ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団のレビュー・感想・評価
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決死の闘い
くぅ〜っ!魔法省での最後のダンブルドアとヴォルデモートの戦いは見ごたえがありました!
どんどん暗くなっていくシリーズだけど、ここは欲しい所で助けに来てくれて、やっぱ、映画はこーでなくっちゃ!と、熱くなりました!
「君は悪い人間じゃない、悪いことが起こっているだけで。
問題は、良い道と悪い道、どちらを選ぶかだ。」ーシリウス・ブラック
「大切なものが増えるほど辛くなる。
いっそ、1人のほうがいい」ーハリー
「人生とは不当なものだ」ースネイプ
…誰しも人生のどこかの場面で困難に直面した時、そう思うのではないだろうか。
アーチの所の戦いでは、
「私の息子に近づくな!!」ーシリウス
に、胸アツ!!
シリウス・ブラックがこの回で死んじゃうなんて、本当に悲しい、、、!!
一人一人がキャラが立ってて、ストーリーを盛り上げてくれる。
真理をつく不思議ちゃん。
ベラトリックス凶悪!
アンブリッジのヒステリーすごっ
こーゆー人と働くのは大変なんだよな〜。
ついつい、ひっくり返るのが見たくて見ちゃいます。
公開当時は映画館で、その後何度も観たけど、今回はたまたまTVで鑑賞。
初めて観た時は次に繋がるのが楽しみでなりませんでした。。。
不思議ちゃん、私もデザートならいつでも食べられますよ😊
見応え抜群、でも気持ちが整理できないまま
不死鳥の騎士団は全体的に見応えがあってとても面白かったけど、最後が、、、
シリウスが死んでしまったショックがまだ整理できないままシーンが変わり、明るい音楽が流れ、ハリー達が次を見据えるように映画が終わっていくことにちょっと着いていけなかった。
大作を映画時間にまとめるのは難しいのでしょうが、相当な重要人物だと信じていた人が割とあっさり消えてしまったことが物凄く悲しい。
無実も証明されていなかったし、ハリーとこれから家族になれるとも話していたのに…まだまだストーリーの要を担っていくと思ってたのに。もう少し時間をかけて悲しんでくれよ、気持ちが収まらないよ…と思った。
死の直前の戦いの最中、いいぞジェームズ!とハリーへ声をかけたシーンは最高だった。その一言でシリウスとジェームズの友情も、ハリーへの愛情も伝わるし、最期にシリウスがジェームズの存在を感じられたことも感動的だった。
また、ダンブルドアがものごっつい魔法を操って戦うシーンも凄く見応えがあって良かった。
キャラクターでは、今回でネビルの魅力にはっと気付かされた。思えば初めから友達を律するために3人に対したった1人で向かい合ったり、不遇な思いをしても怒りをぶつけたり捻くれたりせず穏やかさを保つことができるカッコいい人物だった。ダンス(前回)も魔法も直向きに努力して、危険に瀕した友の手を引いて、恐ろしくて堪らないであろう親の仇の前で声を上げられる強さがあって、魅力しかないのにここまで気づけなかったのが悔しい。ハリーポッターの中で誰より誠実な人と言えばネビルだと思った。
今まで真面目に見ることがなかったハリーポッターをちゃんと知りたいという思いで見始めたので、話に置いていかれるのが嫌で思い出せない人物や新しいキャラクターの経歴など分からないことはその都度調べながら見ていた。
VODだからできることで、公開時期に映画館で見ていたら、しかも前作を見てから日が空いていたら前半は結構理解しづらかったかも。
ファッジさんとか、今回が初登場だと思ってしまったと思う。フィッグさんやトンクス達も、一体誰だったんだろう?で過ぎてしまったと思う。パッドフット等の呼び名も理解するタイミングを逃していたら、何の会話をしているかよく分からなかったかもしれない。(英語圏の人ならニュアンスで察せそうだけど)
大筋の理解にあまり重要な部分じゃないから削られているとしても、こういう部分が気になる人はもやもやしそう。
賢者の石はみんなが楽しめる分かりやすいストーリーだったが、だんだん説明の省略が多くなり、原作ファンに向けた映画に寄ってきているような感じもする。
よりはまっていくファンの人、振り落とされてしまう人に分かれたら評価に差が出そうだなと思った。
いよいよダークさが増して、クオリティが上がってくる。
5作目、つまりハリーがホグワーツで5年生になったということだ。
本作は物語の展開もかなりダークになっている。
物語としては下記のようなもの。
人間の世界にディメンターが現れ、それを撃退しようとして魔法を使った。
