「けっこうよかった」ストレイト・ストーリー 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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公開時に試写会が当たって見に行ったが途中で寝てしまう。それ以来2回目で今回はDVDで見たのだけどやはり寝そうになって休憩しながら見る。
500キロを40日くらい掛けて移動するのだけど、遅すぎではないか。ずっと野宿で歯磨きなどはしていたのだろうか。買い物をするような描写もないし、お金もそもそもちょっとしか持っていない。両手で杖をついて歩くおじいさんがあんな座り心地の悪そうなトラクターにずっと座っていて大丈夫か。着替えやお風呂はどうしていたのか。トイレはその辺でしているだろうけど、もうちょっとリアルな野宿生活ぶりを見てみたい。いつの間にか3週間経っていた。まさか帰りもあのトラクターだったのだろうか。
燃費はどうなのだろう。余計なお世話だろうけどスーパーカブに補助輪をつけるなど、自立するようにしての旅がいいのではないだろうか。
出会う人がいい人ばっかり。アメリカの田舎はあんな感じなのかな。バーのカウンターで狙撃兵をやっていて仲間を射殺したトラウマにずっと苦しんでいることを語る。つらい。
主人公のおじいさんがいちいち絵になってかっこいい。特に帽子がかっこいい。しかし年を取るのは嫌だ。どうしようもないけど、少なくとも歩けるようにしておきたい。
リンチの伝記本『夢見る部屋』でこの時は奥さんが脚本を描いたり、プロデューサーもしているが、少し後に離婚して別の女性と結婚して子どもを作る。無常だ。
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