「戦争の罪深さと人間の苦しを正面から見詰めたパクラ監督の真摯さ」ソフィーの選択 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争の罪深さと人間の苦しを正面から見詰めたパクラ監督の真摯さ
脚本と演出と演技がバランス良く統一された完成度の高いアメリカ映画であり、戦争の罪深さと人間のそれでも生きなければならない苦しみを見詰めて愛して、美しかった。久しぶりのアメリカ映画の秀作と思う。アラン・J・パクラ監督に、これだけの実力があったのかと、思いを改めた。主演のメリル・ストリープが素晴らしいのは言うに及ばず、ピーター・マクニコル、ケビン・クラインの演技も自然で良かった。
1988年 2月19日 日本テレビ
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