劇場公開日 1972年2月11日

「ダーティハリーは世界に影響を与え、クリント・イーストウッドは生き残った。」ダーティハリー 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 ダーティハリーは世界に影響を与え、クリント・イーストウッドは生き残った。

2025年7月15日
PCから投稿

'60年代チネチッタで腕を磨き、'70年代にはハリウッドに戻ったクリント・イーストウッド、彼はマカロニウエスタンで終わっていたかも知れない俳優だった。知っての通り、強烈な印象を残したガンマン、戦争の策略家、事件に巻き込まれる寡黙な男などを経て、この映画の出演となったクリント・イーストウッドは、枠にハマらない刑事、想定外の拳銃を持つ刑事、許す許さない白黒ハッキリと決着を付ける刑事等、ダーティハリーはクリント・イーストウッドの象徴となり、この後の映画関係や漫画家などに多大な影響を与えた作品になった。

認知度を上げ優良な作品に関わり、俳優のみならず才能を開花させた監督としても最高の仕事をしてゆく事になる。ダーティハリーは、ある意味クリント・イーストウッドの転機となった作品なのでは、と思っている。

ダーティハリーとしてのアイコン第1作
完璧では無いもののスタイルは楽しめる。

星組
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