それが原因でハリーはホグワーツを退学を通達される。
しかし、「不死鳥の騎士団」が迎えにきて、隠れ家に移動する。
どうやら、ハリーの退学には、魔法省がからんでいるようだ。
そして、ホグワーツに新しい教師がやってくる。魔法省から派遣されてきたドローレス・アンブリッジだ。
彼女は学校を改革しはじめるが、その背後にはヴォルデモート卿の復活があるようだ。
今まではヴォルデモート卿という存在がどこかぼんやりとしていて、彼の影響下にある人物や信者みたいな存在がハリーを攻撃してくる、という印象だったが、前作で不完全ながら復活の予兆が見られた。そのこともあって、ラスボスが明確になってきた(「賢者の石」の冒頭でヴォルデモート卿がラスボスであることは語られていたのだが、実体がないと印象が薄い)。
ヴォルデモート卿の存在が濃厚になってくると、物語のトーンが暗黒化してくる。英雄譚では死の世界を旅するパートが設けられており、本作あたりから、そういうパートになっている。
もはや「賢者の石」の頃の子どもらしい明るさは皆無であり、ダークファンタジーになっている。
本作の製作費は222億円。興行収入は1,395億円。前作「炎のゴブレット」よりも製作費は5億円ダウン、興行収入は100億円アップしている。これはハリー・ポッターシリーズ中の4位。1位は「死の秘宝 PART2」、2位は「賢者の石」、3位は「死の秘宝 PART1」。つまり最初と最後を除いた、中間のエピソードでは一番売れたということだ。
かなり暗い話だと思うし、シリーズものでは徐々に売り上げが落ちていくのが普通なのに、5作目にしてこの人気というのは、すごいことだ。もちろん映画の売り上げは、プロモーションや、競合作品次第というのもあるので、作品の質が良いからだ、とは言い切れないが、ダークファンタジー好きとしては、このあたりからパワーアップしてきた感がある。
そして、宿敵の姿が明確になってくると、ハリーは戦いに身を投じ、仲間を巻き込まないようにする。ここで、ハーマイオニーたちはハリーに仲間とはなにか、ということを伝える。
本作がいかにおとな向けのダークファンタジー路線になってきたとはいえ、伝えるメッセージはただ一つ「きみはひとりではない」ということなのだ。
強い問いは強い物語を生み出す。J・K・ローリングの抱えていた孤独の深さは想像もつかないが、それゆえに彼女はこの物語を生み出せた。人生とはどう転ぶかわからないものだと、つくづく思う。
ようやく本編が進行するが、微妙だった!!
イェーツ監督に変わり、以降ファンタビまで同じ作風の予感がしました。やっと本編の進みましたが、魔法省の妨害や軍団の編成は単なる尺稼ぎに感じました。敵はハリーにしか用事がなく、案の定ハリーたちだけで戦っているので軍団は必要ないし、このストーリー構成は疑問に感じました。次作で「ロード・オブ・ザ・リング」のような合戦シーンがあるのかも知れませんが、それは一本の映画の中でやって欲しいです。終盤の対峙を見るに、最終作までこんな空気なんだろうなと思いました。
戦争への過程。
ハリーはただでさえ思春期で、繊細で、イライラしているところに加えて、
・セドリックディゴリーは亡くなる
・ヴォルデモート復活
・それを周りが信じない
・ヴォルデモートと思考が繋がってしまい寝てもうなされて休まらない
・マグル街にまでディメンターが現れて守護霊呪文を使い、尋問にかけられる
・魔法省(ファッジが省庁、子分は忠誠心大好きのドローレス)がホグワーツを干渉し、ドローレスというピンク教科書おばちゃんが学校で権限を増していく
・ダンブルドアがヴォルデモートを刺激しないためわざとハリーを遠巻きにする
抱えきれないほど悩む事たくさんなハリー。
心の余裕がなくなり、カッとしやすくピリピリしている。
感情がスプーン一杯のロンがいなければもっと交友関係は荒れていただろう。庇ってくれるロンにさえピリピリしてしまうハリー。
ピンク教科書おばちゃんは典型的イギリスおばちゃんに見えるが、実際、残酷で手段選ばず、自分への忠誠が絶対という人間。ファッジの子分として、都合の良い決まりを次々にもうけては生徒の自由を奪い、禁止し、罰で支配をして権力を得たいだけのおばちゃん。
みんなが手を焼くこのおばちゃんに禁止されて、ヴォルデモートが迫っているというのに、闇の魔術への実践的な授業が受けられなくなった生徒達は、ハーマイオニーとロンの提案でハリーを講師にして密かに団結しダンブルドア軍団を結成して、戦い方を学び始める。
命の危機に何度も瀕しているハリーは、これまで戦ってきたことはすごいのではなく、殺されるか目の前で友達が死ぬかの命からがらだったんだと話す。
