「冤罪法廷ドラマではなく、人間ドラマです。」ザ・ハリケーン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
冤罪法廷ドラマではなく、人間ドラマです。
冤罪で服役したボクサーと、彼の冤罪を晴らそうとする家族の物語。
大好きデンゼル・ワシントン魅力満載の作品です。実際にあった冤罪事件を下敷きにした作品。
粗暴な青年時代、ボクシングで成功し傲慢になったボクサー時代、そして自暴自棄、達観、絶望を繰り返す収監時代。
主人公の心理を、デンゼル・ワシントンが巧みに演じます。
ただ冤罪を扱うドラマとしては、冤罪を覆す部分に弱さを感じてしまいます。実話ですので、実際にそうだったのでしょうけど、映画としてはあっさりした印象をぬぐえませんでした。
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