グリーンマイルのレビュー・感想・評価
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ジョン•コーフィの崇高さと神の教え
何回も観ている。
初め、ザ•シネマ、最近wowow、
10月には、午前10時の映画祭の企画で観た。
やはり、謎なのは、ポールとネズミ🐭がとても長生きする、というか、させられているラスト。
ポールはジョン・コーフィを助けなかった
神からの罰だと言うが。
キリスト教に詳しい方なら理解できるのだろうか。
キリスト教には関係なく、
実際、観た者全てが感じると思うが、
無実の者が処刑される事が起きた。
コーフィは女の子レイプ殺害の真犯人を
パーシーを使って始末した。
あのパーシーを使ったのもなかなか知恵者。
やっぱり親の前でコーフィの潔白を言ってあげて欲しかった。
人間の善悪とは?
不思議な話だった
死刑囚と看守の間で物語が展開するが、人を癒す力を持つ死刑囚であるコーフィーが(実は無実の罪により)収監されて起る不可思議な事象たち。
でもなんだか、コーフィーの善意を、彼にとっては見ず知らずの女性を癒やすのに利用するのはなんだか違和感ありです。
そして彼が悪だとみなすものには罰を下す。
完全に神ですね。
なのに死刑を望む。。。
んん??と思ってしまう。
でも、それぞれのキャラの醜悪さなどの魅力も相まって、最後まで見てしまった。
そして、2001年9月11日に暗黒のグリーンマイルをアメリカは迎える。
薄気味悪い地獄の大団円。『私は死にたくない』配信して♥
『フランケンシュタイン』『アルジャーノンに花束を』『アンクル・トムの小屋』を大いにリスペクトしているのかなぁ?
殺し方の問題で、やっている事は一緒だ。この原作や映画をどう解釈して良いか分からない。但し、僕自身は死刑制度には反対で、例え社会勉強とか義務であっても、死刑などに立合いたいとは絶対に思わない。
外見から人を判断するな!って事だろうが逆を返せば、TATT◯◯の白人が悪者で大男の黒人が善人って言うのも偏見だと思う。
このTATT◯◯の白人の病気を奇跡で直せば良いと思うが。
勿論、この白人の警官の精神状態を何故直せないか?
こう言った映画は真面目に病気を直しそうとしている人に対する差別になると思うが。
『泰山鳴動して鼠一匹』地獄は終わらない。アメリカは偽善者の固まりだらけってことでしょ。
死刑囚の看守の話
神の力を持った冤罪死刑囚コーヒィが新人看守と凶悪犯を殺す。看守は葛藤しながらも無実と知りながらコーヒィに刑を執行する。
看守とネズミは力を受けて長生きする。
キリストになぞらえた節がある。
考察したくて あらすじ おさらい
オチンチンに痛みが走る
でっかい黒光りが 吸い取って吐き出して
ビンビン ハッスル 鞘の中
踏まれたちっちゃい灰色は
でっかい黒光りが 吸い取って吐き出して
レッツゴー サーカス 夢の中
ビリビリ電撃 激しく燃える 策は内緒にしておこう
悪人見抜いて 星を見て グリーンマイルを抜け出して
悲観的な寝たきり奥さん
でっかい黒光りが 吸い取って 悪人 消すため 吐き出して
握手で能力 引き継いだ
冤罪なのにビリビリ電撃 思い出話 どこまでホント
ショーシャンクと肩を並べる名作
午前十時の映画祭にて観てきました。「ショーシャンクの夜に」と同様に刑務所が舞台です。
私が特に強く感じた場面を2つ挙げます。
1つ目は、中盤にネズミを可愛がっていた罪人(フランス人かな?)が電気椅子で処刑された場面です。頭の上のスポンジが乾いていたため、顔が燃えあがるショッキングな場面です。思わず「ソウ」のデスゲームで使えそうと、不謹慎な考えが頭をよぎってしまいました。
2つ目は、コーフィーの処刑場面です。この場面は本当に複雑な気持ちになり、何とか救える方法がないものかと思っていました。
このサイトでは、「ショーシャンクの夜に」より満足度は低めに出ていますが、私が観た限り、ショーシャンクと肩を並べる名作だと感じました。
題名は聞いたことあるけど知らない映画。名作中の名作。
泣けた・゜・(つД`)・゜・
題名は聞いたことあるけど知らない映画パート1。
戦争の映画かと思いきや、死刑囚と看守の不思議なお話。
心優しい死刑囚のお話。
号泣もいいとこ、めっちゃ泣いた。
体が大きく多分知恵遅れ?な黒人が、2人の幼い姉妹を殺した罪で死刑囚の監獄へ。
