ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔のレビュー・感想・評価
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後半登場のファラミアに注目して
ここで言う二つの塔とはアイゼンガルド(サルマンご滞在)の塔と、モルドールのサウロンの塔のこと。
馬の国ローハン、最終章で活躍する新しい登場人物のセオデン王、エオメル、エオウィンの初登場回。
ヘルム峡谷と一万の敵兵との戦がメインの此度IMAXではその大迫力が50倍増しで没入度が破格。
ガンダルフの復活と5日目の夜明けと共に東から馬に股がり掛け降りるクライマックスには涙する。
アラゴルンとレゴラスとギムリの三角関係も何だか進展があり、アラゴルンが遅れてヘルム峡谷へ来た時のギムリとレゴラスのそれぞれのリアクションがまた良い。
フロドとサムの距離感近くないか(物理的に)と思いつつ、そしてそれぞれのフロドの優しさとサムの優しさの違い。
ゴラム=スメアゴルの人格は基本的に一緒で救いようがないのが悲しい。
此度はメリーとピピンの成長と功績が見れるのも素晴らしい、エントの行進は最早大喝采もの。
そして個人的に大好きなボロミアの弟ファラミア。悩みを抱えながらも大将としての立場を毅然として振る舞おうとし、それでも兄と同じく高潔な人格は失われなかった。
帰りながら鴉の群れがクリバインに見えて年甲斐もなくロードオブごっこがしたくなってしまった。
サウロンまでが愛おしく見えてくる…
①古代ギリシャ、紀元前のスパルタとペルシャの戦争は、『300スリーハンドレッド』などでも知られるように欧米人の好きな歴史逸話のひとつなのですね。
精鋭300対その他大勢の敵役集団❗️
欧米人では無い私なんかでも、それだけでワクワクします。
絶体絶命の窮地に現れるわれらがガンダルフ‼️
挟み撃ちで一気に形成逆転‼️
②CO2を出しまくって武器と邪悪な戦闘要員を作るサルマンは、ついに、温厚で争いを好まないエント族を怒らせます。
無邪気なようでなかなかの策士、ピピンとメリーの〝智恵〟の闘い。
③人に読み継がれる物語の主人公は、命を賭ける価値のある闘いは、絶対に諦めない。
壮絶な覚悟のフロドと無私の献身を貫くサム。
良心と誘惑、天使と悪魔、貧相な見た目にも関わらず、すべての人間の葛藤をひとりで表したかのようなゴラム。
『二つの塔』の構成要素自体が三つの壮大な物語を孕んでいるのだから、感動しないわけが無い。
さあ、次は『王の帰還』で史上最高の大団円だ‼️
すみません、フロドのことを思うと大団円という言葉に含まれる〝めでたさ〟というニュアンスは違和感があると思いますが、そこは目を瞑ることにしました🙏🏻
ガンダルフの復活が嬉しい2作目。 それぞれの戦いが始まる。人種関係...
ガンダルフの復活が嬉しい2作目。
それぞれの戦いが始まる。人種関係なく立ち上がりひとつになって立ち向かっていく姿が良い。
やっぱりサム良い子すぎるー!
どんどん面白くなっていく!
久々に観たけど、いやー面白いっすわ!!
迫力凄いし、世界感もドラクエっぽくてサイコー!!
