「冤罪からのチャンピオンベルト」ザ・ハリケーン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
冤罪からのチャンピオンベルト
B・ディランが鳴り響く。
自由の壁に閉ざされて拳を交えた闘いだけでは許されず人種差別から警察、偏見と、州、いや国家と、闘わなければならない事柄が多過ぎた。
11歳から自由を手にするまで赦されるまでに気の遠くなる時間を無駄に奪われ対人間にする行為としてここまで残酷なことがあるだろうか。
単純に人種差別という影があったとしても奪われ過ぎた人生を歩む必要性は微塵も無い。
奥さんとの関係性や一緒に捕まってしまった人のことなど後半からダルい展開になっている気もするので二人にスポットを当てた描写があっても良かった。
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