まるで戦争で勲章を得た人の言葉。
魔法省と闇側と立ち向かうもの達の集団同士の対決に子供が巻き込まれていく。規則や法や校則で縛り、有無を言わせず自由が阻まれていく。教科書命は思考統制。気付かぬ間に忍び寄り支配を増やしていく闇。まるで戦争への過程。
それを子供達が自分の頭で考えてどう立ち向かうか知識を応用させ実践に移していく事を、良しとするのがホグワーツ。統制は取れていないけど、根幹を大切にするダンブルドア。
ダンブルドア軍団のメンバーの集まりが本作の楽しいところ。
・エクスペリアームズ武器よ去れ
・ストゥーピファイ失神の呪文
・レダクト粉々
・エクスペクトパトローナム守護霊の呪文
こればっかりなのだが、興味の範囲だったクラスメイト達が真剣に取り組み力をつけていく。
迷う事なく不死鳥の騎士団で戦うと言うハリーだが、他のみんなはどうしていくのか。戦いに参加して平和のために活動しながら、家族を守り日常生活を送っていかれるのか。万が一亡くなれば子供も皆殺しにされたり、子供が孤児になったりする。
戦争は本当に恐ろしい。
光と影両方あり、どちらを選ぶかでその人が決まる。
シリウスが言うその通りだが、そんなの通用しない、ルシウス家のような例もある。
「もう危なくなることはしない。大切に思うものが増えれば増えるほど、失った時が辛くなる。だからもういっそ1人のほうが良い。」とハリーは言っていたが。
ハリーの予言を求めてヴォルデモートが来る魔法省秘密部のデータセンターのような場所に、ハリーだけでなく友達も危険を承知で来てくれた。
ダンブルドアと騎士団が来るまでの間、みんなでどうにか対抗する。
が、今作ではシリウスが亡くなる。シリウスのいとこのベラトリクスに何の躊躇いもなく殺されてしまった。
ハリーはまた家族を失った。
でも、ハリーには、ヴォルデモートと違い、恐怖で支配をしなくても自分のために戦ってくれる、友達がいる。心を暖めて安心させてくれる想い出が人を強くする。
ハリーに全部ひとりで抱えるなと言ってくれるロン。
ロンとハーマイオニーも随分通じ合ってきた。
ハリー、チョウチャンとキス、セドリックディゴリーの写真の前で!!同じく母を亡くしたルーナとも心が通じ合う。スネイプもハリーがヴォルデモートに操られないよう、呪文をかけた相手の感情や記憶を読み取るレジリメンス呪文に抗う訓練に随分協力してくれて、実際乗っ取られずに済んだ。
人間関係はうまくいっているようで、、
ハリーの父がスネイプを卑劣に快楽的にいじめていた事実。。
「人生とは不当なものだ」と語るスネイプが、虐められたその記憶を克服しながらも、ハリーにも憎しみを転移させながらも、闇への対抗に手を貸している、自己統制の強さ。闇に系統もしたが、戻ってきたその人間性の積み重ねこそが、生徒にとって精神鍛錬の教科書である。
ダンブルドア軍団ルールその1。ダンブルドア軍団のことを口にするな。
魔法ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの第5作。
復活したヴォルデモート卿に対抗するため、ダンブルドア率いる「不死鳥の騎士団」が再び結成される。
しかし、闇の帝王の復活を信じたくない魔法省は、ホグワーツを統制するため上級次官ドローレス・アンブリッジを送り込む…。
○キャスト
ハリー・ポッター…ダニエル・ラドクリフ。
ロン・ウィーズリー…ルパート・グリント。
ハーマイオニー・グレンジャー…エマ・ワトソン。
ヴォルデモート…レイフ・ファインズ。
シリウス・ブラック…ゲイリー・オールドマン。
セブルス・スネイプ…アラン・リックマン。
ミネルバ・マクゴナガル…マギー・スミス。
シビル・トレローニー…エマ・トンプソン。
セドリック・ディゴリー…ロバート・パティンソン。
新たなキャストして、アズカバンに収監されているデス・イーター、ベラトリックス・レストレンジを演じるのは『ファイト・クラブ』『チャーリーとチョコレート工場』の、名優ヘレナ・ボナム=カーター,CBE。
原作はJ・K・ローリング。
〈ダンブルドア軍団ルールその1、ダンブルドア軍団のことを口にするな。
ダンブルドア軍団ルールその2、ダンブルドア軍団のことを絶対に口にするな。〉
『ハリー・ポッター』シリーズも後半戦に突入。
実は『ハリポ』シリーズは『炎のゴブレット』までしか鑑賞したことがなく、この『不死鳥』以降は全くの未見。原作は全巻、リアルタイムで一応読んでいるのですが、正直言って惰性で読み進めていたのでほとんど覚えていないのであります。
というわけで、かなり新鮮な気持ちで本作を鑑賞したことを報告しておきます。
まずもって思ったこと。
これ『スター・ウォーズ』?
