「無実の罪によって30年投獄された実在の黒人ボクサー」ザ・ハリケーン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
無実の罪によって30年投獄された実在の黒人ボクサー
ボブ・ディランも解放運動に参加して歌を作った。デンゼル・ワシントンがこの映画のために27キロも減量して臨んだなどと話題が尽きない映画。
レズラ少年がルービン・カーターを知ったのは中古本市。自伝が発売された当時じゃなかったということも過ぎ去った年月の重さを感じます。最初の州法廷では陪審員が全員白人だったことに背筋が凍るような気がしました。また、法廷で闘う弁護士や市民団体が活躍するものだと思っていたら、レズラ少年と彼を受け入れたカナダの家族の情熱が熱かった。
憎まれ役の刑事を演ずるダン・ヘダヤ・・・多くの映画の脇役であるが、すごくいい演技・・・ブルドッグが眼鏡をかけたような、と表現されているのが面白かった。今回、地上波TVで観たので、ノーカット版が観たくなった(カットされすぎだ)。
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