「原作はピューリッツアー賞を取っていない」ソフィーの選択 mamemameさんの映画レビュー(感想・評価)
原作はピューリッツアー賞を取っていない
映画自体はもう昔から名作と言われているので今更書くことはない。
ところでこの作品のWikiには「小説はピューリッツァー賞受賞」とあるが、これは正しくない。
作者のウィリアム・スタイロンは確かにピューリッツァー賞を取っているが、それは1968年の「ナット・ターナーの告白(The Confessions of Nat Taylor)」での受賞であり、小説「ソフィーの選択」は全米図書賞の受賞。
ピューリッツァー賞受賞一覧で確認するとわかるし、「ウィリアム・スタイロン」のWikiには正しい情報が書いてある。
しかし、この「小説はピューリッツァー賞受賞」は広く信じられているようで、そう書ききっている書籍もいくつかある模様。(講談社現代新書で確認)
「ソフィーの選択 ピューリッツァー賞」で検索すると沢山出て来るし。
まあ、そう思っちゃうよね。
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