今回初めて魔法使い同士のガチバトルが描かれた訳だが、良い者の光は緑、悪者の光は赤と、かなり分かりやすく視覚化されていた。…わかりやすいというか、これ『スター・ウォーズ』そのまんまですやん…。
ダンブルドア先生の声が永井一郎さんだということもあり、なんだかヨーダvsドゥークー伯爵の闘いを思い出した。関係性も似てるしね。
ヨーダの「腕を上げたのう、かつてのパダワンよ。」というセリフが大好きなんだけど、それは今は関係ないですね💦
映画における超能力バトルシーンは好物なんだけど、『ハリー・ポッター』でそれを観たいかと言われると…。
『ハリポ』にはもっとファンタジー要素で楽しませていただきたい。バトルとか別にどうでもええねん。
大体、ダンブルドアとヴォルデモート以外の魔法使いたちの攻撃はただ光線を飛ばすだけで面白みがない。
これなら拳銃でも良くない?…なんて言うのは野暮ですよね。
原作は上下巻あり、総ページ数1300を超えるというシリーズ最長の作品。
この超大作を2時間少々にまとめ上げたことは賞賛に値する偉業だと思います!
しかし、情報を圧縮してしまったことに対する弊害も見受けられる。
ぶっちゃけ言ってしまって、今回の映画は目的がなんなのかさっぱりわからんかった😅
これまでのシリーズ作品は、タイトルを見ればどんな物語なのか一目瞭然だった。なおかつ、ストーリーラインも単純なのでスッとお話を理解することが出来た。
しかし今回は、不死鳥の騎士団というものが存在する、ハリーがその騎士団を真似た学生組織を作る、というところまではわかるのだが、そこから先の物語をどう進めたいのかが最後まで不透明だったため、興味が全然持続しなかった。
冒頭で「今回のお話の目的地はここです!」みたいなものを提示してくれないので、今自分は何を観ているのだろう?というモヤモヤが最後まで付き纏う。
映画のクライマックスも、正直言って何やっているのかさっぱりわからん。
ヴォルデモートはハリーの「予言」ってものが欲しかったらしいんだけど、それって何?なんかスノードームみたいなものに入っていたけど…。
誰が予言して誰がスノードームに詰め込んだの?それを保管しておく意味は?
そもそもヴォルデモートは何であれを欲しがったの?すごく抽象的でどうでもいい内容だったけど…。
もう何が何やら全然分からん!!原作読めばわかるのかな?仮にそうだとしたら、映画だけでわかるようにしてくれよ!!
なんかシリウス・ブラックが死んじゃったけど、ここも何が起きているのかよくわからんかった。あのアーチなんなの!?
正直シリウス・ブラックって殆ど出番がないから、死んじゃったところで「あっそう…」って感じ。しかもオビ=ワン・ケノービくらい殺される描写があっさりかつフワッとしているので、驚くほどなんの感情も湧き上がらなかった。原作はもう少しエモーショナルだったような気がするんだけどね。
という事で、今回鑑賞して頭に残ったのは、ピンクのババァがクソムカつくということだけ。
このババァ、本当に凄まじいほどのクソババァで、映画史を遡ってもここまでのクソババァはなかなかいないのではないでしょうか?
ヴォルデモートやベラトリックスなんか目じゃないくらいの邪悪だった😈
「自分が『悪』だと気づいていない…もっともドス黒い『悪』だ…」という名言が『ジョジョの奇妙な冒険』にありますが、まさにアンブリッジはこのもっともドス黒い『悪』そのもの。
ここまで胸糞悪い悪役にはなかなかお目にかかれません!
アンブリッジの何が嫌かって、リアルにもこういうババァ結構居るよなぁ…と思い出させてくれるところ。
この辺はJ・K・ローリングの人物描写の巧みさなんでしょうね。
そしてアンブリッジを演じているイメルダ・スタウントンの演技が素晴らしかったということでしょう。
ヘレナ・ボナム=カーターの存在感が霞むほどの強烈なインパクトを残してくれました。
今後イメルダ・スタウントンを映画で見かけたら、善人の役をやっていても「このクソババァ!」と罵ってしまうかも笑
もう一点心に残ったところは、やはりあの「スネイプ先生の過去」でしょう。
ここは原作を読んだ時にもめちゃくちゃ驚いた。
聖人君主として語られていた人物が実は…。という展開は創作物には多々あるし、現実世界にもありがちなんだけど、ここまで上手く物語に落とし込んでいる例はなかなかないのでは?
