイケる。パートナー、あのアリーだしね^^;)
村井国夫じゃない!
ストーリーとかの批評は他の人が書いているので、そちらに譲るとして
レイダースからジョーンズ教授の声は村井国夫で決まり、と思っていたので
当然そのつもりで劇場に行きました・・違っていた。
今回の声優さんも別に悪いわけじゃないけど、僕の頭の中ではハリソン=村井
だったのでちょっとがっかりです。マリオン役は土井美加、土井さんのマリオンも
割とテレビの吹き替え版ではおなじみですが(DVD版も土井さん)
個人的には昔担当した、戸田恵子が良かった、そう村井、戸田の吹き替え版が最高と思っていたら、今日(6月22日)の日曜洋画劇場ではこのコンビだった! 懐かしい
お話にはいろいろ批判あるけど、こんなに年月たっても続編見れるなんて幸せです、ですがラストの感じだとこれで完結っていう最後でしたが・・また何年かたって新作が製作されるのを待っています。 ジョーンズ教授よ永遠なれ!
王道復古の冒険活劇
確かにハリソン・フォードは年を取ったかもしれないが、
インディジョーンズシリーズが持つ世界観、娯楽性、爽快感は健在だった。
冒険始まり→何か出てきそう→突然のピンチ→ギリギリ助かる
→最後はハッピーエンド。
スピルバーグ、ルーカス、そしてハリソンといった鉄板コンビが組めば、
そんな王道パターンが19年経った今でも通用することを証明してくれた。
普段の生活でストレスがたまってる人は、
インディを見てリフレッシュです!
温故知新の大冒険!
エリア51,ロズウェルとくれば,オチは想像つく。
まるで「Xファイル」でも,
トンデモ系B級テイストが,
このシリーズの持ち味だから許容範囲。
「レイダース」の進化版と見れば納得。
単純なストーリーなのに,
複雑に見せかけているから目的が霞んでしまっている。
インディが不死身すぎ。
などのツッコミはありますが,
近接戦闘メインのアクションが迫力満点で,
不満を消し去ってくれました。
危険の中にも遊び心があって笑わせてくれるし,
観ているだけで,めっちゃ楽しい。
冒険アトラクションを満喫。
インディと,マリオン&マットの関係に,
嬉しくなる設定が用意されているし,
ケイト・ブランシェットが演じるイリーナ・スパルコは,
威厳たっぷりの存在感で,かっこいいし,
なにより,
ハリソン・フォードのタフガイぶりが健在で感動。
まだまだ世界を冒険してほしいな。
新しい三部作を作ってほしい!
何とも、無節操!
前作から、19年!主演のハリソン・フォードは、7月で66歳!!だ、だいじょうぶなのか~?!“爺さま・ジョーンズ!(^^;”…などと陰口叩いていた吾輩も、予告編などで、あの『♪タ~ッタタッタ~♪(“レイダース・マーチ”!)』が流れてくると、『おお、やっぱり楽しみだ!』と、無節操な願望を抱くようになり、先行上映に行ってまいりました。全世界待望のシリーズ最新作。果たして、その仕上がりや如何に?
映画の前半は、非常に楽しめました。あの懐かしい匂いのする“インディ・アクション”満載で、更にお得意の謎解きも冴えわたり(但し、冴え過ぎで少々ついていけなかったり…)、『おお、インディ健在!』と、ワクワクしながら観ておりました。しかし、ある時点(具体的にはインディとマットが、イリーナに捕らわれたあたり)から、ストーリーがグダグダになってしまったような気がします。そう、確かにこのシリーズはこれまで、荒唐無稽なストーリーが展開されてまいりましたが、本作では、それがあまりにも荒唐無稽すぎる!何ぼ何でもそこまでやると、無節操でしょ!!と吾輩は感じてしまいました。冒頭で“エリア51”ネタが出てきたので、『ひょっとして、そういう話に持っていくのかな?』という予感はしていたのですが、コレはチョットね~。あんまり言うと、ネタバレになってしまいますので控えますが、『インディ・シリーズでそこまでやるのは、反則ちゃうか?』と思ってしまいました。まあ映画の設定自体が、第2次世界大戦後になっています(前3作は、すべて戦前が舞台)し、コレまでとテイストが異なるのは仕方ないとは思うのですが…。この辺り、皆さんはどうお感じになりますでしょうか?