感心しかないっす。
それにしてもナズグルええわ~。
真ん中の話の癖に起承転結できて3部作の中では一番面白い。
爺専、枯れ専、必見の一作
言わずと知れた全世界ベストセラー第3位、名作中の名作「指輪物語」の第2章部分である。
(ちなみにベストセラー1位は「ドン・キホーテ」2位はディケンズの「二都物語」4位「アルケミスト夢を旅した少年」5位「星の王子様」「ホビット」7位「ハリー・ポッター賢者の石」8位「紅楼夢」「そして誰もいなくなった」「不思議の国のアリス」だ。)
本作「指輪物語」は「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」の3本を同時進行で撮影しているので、出来栄えは前作と遜色無い。というより差が生じようがないのである。こんな撮影スタイルはこれまで前代未聞であった。
(るろうに剣心・最終章finalとbiginingはこのやり方だ。)
全編通して感じたところを幾つか記そう。
「ガンダルフが熱い(笑)」
前作でのサルマンとの一騎打ち、バルログとの戦闘シーンでも感じるが、ガンダルフが熱いんだなぁ。
おい、おい?貴方、本当に賢者ですか?ってツッコミ入れたくなるほど、いつも先陣切って戦ってます。戦うおじいちゃんです。
今回も颯爽と白馬を駆り、相変わらず先陣切って兵を率いていますw
もう、ガンダルフが登場するだけで安心感200%ですw
イアン・マッケランの表情の演技が実に良いんだなぁ。決して爺専ではありませんが惚れそうになります、ガンダルフw
「エルフがエルフ」
さすが、ハリウッド。役者の層が厚い。特殊メイクがあるとはいえ、よくぞこれだけ「各種族にソックリ」な人財を集められるものだなぁ!と感服する。
アルウェンはエアロスミスのスティーヴンのお嬢さんですね。スティーヴンはスラブ系の血も入ってたから隔世遺伝で出たか?お父さんお母さんの良いとこどりの美人に生まれて良かったね♪
「ギムリとレゴラスの友情」
種族としては互いに不仲なドワーフとエルフだが、2人が旅を通して次第に友情を育んでいく描写が実に良い。
シリアスなストーリーの中でコミカルパートとして挟まれたり、ホロッとくるハートウォーミングパートとして挿入されている。
(映画るろ剣でも、斎藤と左之をこういう風に描いて欲しかった!)
「グリマな奴、いるいる」
蛇の舌という表現が強く印象に残った。現実にもいる、いる!こーゆー奴。同僚の悪口を捏造しては、まことしやかに上司の耳に毒のように注ぎ込み、職場に悪意の噂話を流布する奴。
今後はそーゆー奴を「snake tongue」と呼ぼうと思った。
「アラゴルン、まんざらでもないよね?」
明らかにアラゴルンに「ほの字(死語?)」のエオウィン姫だが、彼にはひとこと言いたい。
アラゴルン?貴男、明らかに「惚れられる態度」取ってますよね?自覚あります?まんざらでもないよね?
アルウェンパパから説得されて、アルウェンの事は諦めようと思っているところだから、まぁ、それもよいのかなぁ?
「役者魂の見どころ」
ピピン&メリーが死んだと思い、悔悟の念にアラゴルンが転がっていた兜を蹴り飛ばすシーン。この時、モーテンセンは足の指を骨折したらしい。激情の叫びを挙げる素晴らしい名シーンは「本当に激痛が走った苦渋の叫び」だったw
不慮の事故を名演技に変えたモーテンセンは、後ほど監督に褒められたそーな。
「サルマンが格好良い」
いや、これはただの個人的贔屓(爆!)
いいのよ、クリストファー・リー、好きなのよ。
(いや、だから決して爺専ではないって!)
クリストファー・リーだって昔は若かったんだから。ドラキュラ、好きなのよ。(おっさん好きの少女であったらしいwあ、公開時はもちろん生まれてませんよ〜!)
とゆーわけで、レビューは第3部に続く。次はどんなテイストのレビューになるやら、私にもまだわからない。
3部作の2作目だけど、この熱量
なんだか、胸アツ。序盤はつらく、重苦しい空気なんですが、これまで必死に耐えてきたのが爆発するみたいな後半の盛り上がりは胸アツすぎて、最高すぎる。
人は愚かだけど、またには間違うけど、立ち上がることもできるんやーってやりました。
これはスティングだ!見たことがあるだろう!?
喉を掻っ切られたいのか!?