これまでのスネイプ先生の言動の理由が明らかになり、彼の見え方が180℃変わってしまうという、素晴らしい過去回想だと思います。
こういう人間の二面性みたいなものをしっかりと描きこめる。J・K・ローリングの作家としての確かな手腕を感じずにはいられません!
という訳で、なんやかんや不満もあるものの総評としては結構楽しんだような気もする。
陽キャの権化フレッド&ジョージのパンク・スピリットには、フリットウィック先生と同じようにガッツポーズしたくなったしね👍
ヘレナ・ボナム=カーターが出演しているということもあり『ファイト・クラブ』を想起させる、『ハリポ』史上最も血の気が多い一作でありました。
※なんかチョウ・チャンが可哀想な感じになっていたけど、みんなあの後ごめんなさいしたのかな?
丸メガネのイギリス人と東洋人のカップル…。やっぱりモデルはジョン&ヨーコ?
シリウス、、
シリウス・ブラック結構すきだったのに死んじゃった、、
ヘレナ・ボナム・カーターはハリーポッターに似合いすぎてる。
ダンブルドアが良い人すぎる。頼もしい。
USJ行くまでに全部見たかったが間に合わず5作目までしか見れなかった、、。残念。
不穏な雰囲気の漂う5作目
はじまりから終わりまで不穏な雰囲気の漂う5作目。
意地の悪いダドリー一家から精神的に自立し、ホグワーツで家族を見つけたのも束の間生きづらそうなハリーが辛い。
「例のあの人」が復活し、その元へ導くための新しい出会いと全国行事。
すべては仕組まれ、手のひらで踊らされた5作目だった。
学生ではなく、大人の魔法使いが全力で戦うシーンはこれまでにない迫力で魅力的。
ハリーに救いはあるのかしら。。あと3作品に期待。
70
シリウスの死があっけなさすぎる。。みんなのエクスペクトパトローナムで敵を倒すところが観たかった。。
でもヴォルデモートへの対抗策を見つけたハリー。今後のバトル、友情が気になる。
I must not telling a lie. あれ?意外と面白い!
前作と比べるとちょっと地味になった感もあるハリー・ポッター第5弾ですが、意外と楽しめました。もちろん原作をはしょってる感じは否めないのですが、デヴィット・イェーツ監督なかなか上手い事まとめてます。
白人の子供の成長の早さが良くわかるのもこのシリーズの特徴ですね。ハリーなんて髪を短くした事もあり、もう幼さのかけらも残ってません。特にネビル成長しすぎ!
個人的には最後の魔法バトルが面白かったです!良く考えると今まで魔法使いまくったバトルってなかったんですよね。今回ハリーとシリウス・ブラックが並び立って戦ってる姿はとてもカッコ良かったです。その分シリウス・ブラックの呆気ない最後が(涙)。後、ダンブルドアとヴォルデモードの戦いも良かったです!ダンブルドアはやっぱり強かった!
新しい先生のアンブリッジは終始嫌な感じでしたが、その分ブレッドとジョージの活躍は最高でした。今回からの新キャラではルーナの不思議ちゃんっぷりが良かったですね。しかし、ハリーの彼女チョウ・チャンは何だったのでしょう?ハリーとキスした所までは良かったのですが、その後捕まって薬で秘密の部屋を白状させられた挙げ句ハリー達からは裏切り者扱いになるという・・・良くよく考えるとちょっと可哀想。
ヴォルデモードも復活し、いよいよ佳境へ入ってきたハリー・ポッター・シリーズ。原作読んでる方には残念なデキでも読んでないとそこそこ楽しむ事ができる作品に仕上がっておりました。
幾ら何でもはしょり過ぎ…
シリーズ5作目。
いきなりだけど本作、言わして貰いたいのは、はしょり過ぎ!
確か原作はシリーズ最長なのに、映画では最短というある意味ミラクル!
比率的に原作の半分ほどしか映像化出来ていないだろう。
以下、不満点。
冒頭のダーズリー一家のカムバックはいい。ダドちゃん、ちょっとだけ出番増えた。
そのダドリーを襲ったディメンターを守護霊の呪文で撃退したハリーに魔法省から厳しいお達しが。
そこへ、ダンブルドアのメール便がペチュニア叔母さんに届き、ハリーと叔母の繋がりを感じさせる意味深なシーンがあった筈なのに、何も描かれず次のシーンへ。
魔法省からのお目付け役としてやって来た新教授、アンブリッジ。
趣味の悪いピンクの服にピンクの部屋、イラッとする笑い方、魔法省の権力を盾に何かと規則を作り、特にハリーを徹底的にマークし罰を与えるクソババア。
イメルダ・スウィントンの巧演で嫌みたっぷりだが、原作ではもっとムカつく。何度ハリーに虐待的な罰を強いたか。
ハリーの仲間たちのエピソードはことごとくカット。
監督生になってちょっと踏ん反り返るロンが見られず残念。
そのウィーズリー家の確執、父アーサーと魔法省側に付いた三男パーシーの仲違いは描かれず。(パーシーなんてただの背景)
屋敷しもべ妖精はブラック家の醜悪な新キャラが出るだけで、前作に続きドビーらは登場せず。よって、ハーマイオニーの“屋敷しもべ妖精にも人権を!”運動はナシ。
ガッカリしたのは、ネビルと精神病院に入院している両親。闇祓いとして死喰い人と戦い、磔の呪文による拷問で廃人となった両親をネビルが見舞うサブのサブだが、非常に胸打つエピソードだったのに、カット。
同じ病院に入院しているロックハートは…ま、いっか。
スネイプから閉心術を教わるハリー。
ある時、スネイプの閉ざされた心に入り、見てしまったスネイプと自分の両親との過去。
最終作への最大の伏線。
ああ、もっと克明に描いて!