ただ、アクション・シーンは、前述しましたように“懐かしい匂い”のする斬新なモノが満載で、とても楽しめました。この辺りは、スピルバーグの面目躍如と言った感じですね。細かいところを気にしなければ、この夏の“No.1アクション大作”として、充分満足出来る作品に仕上がっていると思います。吾輩世代はモチロンですが、若い人たちにも是非ともご覧いただきたいですね。前3作を知らなくても、内容は理解出来ます。でも余裕があれば、チョットでも予習をしてから観られることをお薦めします。その方が、より“インディ・ワールド”を楽しめます。
心配しておりました、“ハリソン・フォード高齢化に伴う悪影響”っていうのは、観ていてそんなに感じませんでした。むしろ逆に『60代の(タダの)大学教授にしては、強すぎる(^^;』ってくらい、ソ連の軍人と互角にやり合っておりました。あり得ん!コレもある意味やりすぎ(^^;。あとシャイア・ラブーフ君は、頑張ってましたね。あ、彼の役どころは、皆さんご想像通りの“アレ”です。劇中、意外にもアッサリその事実が判明しちゃいます。『え~!そ、そんなアッサリ~!!』って、吾輩ツッこんじゃいました(^^;。でもこれなら、まだまだ続きが出来そうですな(汗)。
宇宙人が出る必然性
今回のお宝(宇宙人)で批判的な感想をお持ちの人もいるかもしれません。
でも忘れてはならないのは50年代アメリカはUFOブームと宇宙人襲来のイメージが溢れた時代でもあったということです。
フィフティーズは第三次世界大戦がもし起こりえるならば原爆水爆が使われてしまうという地球的危機感を最初に持った時代であるのです。
ソ連以外に宇宙からの警告、恐怖もアメリカの深層心理にあったのかもしれません。
最後のイリーナの台詞「全てが見たい」。
そして彼女がまるで原爆で焼かれたマネキンのように目から火を噴くようにして消滅したあの場面。
あの時の宇宙人の怒ったような表情は地球人に対しての警告なのかもしれません。
ネバダでの原爆の描写がやけにリアルなのもここに繋げるためかな?
ともかく今回のインディー、50年代アメリカ雰囲気が満載!!
その中での宇宙人なので私はとても納得!!
いまいち
噂でも何度も書かれてましたが、脚本に悩みまくった跡が見て取れますね…
場面もつぎはぎ感がアリアリ。
「宇宙戦争」「ミュンヘン」といい仕事してたスピルバーグ組も
ギクシャクしてますな。
やっぱりキャスト総出演のお祭りにするぐらいが良かったかも。
ショーン・コネリーも残念。
でも、シャイア・ラブーフはなかなか良かった。
フェンシングシーンは今作屈指の名アクション。
年齢設定からしょうがないんだけど、1950年代という設定に無理があるのかも。
1950年代にロマンを求めると、ああいうお宝になっちゃうのかね。
ランボー4あたりと同様に、面白かったけど作らなくてもよかったのでは…
という気になってしまいました。
祭りです
いーですね。
古典的な演出満載だし、さほど目新しいアクションもない。
シリーズどれを観ても感じる「シーンの継ぎはぎ感」は健在。
多分来年くらいにはまた記憶が混乱すると思う。
がしかし手に汗握る展開は期待通り。
向こう見ずなワンパク感溢れるラブーフ君には期待しちゃいます。
是非続編作って欲しいもんです。
メインキャストたちの軽快な絡みが面白かったし、老けたハリソン・フォード見て自分も歳をとったもんだと認識。
エンタテーメントなのに妙に感慨深かったなぁ。
二作目以外は毎回タブーな品物探しに行くけど、個人的に今回の探し物はどーかと思う。
ま・・・お祭りだからいーのか。
残念
前半、バーでの喧嘩や車とバイクのカーチェイスのシーンは、古き良きアメリカ風で、楽しめました。よかったです。
CGもすばらしかった。
でも、後半のストーリー展開はちょっと。。。
あとは、原爆実験のシーンをいれる意図がわからない。
製作者はかなり無知な人たちなのか。。それとも逆に原爆の被害は大したことはないという、大衆に対してのプロパガンダなのでしょうか。
