「冒頭ぶっ放しとラストシーンが白眉」ダーティハリー 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭ぶっ放しとラストシーンが白眉
昔テレビで吹替えを見ただけだったので改めて観てみた。ドン・シーゲル監督1971年映画。
今見るとと流石に古さを感じずにはおれない。ラロ・シフリンの音楽も当時のテイストでかなり時代を感じる。
70年代映画にあるラフで猥雑な感じ。丈長なシーンや描き方が足りないと思う所も多し。(スコルピオの行き当たりバッタリ感とか)
ちょっと食い足りなさはある。しかしキャラが素晴らしく立っているんだよねえ。
西部劇を現代刑事に置き換えた作戦は成功しドル箱シリーズとなったわけで。フィルムから臭い立つようなバイオレンスはドンシーゲルから監督イーストウッドに受け継がれたと。その原点を確認できたという点が良かったです。
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