衝撃的なのはラスト。
闘い終え、ダンブルドアから自分とヴォルデモートの宿命を聞くハリー。
本作の最重要シーンと言っても過言ではなく、原作ではたっぷりと描かれるのに、一言二言かいつまんだだけ。
えっ、それだけ!?
また、激戦の最中、ハリーは“大切な人”を失う。
激しい悲しみに暮れる筈が、一応映画でもそう描かれるが、あまりその感情が伝わって来ない。
…などなど。
膨大な原作をハリーをメインに要所要所纏めた苦労は勿論分かるが…
はしょり過ぎてせっかく深みや広がりあるドラマを削ぎ落としてしまったのは残念で仕方ない。
ラストバトルも呆気なく、何もかもがダイジェスト的。
そのくせ公開時、ハリー初のキスシーンばかり話題になって…。
映画の作りが残念だっただけで、元々の話の中身は面白味が沢山。
ヴォルデモートの復活を巡り、それを信じるダンブルドアと信じない魔法省の間に亀裂が。
ヴォルデモートと闘う“不死鳥の騎士団”。マクゴナガル、スネイプ、ハグリット、ウィーズリー夫妻らレギュラーメンバーに加え、「アズカバンの囚人」からシリウス、ルーピン、「炎のゴブレット」からムーディがカムバック。新キャラも登場し、オールキャスト!
一方のハリーらもアンブリッジ体制のホグワーツで、“DA(ダンブルドア軍団)”を結成。自分たちだけで闇の魔力と対する術を学ぶ。
メイン舞台の一つとなる魔法省。出勤時の様子、神秘部、不思議なアーチなど魔法省内部が初めて描かれる。
それから、フレッドとジョージの独立も。
本作はハリー試練の一年。
ヴォルデモートの復活を目撃したハリーに対し、魔法省からの重圧、アンブリッジからの罰、生徒たちからも嘘つき呼ばわり。
額の傷の激しい痛み、ヴォルデモートとの繋がりに苦しめられる。
“大切な人”の死。
絶対無二の頼りの存在である筈のダンブルドアが自分と目を合わせてもくれない…。
怒り、苛立ち、悲しみ、苦しみ、耐えるハリーを見ているだけで悲痛。
ましてや自分とヴォルデモートの宿命は、15歳の少年が対峙するには残酷。
しかし、少年はその宿命を受け入れ、避けられない闘いを決意する…。
それにしても、デヴィッド・イェーツ監督が「ファンタスティック・ビースト~」まで続投するとは思わんかった…(^^;
高低差が大好きなの
何度見たのかわからないハリーポッターシリーズ。アズカバンが一番好きだと思ってたけど、不死鳥の騎士団みると不死鳥の騎士団好きだなぁ。っていうのも、シリウスブラックが大好きだから。3作目5作目が、彼の重要な部分だからだろう。
今回見ていて、結末を知っているから、苦しみながら見ていた。毎回のことなんだけど、この5作目が一番苦しい。ホグワーツが堕ちていく、ダンブルドアどうしちゃったの。って思ってちゃう。ヴォルデモートが復活してハリーたちはどんどん追い込まれてくるわけで、非常に暗く重い場面が出てくる。だけどもその中にフレッドジョージの学校出て行くところなど、所々希望に満ちた場面がある。わくわくするような音楽がとても嬉しくなる。そこからの暗くなる場面の高低差の激しさがたまらなく好き。
どの作も、どのシーンも大好き。ハリーポッター何度見ても大好き。
大人より子どもたちが頑張ってる
ハリポタシリーズ第5作。
遂にヴォルデモートが復活し、最初から重々しい雰囲気です。
原作だとファッジやパーシーやアンブリッジ、魔法省のやり方はとても理不尽で始終ムカムカしていたのですが、それが映画だと弱かったかな。
しかし、アンブリッジの全身ピンクの服装に人をイライラさせる表情…ビジュアルは満点でした(笑)
時間の都合上仕方ないことかもしれませんが、今作は原作の良さが消されているようで少し残念。もっと友情・恋愛・裏切り・成長・心の葛藤・反抗などを映して欲しかったです。
クリーチャーの差別の件はないし、フレッド&ジョージのヒーローぶりはもっと凄いのに‼
後、シリウスがあっさり殺されてしまって、映画だと弱すぎるように感じてしまいました。
重要なシーンが多すぎて、2部作にしないと入りきらない程の内容を無理やり1作に収めた感じです。
語るべき場所を間違えてないか?!
