救命士のレビュー・感想・評価
全11件を表示
爆裂疾走ドラッギー宗教映画
ニコラス・ケイジのBESTアクト作品であり、ファンの選ぶスコセッシWORST作品。
バカ兄妹二人で観賞、映画の衝撃で語彙力が低下した状況で「凄かった」「凄かったね」と数分それしか言葉が出なくなった記憶が鮮明に残っています。私は大好きです。
ニコラスケイジとNYを狂気のドライブ
辛く、苦しいのに人の命を救うことこそが生きがいとなっている救命士。眠れず、仕事を辞めたいのに人手不足を理由に辞めさせてもらえない。
そんな折に1人の女性に救いの手を差し伸べたい一心で思いを寄せ始めるが…
ラストはあまりスッキリするものではないが、終始深夜テンションでノリノリのニコラスケイジには気持ちが入るし面白い!
重圧を毎日受け孤独に働く現代人へのエールだ それでも夜明けは必ずくるものなのだ
人間の生死の現場に常に駆けつける男の物語
しかも常に夜のシフトのみ
相棒と二人だけの孤独な仕事
逃げ道のない強烈な重圧だろう
救命士の仕事の物語のようです、じつは大都会NY が見せる素顔の真実の姿をカメラは撮り続けている
大都会は実は病んでいる
死に行く病なのかもしれない
一個人の力でそれを食い止めることなんてできるわけもない
その無力感に打ちのめされて、自己の精神まで衰弱していく男
自分に出来る限界を知り、その中でみんなが楽になるように生きていくしかないのだ
過剰に責任感を感じていては押し潰されてしまう
原題の意味は、死から呼び戻す
つまり蘇生させることを指すのだろう
沢山の蘇生シーンはあるが、題名が指しているのは主人公の心の蘇生を意味しているのだろう
深夜のシフトではなくとも、朝早くまだ暗い内に出社して、家に帰るのも深夜
休日でも出社したりする
それが何年も続く
そんな風に仕事をして心身を主人公のようにすり減らしている人もいることだろう
かといって仕事を投げ出せない
自分も主人公に昔の自分を思い出して身につまされた
辞めたくても辞めさせてくれない、辞められない職場の人もいるだろう
コンビニの深夜のワンオペで働いている人は、本作の主人公に共感するかも知れない
本作は救命士の映画だ
しかし救命士だけの話ではなく、激務で衰弱した精神に負けそうな現代人が蘇生するための映画だったのだ
重圧を毎日受け、孤独に働く現代人へのエールだ
それでも夜明けは必ずくるものなのだ
人が疲弊しおかしくなっていく様 イかれたニコラスケイジが好きなので...
人が疲弊しおかしくなっていく様
イかれたニコラスケイジが好きなので悪くない
けど別に見せ場があるわけじゃない
登場人物みんな忙しさや疲れで感覚が鈍っている
その雰囲気が不気味か異常にポップに描かれてる映画はあれどこれは現実味がある
マーベル批判への一貫性
タクシードライバー 以上にそういう話し。
スコセッシが本当に撮りたいのはこの手だとフィルムに焼き付く。
それがまた外道でも巨匠の所以。
救命という正義に病的に取り憑かれたダーティなヒーロー像にマーベル批判への一貫性を見る。
推す。
JANIE JONES
J・サンダースとかJ・ジョプリンも流れるがやはりThe Clashにはテンション上がる。
物語自体が支離滅裂で下手になったか?ヤル気もあまり感じられないスコセッシの演出。
もっとテンポ良くスピーディーに進む展開を期待していたが退屈なシーンも多くて飽きてくる。
脚本も雑でスコセッシのやっつけ感だけが目立つ。
ぐるぐる回る街
救命士の活躍映画かと思いきや、過酷な労働環境、生死に隣接した仕事により、主人公の精神が崩壊していく映画でした。
中盤から観ているこっちもなんか疲れてくる映画。
綺麗なネオンとは対照的に荒んだ街の空気感が映像によく表されていて…とにかく疲れました!
全11件を表示