せっかくいい部分もあった映画なのに見た後では後味の悪さが残りました。残念です。
家族揃って楽しめる内容だが?・・・
内容については多くのみなさんがいろいろな意見をお持ちのようですが、誰も気が付いているようでいないように思える事が、前三部作と全く違うのが映像です。スピルバーグがお気に入りの銀幕残しの映像:オープニングシーンから残念・・ ヤヌス・カミンスキー撮影によるビデオ録画3倍速の映像です。トム・クルーズ主演、スピルバーグ監督「宇宙戦争」をご覧になったみなさんもお分かりでしょうが映画館で観ても場面によってはザラザラ、ギラギラ古いフィルム映像のよう。まあ、「宇宙戦争」はともかく「インディ」シリーズだけはもっと輪郭のきれいな元気な映像にして欲しかった。スピルバーグは今回だけは ヤヌス・カミンスキーに前作のイメージを壊さないために映像に注文をしたそうだが、「それは無理な注文」がんばって前作に似せてはいるものの、やはり要所要所に3倍速の画像。出演者の年齢や、あらが目立たなくて良いのかもしれないが、そこは観る方も分かっている事。何か使えない理由があるのかも知れないが前三部作の撮影ダグラス・スローカムさん復帰出来なかったものか残念でならない。これだけお金、テクノロジー(前三部作しのぐ)も使っておきながら「この映像は無いだろ!!」スピルバーグさん、そろそろ、ヤヌス・カミンスキーの撮影を終りにしてもらいたいものです。(スピルバーグ印は大きな作品が多いから)
インディ・ジョーンズも歳を取りましたね。
『インディ・ジョーンズ』19年ぶりの復活。今年は、ランボーといい、インディ・ジョーンズといい、20年近い時を経てからの復活が多いですね。正式公開は来週からですが、先行公開の今日、見てきました。
舞台は、第二次世界大戦が終結して、東西冷戦が激化しつつあるころ。ロズウェル事件から10年が経過していますが、そのロズウェル事件への関連が疑われているエリア51が物語の冒頭のシーンに登場しています。また、アメリカでは、マッカーシズムは終焉していますが、まだまだその後遺症がある事が、ジョーンズがFBIに疑われるところで描かれています。そう言う時代背景を理解すると、この物語の理解がより一層深まると思います。って言うか、国内の重要軍事施設にあんなに簡単に敵の侵入を許していいのでしょうか?
インディ・ジョーンズも歳を取りましたね。インディ・ジョーンズシリーズといえば、度肝を抜くようなアクションシーンですが、この作品ではアクションはちょっとイマイチ。歳も歳なんで、まぁ、仕方ないですかね。しかし、そう言う意味では、ちょっと物足りなさ(寂しさ?)を感じました。
この手のシリーズモノの常套手段ではありますが、これまでに過去の作品に出演している俳優が出演し、過去の出来事から、現在に物語を膨らましています。シャイア・ラブーフが、その過去とのつながりを示す役どころになっています。過去の作品は、見ることには見ているんですが、内容の細かいところはすっかり忘れてしまっているので、何でこの人が?と言うことが分からなかったです。前の作品を見ておくと、その辺がスッキリすると思います。
そんなにド派手なアクションも無く、かと言ってハラハラドキドキのサスペンスも無く、裏切りはあるんですがどうもキレがイマイチ。そしてラストも、ぬるい予定調和的なハッピーエンド(?)であったので、何となく物足りません。もう少し派手なアクションとハラハラドキドキのサスペンスを期待していたんですが。ちょっと、ほんわかしすぎと言うと、言いすぎかな? ここに至るまで、かなりの回数、脚本を書き直したらしいので、話のエッセンスの全てを取り込んで角が無くなってしまい、結果的に話の刺激がなくなったのかも知れませんね。
おじーちゃーん!!!!!
荒唐無稽にも程がある!(笑)
元気過ぎだろお、おじいちゃん!
何ですかこの滅茶苦茶な展開!