そのときに治したかった、間に合わなかったと言っていて疑問だったが、本当に治したかったんだな…。
病気やけが?を吸い取り治す。周りの悪いところも全部感じ取れてしまう。
冤罪だと知ったトムハンクスに、自分はもう疲れた、死にたい、って言わせるような世界が本当に憎い…。
しかし年齢が合わない、歳とりすぎてるなと思ったら本当に長生きだとはね。
20代で監獄の長官になるの凄いと思ったらすでに40代、50代くらいでしたか。
やはり名作と呼ばれるのは本当に良い作品だとわかる作品。
また見たい。
22.11.20 テラサ
【人間の善性と悪性そして罪と罰をファンタジー要素も取り入れて描いたヒューマン・ドラマの忘れ難き逸品。今作は、人間の喜怒哀楽全ての感情を揺さぶる見応え十二分の作品なのである。】
ー 久方振りに鑑賞したが、矢張り実に面白い。人間の喜怒哀楽を全て盛り込んでいるからである。
又、物語構成もトム・ハンクス演じた看守ポールの老年期から始まり、死刑囚収容所、グリーンマイルで起こった数々の物語をメインに、最後は再び老年期に戻るというモノでそこで、キッチリと人間の善性と悪性そして罪と罰を描き切っている点であろう。ー
■これだけの作品であるので、内容は割愛。だが、久方ぶりに見ても涙腺が緩んだところと、印象的なシーンを記す。<Caution!内容に触れています。>
・尿道感染症に苦しむ看守ポールが勤めるグリーンマイルに、ある日黒人の大男、ジョンが死刑囚としてやって来る。だが、彼は暗闇を恐れ乍らも人の苦しみを取り除く特殊能力を発揮する。
- あのシーンは、昔見た際には驚いたモノだ。-
・囚人デルが可愛がっていた、芸達者なネズミ、ミスタージングルズを無残にも踏みつぶした矢鱈コネを振り翳す新任看守パーシーの虫唾が走る行為の数々も、驚く程覚えている。
- パーシーがデルの処刑をワザと手順通りに行わなかったために、(頭に乗せるスポンジに水を浸さなかった。デルは電流が巧く流れずに焼け焦げてしまうシーン。
今作ではパーシーは、ビル(サム・ロックウェル:初見時には分からず。)と並んで人間の悪性の代表として描かれている。-
■グリーンマイルのハル所長の妻メリンダは、重い腫瘍に侵されていたが、或る晩、ポール達がジョンを連れてやって来る。(その際に、ジョンはビルに腕を掴まれ、彼が犯した自らが死刑囚になった事件を、観るのである。)
そして、ジョンは悪態をつくメリンダにそっと近づき、彼女の口から”悪いモノ”を吸い上げるシーン。メリンダはその後、別人の様に優しい言葉と自らの銀のペンダントをジョンに与えるのである。ここは沁みたなあ。
ジョンはいつものように、”悪いモノ”を吐き出さずに刑務所に戻る。
そして、牢の前を通りかかったパーシーを捕まえ、彼の口の中に”悪いモノ”を吐き出すのである。パーシーはビルを撃ち殺し、自らも魂が抜けたようになり、精神病院に入れられるのである。正に”罪と罰”である。
・ジョンの処刑シーンは観ていてキツイ。ポール達看守は脱走を勧めるが、ジョンは”世の中には悲惨な事が多すぎる。もう疲れたんだ・・。”と言って自ら電気椅子に座るのである。
・その後、物語はポールの老年期に戻る。
そして、ポールは仲良しの女性マーガレットを山小屋に連れて行く。そこにはナント芸達者なネズミ、ミスタージングルズが元気に走り回っており、ポールも彼女に”私は108歳なんだ”と告げるのである。
ー ジョンの不思議な力の恩恵を受けたモノは、不死ではないが長生きをする、とポールは語り、”それが、ジョンを救えなかった私に対する罰なのです。”とマーガレットに話すのである。-
<今作は、単純なヒューマンドラマではない。
人間の善性や悪性、そして罪と罰をファンタジー要素を絡めて描いた、見応え十二分の作品なのである。>
切ない奇跡のファンタジー
ホラーとミステリーの巨匠、スティーブン・キングさんの原作だけど、本作はファンタジー色の強い作品です
初公開時、劇場で観たっきり久々の鑑賞、当時はそうでもなかったけど、歳を兼ねて観てみるとなかなかの秀作でした
故マイケル・クラーク・ダンカンさん演じるジョン・コーフィが冤罪から救われることなく、死刑執行される結末がとても切ない
残酷な死刑執行シーンとネズミを追い回す何気ない日常を交互に淡々と語る割に3時間を全く感じさせない演出が見事でした
観たもの以上に語りかけてくる作品
コーフィーは不思議な能力のおかげで辛いじん人生だった。
