「開いた口ふさがらず」マグノリア あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
開いた口ふさがらず
PTA監督というお方は、本当に観る人に対しての配慮ができない人です。
人生に傷をもっている人々を描くのはいいが、なにせ息つく間を与えず、三時間とことん続けている。これに付き合えるのは、監督のファンか、トム・クルーズファンくらいでは。そしてあの最後。観ていた時、一体何が起こっているのか理解不能でした。
それでも、そこにはどこか子供だましを感じざるえない。
親をびっくりさせたい子供が、なにか大げさなことをしてみせるあれに似ています。わたくしはあれが何だったのか理解したい気持ちがまったく湧きませんでした。
この人の映画はいつも俳優がオーバーアクティングになる。
今回は、トム・クルーズがしつこい演技です。オスカーが欲しくてたまらないといった感じにしか映りませんでした。
コメントする