今回は、魔法省より汚名を着せられたハリーポッターが、汚名を返上し友達との絆を取り戻すことで、孤独から脱する話。…のハズです。
ヴォルデモートの復活を隠したい魔法省により、
ハリーの通う学校の教育が制御され、授業にも教科書にも検閲がかかる。
魔法省から送り出された教員(以後、おばちゃん)は、生徒の魔法の使用や集会を禁止し、
異議を唱える生徒は、肉体的に苦痛を伴う体罰を受ける。
一方的な価値観を植え付け、一般人の思考を制御しようとする魔法省の背策は、
学校のみにとどまらず、新聞などのメディアをも巻き込んでいく。
それは、明らかに戦時中の国策を再現しており、
子供向けファンタジー映画で、よくぞこういった内容を描いた!っと感心してしまいました。
あと、ディメンター(吸魂鬼)の造形がかっこよかったのと、
新キャラの女の子やおばちゃんなどのキャスティングセンスは、褒めポイントです。
さて、ここからが改善点。
まず、おばちゃんの規制・体罰シーンが長すぎる!作品に必要な長さならいいんですが、明らかに冗長。
20分で描けるシークエンスに1時間以上かけてる印象で、
興味をそそられないシーンの数々がだらだらと続くので、
「これって体罰映画?」と本筋を見失ってしまいます。
その割に、今回の一番メインに描くべき、「ハリーが信用を取り戻すシーン」は、なぜかちゃんと描かず、いつの間にか信頼回復し、みんなの人気者に戻ってしまう。
しかも、学校内に「ダンブルドア軍団」という秘密結社を作り魔法の練習に励むんですが、
ハリーが先生役を担当し、得意げに生徒たちに教え込んでいる!
「もっと集中して!」とか、「よし、よくできた!」とか…。
ハリーって、そうゆう性格の人でしたっけ??全然、孤独そうじゃないし…。
この時点では、まだ孤独感を演出しておいた方が、後々つながりやすいんじゃないかなー。
また、生徒がおばちゃんの授業をボイコットする、本作一番の拍手物のスッキリポイントがあるんですが、
ここは生徒みんなで計画を企てようよ!
双子二人だけにやらせる意味はないし、
映画の筋を考えたら、ダンブルドア軍団全員で「さるかに合戦」的にやらせたほうが、映画としても10倍面白くなるはず。
あと、ラスト前でのヴォルデモートが欲しがっている、予言球?の下り。
散らかってるから整理したほうがいい。
あの球は、壊したらマズイものなの?壊しても大丈夫なの?
全部壊れちゃったけど、生きてく上でなんの影響もないの?
壊しても影響がないものなら、大事に持ってないでさっさと壊しちゃおうよ!
その球のせいで、みんな大変な目に遭ってるんだし、
結局壊しちゃうんじゃん!
てゆーか、その球はなんの意味があったの??
あと、クライマックスの見せ場の一つ、ハリーの悪しき部分が出る下り。
完全にスターウォーズを意識してますよね?!
ハリーはアナキンだったのか!!
…てことは、ヴォルデモートはダーク・シディアス?!
シリウス・ブラックは、オビワンかっ!
いや、ハリーがルークで、ヴォルデモートがダースベーダー?!ってことは、二人は親子?!!
と、勝手にスターウォーズパズルをしてしまいました^_^;
そして、今回、一番言いたいのは、サブタイトル。
「不死鳥の騎士団」って、なんか活躍した?