その能力があったとして、黒人でなかったら、あんな大男でなかったら、もっと違う人生だったのか。
いや、だからこそあの不思議な力を与えられたに違いない
ポールはどうだろう。
刑務官という辛い職業。
囚人がいつ襲ってくるかもしれない、罪を犯してるとはいえ、死刑を実行しなければならない。
辛かったに違いない。
そんな時コーフィーと出会った。
本人が望んだから、見て見ぬふりした。
結果はどうだろう。
人並み外れた長生きは辛い人生であろう。
どれだけ、ミスタージンクスに助けられているのか。
それももう、あまり長くないと悟っているのも悲しい。
グリーンマイルはどこに続くのか
この映画を見終わって思ったのは単純に儚さであった。無実の罪で処刑されたジョンコーフィはそれに抗うことなく、運命を受け入れ処刑されていく様子はもう一度見たら見方が変わるだろうか。それとも‥。だが、刺青男を殺したのには何が理由があったのだろうか。彼は処刑が下ることが決まっていた。そして、同僚のあいつも移転が決まっていた。いやしたかどうかわ、コネがあったかは知らんがね。それをあそこまでしたのには理由があるのだろうか。やはり、誰かの不幸は誰かが背負うということなのだろうか。そんなふうにあくまでジョンに一任できない自分を心のどこかに感じた。そして、それはグリーンマイルを歩けば答えが出るのだろうか。。。
ファンタジー???
3時間という長い作品だが、不思議と短く感じたので面白かったのだろう。
でももっと掘り下げて欲しいシーンは多くあったし、
無駄に感じたシーンも多かった。
トムハンクスの演技は流石で感情移入しやすかったが、
コフィーが何で奇跡の力を持ったのか、今までは何をしていたのかなどバックボーンがなさすぎで可哀想だという気持ちしか湧いてこないのは勿体く感じた。
コフィーが1番愛を持って接しているのがトムハンクスだったはずなのに、何故かトムハンクスとネズミだけ罰として孤独な人生を生き続けなければいけないという点についても腑に落ちなかった。
あとあっさり死刑に追いやったのも3時間という長作である点からしても残念だった。
悪役は全て素晴らしい演技で本当に腹が立った。
ただ、ストーリー面がどうも納得いかない。
ファンタジーだしという言葉で片付けるべきなのか…
聖書外伝
最初は超能力もの?SF?って思ってみてたけど完全な宗教映画でしたね🎵それもかなり意図的にキリスト教圏の人で無いと分からないように巧妙にその宗教性は隠されている。まず主人公のポールである。コールド・マウンテン刑務所Eブロックの看守主任で在職中、78回の死刑執行の指揮をとったとある。ポール=聖パウロ。言わずと知れずキリスト教の最大の迫害者で後に回心して最大のキリスト者となる人物である。そしてサブキャラクターのジョン・コーフィ。黒人の大男で少し知能や記憶力に発達障害がある。ジョンは聖ヨハネの事でありイエス・キリストの預言者である。日本人はよく間違いやすいのだが予言者ではなく預言者である。すなわち神の言葉を預かれしもの意味で神の国の使い=天使として描かれることもある。ポールはジョンに尿路感染症を治してもらいジョンの無実を信じるようになる。奇蹟を見たものが回心し(まさに「パウロの回心」)人の罪と正義に目覚めていく物語である。象徴的なことはまた一つ。コールド・マウンテン刑務所の所長の妻・メリンダの難病をポールがジョンを使って治癒した時メリンダはお礼として聖クリストファーのメダイをジョンに授ける。聖クリストファーは地球上の罪を背負った幼子イエスを肩に背負い世話を焼いた聖人である。罪の重さはポールにとって虫のようなエネルギー体としてコントロールされ悪人の心を読んだり、その者たちの処分に使ったりするが自分の命を救う事は出来なかった。ただジョンはそのエネルギーの一部を出だしのプロローグの伏線回収に使うべく、ジョンとネズミのMr.ジングルスに施しその命を長寿に当てる。それは決して本人たちにとっては幸せなことでは無く、死ねぬ苦しみ、知り合いたちとの死別で自らの実が取り残される恐怖・・このことは信者に不死を与えることが幸せかどうかを深く考察させられる。ちなみに原作では
Mr.ジングルスは「スチームボート・ウィリー」と呼ばれており、すなわちミッキー・マウスとして世界中の人々の心にアイコンとして刻まれる・・そうイエス・キリストのように・・・。
コフィー何者?
結局コフィーはどこから現れたんだろう。神の使い?