アクション運びの無理矢理感も、それを凌駕する笑いの織り交ぜ方も天下一品!
ああ、そうだったな、昔僕らが観てきたアクション映画って、あんなだったんだよなあ…と懐古的な気分にもなったりして…
これ観ながら思ったのは、最近のアクション映画はアクションに理由や説明くっつけて正当化しながらやってる雰囲気がある(批判じゃないスよ)。でもこのシリーズって、このゴリ押しあっての破天荒なアクション展開だから生きてくるんスね!
そして最後のとんでもない終わり方!バカにしてるのか本気なのか…
いっや~、堪能させてもらいました!!!!!
それと、ケイト様、貴女のあの怪演は只事ではないです…脱帽しました!
『ハムナプトラ』も『ナショナル・トレジャー』もここから始まった・・・
5日代々木体育館試写会にて。世界での興行収入が5億ドルを突破しただけあって、老若男女、気楽に安心して楽しめる作品だと思います。子供を連れて行くにはもってこい、今年の夏の興行収入は「インディ」と「ポニョ」が張り合うのでしょうが、何を見ればいいか迷っている方にはオススメしたいと思います。
本作を見て新めて思ったのは、27年前に作られた「レイダース」の作品の出来が素晴らしく良かったこと。つまり、「レイダース」を当時に見たとき以上の興奮の感動が本作で得られるかどうかは疑問です。2作目の「魔宮の伝説」の出来はイマイチですが、本作の私の評価はどちらかというとそちらに近い気がします。勿論、現在公開されている他の作品と比較すれば二重丸の合格点!ただ、本作が気の毒なのは、過去の作品が素晴らしすぎる(*「最後の聖戦」も面白かった!)のと、スピルバーグ&ジョージルーカスに対する観客の要求が、目が肥えてきたために益々高くなってしまっていることです。「スピルバーグ&ジョージルーカス」はその名前だけで既にブランド化してしまっており、多少のことでは観客は満足しない。これは宮崎作品についても同じことで、監督が好きで過去の作品に思い入れがあればあるほど、新作には辛口になるようなものです。
来週から旧3作がテレビで放映されるとのことなので、見ていない方は勿論、はるか昔に見た方も見直しておくとセリフの楽しさが倍増するかと思います。しかし、ハリソン・フォードは老けた・・・、65歳で戦っているのだから見上げたものですが、次回作を作るならばジョージ・ルーカスも急いだ方がいいかもしれません。
余談ですが、昨夜の試写会会場の入り口が駅に近い原宿口ではなく渋谷口にした点はいただけない。どうでもいいような十数人の3流セレブを迎える為にわざわざセットを原宿口に組み、6000人の観覧客をそこから10分弱かかる裏手の渋谷口に回すとはどういうことか?雨の中、来てくれた客に対する敬意や客の導線、利便性も全く無視、そこにはホスピタリティーのかけらも無く、22時を過ぎた雨の中、非常に不愉快になったのは私だけではないと思います。映画会社には猛省を促したいと思います・・・。
落胆。ひどい映画です。
私は大のインディファンであります。レイダースから劇場で鑑賞しており、この上なくインディを愛しています。そんな私の大きな期待をこの映画は簡単に裏切ってくれました。間違いなく今年最悪の映画だと思います。
巷のスポーツ新聞でインタビューも取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、原爆のシーンは非常に不愉快です。14万人以上の日本人がこの爆弾で命を落としているというのに、この描写は全く配慮にかける今の高慢なアメリカを象徴するものだと思います。あの手この手で宣伝するんでしょうが、日本人として、この映画が日本で成功するのはどうしても我慢できません。
ラストも映画史上、語り継がれるであろう陳腐なものです。これまでの3作で使われてきた奇抜なアイデアを集めたアクションシーンはどこに行ってしまったのでしょうか?どこかから持ってきたようなシーンの連続です。(スパイダーマンまで!!)私は6ドルの出費で済みましたが、この映画に1800円も払うのは馬鹿げていると思います。ネガティブな発言ばかりですみません。私の期待が大きすぎたのかもしれません。どうしても見たい方は、1800円を捨てる覚悟で期待せずに見ると良いと思います。
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