「双子でないけれど二人の娘があの写真の雰囲気を醸し出していた」毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
双子でないけれど二人の娘があの写真の雰囲気を醸し出していた
ニコール・キッドマンの顔なんだろうが「スキャンダル」と全く異なっていたのにまずびっくりしてしまった。ニコール・キッドマンってあんまりよく知らなかったので。
この映画のキッドマンは美しい!彼女が階上に行くときに勝負服として着るのは瞳の色と同じ薄いブルーのワンピース。それ以外のワンピースも全部上品で素敵だった。
ライオネルは瞳が綺麗で案の定ハンサムだった。でも毛を剃ってしまったから(どんだけ時間かけて彼女に剃らしたんだ?できる範囲で自分で剃れ!)ダイアン・アーバスにインスパイアされた映画ではなくなってしまったと私は思った。彼女自身がカメラを持って撮影する場面もなくカメラを首にぶら下げてただけ。夫が髭もじゃになったり髭ナシになったりそこらへんはライオネルと関係あるのかな。
ダイアン・アーバスというよりニコール・キッドマンの映画でした。でもダイアン・アーバスという写真家がいて、どんな被写体に惹かれたのかを沢山の人が知るといいなと思うからこの映画ありがとう。
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