オープニングとクライマックスにちょいと登場するだけ(しかも、クライマックスでの登場が遅すぎる!もっと早く助けに来い!)で、
特に物語の根幹を担ってない。
だったら、「ダンブルドア軍団」の方が、(かっこ悪いけど)物語にもテーマにも合っていると思います。
兎にも角にも、第1作目や第4作目よりは高評価ですし、
可愛さ余って憎さ100倍といった印象。
原作と映画の違い
Harry Potterシリーズ第5弾目という事でだんだん内容がダークになり始め、ハ
リーとヴォルとの絆&戦いが激しいものになってきた。
そしてスネイプも味方なのか敵なのか解らなくなってきた。
ただ監督に少し不満がある。
ダンブルドアのハリーへ態度もハリーが反感買う態度やDA会合を密告したのがチ
ョウの友達ではなくスネイプの真実薬を飲ませてチョウが密告した事や「必要の
部屋」を見つけたのもドビーなのにネビルが見つけた。
このへんは原作に基づいてほしかった。
こんな風に映画を公開していたら映画だけしか観ない人は理解しにくいと思う。
キャストだって原作に出てこないナイジェルの出番も多い。
冒頭でハリーがロンとハーマイオニーに怒りをぶつけるシーンも短くそしてダニ
エルの演技力も足りなく感じた。
素人が言うもんじゃないけど。
よかったのはルーナ役のイヴァナが演技力あった事やヘレナが演じたベラやたく
ましく成長したネビル(マシュー自身も)などが見れてよかったと思う。
シリーズ中最も印象薄い作品
上手くまとめられないので箇条書きで。
良い点○ 悪い点●
○相変わらず美術、衣装、視覚効果は高レベル。
○ダークな物語は好き。
●でも、こんなダークで良いの?
●話の本筋は「最愛の人の死」「暗黒卿の復活認定」だけ。アンブリッジ先生も単なる物語の水増しでしかない。時間かけて訓練し たD軍団も活躍する人数はのは極少だし。
●もっとエモーショナルに!最大の見せ場である最愛の人の死も描写がアッサリしすぎ。
●名優の活躍はもっとゆっくり楽しみたい。せっかくの魔法合戦なのにHBカーターやD.シューリス、グリーソンが勿体ない。
○イヴァナ・リンチは魅力的。
●ハリーの成長のキーパーソンたるチョウ・チャン役の少女が魅力ない。このシリーズでの唯一の外れキャスティングか。
●詰め込みすぎの2時間10分。でも、CG丸出しの巨人の登場シーンはえらく長く感じた。本筋に関係ないのに。
○シリーズ最大のどんでん返しに驚愕。ハリーの父がいじめっ子とは。「少年の成長」がテーマとするなら結構奥深い。
●シリーズ初の味気ないエンドロール。やはり、食堂前の掲示を使うべきでしょうに。
あ~!不快!!
大人気ファンタジー・シリーズ第5弾!とにかくダーク!ひたすらダークなこのシリーズですが、今回はこれまでより更に深~く、ダ~クでございます。
もおこれは、子供が観て喜ぶ映画ではございませんね。ダニエル君はじめ、主要キャストは皆成長して“大人”と呼べる風貌へと変化しています。シリーズ初期(特に1,2作あたり)の幼い面影は殆んどございません。ですからこのシリーズも、もお“大人のファンタジー”と呼んだ方がよろしいのではないでしょうか?
前述いたしましたように、本作も前作に輪を掛けて、全体的にドップリ画面が暗めです。それだけでも結構気が滅入ってくるのに今回更に不快なのが、イメルダ・スタウントン演じるドローレス・アンブリッジです。この“ピンクのブタ”が甲高い声と共にスクリーンに出てくるたびに、吾輩ムカムカしておりました。とにかく気分が悪い!腹がたつやら、ムカつくやら…とにかく不快!『頼むから、早く消えてくれ!!』と願っておりました。まあでも嫌われ役を演じてるわけですからここまで思わせるってのは、女優としては面目躍如ってとこなんでしょうねイメルダ・スタウントン(←この名前もいい加減ムズカシイ…(>_<)。
エマ・トンプソン、デイビット・シューリス、ブレンダン・グリーソン…と名優達がほんのチョットの出演でスクリーンからアッサリ消えちゃいます(死んじゃうわけではないですが)ね。特にマクゴナガル先生を演じるマギー・スミスのここ数作の存在感の無さは何なのでしょうか?最初の頃、この人確か“ホグワーツNo.2”だったような気がするのですが…。チョイ役でも、このシリーズに絡めたら俳優冥利に尽きるってことなんですかね。それにしても≪ネタバレ!≫ゲイリー・オールドマンの呆気なかったこと!
さあ、シリーズも残り2作。ラストを迎える頃には、すっかり“オッサン”と化したハリー(ダニエル君)が出てこないことを祈りつつ…(^^;。
微妙
個人的には原作のほうも微妙だった5作目ですが、
職人監督のもと、映画も微妙な出来に。
盛り上げ方がいまいち、でしょうか。
淡々とストーリーが進んでいく感じ。
青年になったダニエル君ががんばってますが、
なんせ演出が淡白なので、ちょっと空回り。
最後の様々な対決のシーンは、もっとアイデアが欲しかった。
御大対決はスター・ウォーズepisode2のヨーダくらいに、
もったいぶっても良かったのでは。
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