この映画で感動している人が多いけど、自分はコフィーの冤罪が最後まで晴れず、看守以外はコフィーを極悪人の犯人だと思って憎んだままだったのが気分悪い。
看守も、刑事でもないし証拠もないし、誰も信じられないようなこと言い出して職を失う訳にはいかないんだろうけど、無実だと知りながら死刑にするって、絶対あってはならないでしょ。
観て良かった
3時間超えやから2回ぐらいに分けて観るか〜 と軽く観始めたが、面白くて一気に観てしまった。
トムハンクスが画面にいるだけで、どうしてこんなに安心してストーリーに集中できるんだろう。抜群の安定感。トムハンクス映画絶対面白いの法則。
ダラダラした演出だけどそれが逆に臨場感を醸し出す不思議な感覚のままストーリーが進んでいきます。死刑囚や看守1人1人にも味があって良かった。イカレサイコ野郎のワイルドビルは無駄にイケメンやと思ったら、なんとサムロックウェルだったのか。
デルの処刑のシーン、子供の頃に観てたら絶対トラウマになってたレベルで怖かった。リハーサルでは明るくふざけていたデルも、いざ自分の番になったら神妙な面持ちで涙を流しながら罪を悔いる。そこにあの胸糞悪い台詞と仕打ち……
パーシーは絶対最後に罰を受ける展開になるとわかってはいたけど、それまでが長すぎる!!どんだけ胸糞悪いもん見せられんねん…と途中でウンザリしました。そして悪人に正論で説教するトムハンクス、虚しい。人ってわかり合えないよね。
最後に語られる"長生きすることの恐ろしさ"を感じさせる結末も、ものすごく怖かった。それまでの感動的な展開が私の中で吹き飛ぶぐらい怖かった…当時と違って超高齢化社会が現実的になっている現代で、自分たちも同じような苦しみや怖さを抱えて生きていくことになるのかなあ、と。
久々に誰かと感想を語りたくなるような映画でした。
不思議と気持ちが良い
観終わって感動したとは言えない。でも不思議と気持ちがいい。
パーシー、ワイルドビルはウザかったからまあスカッとした。ちょっとパーシーは可愛そうだったけど。
サムロックウェルのいかれた感じも良い。ゲイリーオールドマンに似てるよね。
観ててポールの息子がすでに成人してる?じゃあ今何歳って疑問に思ってたけど、まさかの100歳越え、意図してかは分からないが、ジョンの力によって長寿を手に入れた。でもそれは良いことばかりではなく、大事な人の死を見とらなくてはならないということ。それは非常に辛いと思う。でも長く生きることはそれだけ多くの大事な人に出会えるということでもある。
今作のメッセージはようわからんかった。
某映画サイトには、ジャンルがファンタジーになっていた
死刑執行官である主人公のかなりシリアスなドラマとして見ていたら、途中からファンタジー映画と思わせるような展開になっていったのには、正直びっくりすると同時に、そのちぐはぐさがやや唐突にも感じられたが、物語としては逆に面白さが増して、3時間の長尺ものにしては、最後まで引き込まれ見入ってしまった。ファンタジー映画にホラー色(死刑執行シーン等)を加味してはいけないと思うのだが、エンドロールで原作がスティーブン・キングだとわかり、納得でした。
トム・ハンクスの表情と演技に魅せられました
コーフィの特殊な力を持っていたとしたら、毎日がとても苦しいでしょうね。
ミスター・ジングルスがとても可愛いらしく、この作品のキャストの小さくて大きな癒しでした。CGなんでしょうか??それとも本物??
トム・ハンクス他皆さん名演技で、ポリス系人情モノの作品を観てみたくなりました。
死刑執行の場面が結構キツく、トム・ハンクスや同僚、そしてコーフィの優しさをもっと違うストーリーで観たかったというのが、正直な感想です。
BS - NHKを録画にて鑑賞
加筆のタイミングで、まさかのレビュー削除に触れてしまい、消去してしまいました💦
折角共感して下さっていた皆様すみません💦
加筆し、文章が若干変わっています。。
SF少し不思議
ジョンの持つ不思議な力を軸に進むハートフルなストーリー。それがために話の展開は緩く進んで行きます。
ヒール役もしっかりキャラ立ちがされており感情移入に事欠きません。私自身リアリティの方が好みなので、ジョンの持つ不思議な力に多少の抵抗がありましたが、ラストは流石スティーブンキングと言ったところでしょうか。
4人の看守とジョンの間柄の空白がジョンの処刑の際に違和感を感じた点、ジョンの力の説明があまりなされなかったので終始ふわふわした気持ちになった点が気になりましたが、ストーリー、演技、音楽共に素晴らしく高い評価も納得です。
ラストの描き方、特に最後のセリフで4.0にしようか迷いましたが、彼の他の作品に比べた時私の中では3.5でした。
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