「海賊というよりすっかりファンタジー映画」パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
海賊というよりすっかりファンタジー映画
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 90
音楽: 75
海賊の話だったはずなのだが、前作よりもはるかにファンタジー系に走ってしまった。クラーケンやら烏賊の顔した船長やら呪いだか魔法だかやらで映画が占められている。海賊というよりもお化けとの戦いの話である。
ファンタジー映画として悪い作品ではなく、セットや映像の出来はとても良くてそれなりに楽しめたことは楽しめた。だが海賊船との追撃戦とか船内での船員たちの生活とか描写がとても良かったので、ファンタジー抜きでもっと海賊というものに純粋に焦点をあてたくれたほうがより楽しめたと感じた。そのあたりが残念。
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