劇場公開日 2000年2月26日

「痛々しい負い目」マグノリア Raspberryさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0痛々しい負い目

2014年11月6日
iPhoneアプリから投稿

知的

自分の欠点、失敗、負い目を直視するのは、勇気がいるし、苦しい。

都合の悪い部分には、あえて蓋をして、「自分はまっとうな人間です」って顔で暮らすほうが、どれほどラクか。

痛々しい負い目…。それでも、呼吸し、食べ、飲み、ダメな自分を見つめ、いつかそこに花を咲かせよう。

一見ばらばらのストーリーも、実は、同じ軌道(テーマ)を巡る惑星のように、どこかで繋がっていた。

そして、偶然にも、少しずつ誰かが誰かを救っていた。

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Raspberry