中学の友達がそこのシーンだけやたらモノマネしてたことを思い出して懐かしさを感じた。
前作で散り散りになった3組を別々に追っていくこの第二部。
なかでもフロドとサムチームはゴラムに振り回されてヒヤヒヤさせられっぱなし。
どんどん病んでいくフロドは、サムの健気な言動をとにかくマイナスな方向にしか捉えられない。
あぁ、こういう子って必ず学校にいたよね。
ゴラムはハリポタでいうドビーみたいな雰囲気で、当時からそれ思ってた。
ただ、クセはあるもののいい奴だったドビーに対して、果たしてゴラムはどうなることやら。
終盤の篭城戦は王様がやたら強気。そう上手くいく?
なんとなくキングダムを思い出させる。
アラゴルンはかっこいいし、レゴラスはクール、ギムリはお茶目で、この3人のやりとりが一番面白い。
レゴラスには言わないでくれ、っておいwww
二部は全体的に仲間サイドが勝った感じで終わったね。意図的なのかな。
いよいよ次が完結編。滅びの山のシーンが楽しみだ。
87歳だよ!年の差考えましょうよ・・・
フロドと9人の旅の仲間が8人、7人と減り、フロドとサムは二人でモルドールの山へ向かい、オークに連れ去られたメリーとピピンを救出するため、アラゴルン、ギムリ、レゴラスの3人が別行動となる。
さらに人間のローハン王国にて、サルマンの魔法から正気を取り戻したセオデン王が民を連れてヘルム峡谷へと移動し、そこでサルマンの軍勢を迎え撃つという防衛戦スペクタクルがメインとなっていました。軍勢300人に対してオーク軍は1万!
ボロミアが指輪に執着するあまり、人間性を失う様子が描かれた前作同様、弟であるファラミアもフロドと対峙して指輪によって我を失いそうになる。
何となく笑えるシーンが前作よりも多くなって、メリーとピピンに加えてエント族の会話、ギムリの茶目っ気とレゴラスとの仲の良さ、それにゴラムの一人芝居(出番多すぎw)!恋愛部分ではローハン国のエオウィンがアラゴルンに惚れてしまうのがいい。まぁ、アラゴルンにはアルウェンがいるからなぁ・・・
【2003年2月映画館にて】
【追記:2005.4】
SEE版ではレンバスの秘密とファラミア、ボロミア兄弟と父親である執政官の確執が描かれていた。エオウィン姫の料理が下手だということもわかったし・・・
旅の仲間SEE版と同じく、追加された映像のおかげで物語がすっきりと流れる。クライマックス以降でもメリーとピピンがサルマンの食料倉庫で食べ物を漁るシーンで笑ってしまった。
サムさん偉すぎる
私ならとっくに見捨ててるわ。
ガンダルフレベルアップしてまさかの復活。
それは有りですかね…
大事な指輪なのに管理があまい。チラチラ見せすぎだろ…
オークの戦い方が人間的でちょっと笑った。
何はともあれ最終章が楽しみ。
おもしろい、のだが、主人公のフロド君は活躍したか?
指輪をめぐるファンタジーの物語。第2作目。
おもしろい、のだが、主人公のフロド君は活躍したか? 何もしていないように思うのだが。といっても、何の能力もない主人公が活躍できるはずもない。あきらめよう。
登場人物が多すぎて、ゴチャゴチャとまとまりのない話に なってしまっている。しかもキャラクターが個性的でないため、人物を間違えてしまう。それでも、ファンタジー世界の映像、派手なバトルシーンは見るものを魅了する。特に、バトルで徐々にピンチになっていく様子は、興奮と恐怖感を与えている。うまい。
この話も完結していなくて、第3作目に続くようだ。また続くのか。まあ、おもしろいなら良いのだが。それでも私としては、映画には1作ごとに完結する単純明快さを求めたい。
3時間が短く感じる群像劇
仲間を失い離れ離れになった旅の仲間たち。しかし、闇の軍勢は結集し戦いの時は近づいていた…。
三部作中編。3視点から物語が描かれるがとにかく無駄なキャラが一切存在しない。昔はレゴラスが好きだったが再鑑賞するとフロドの神秘感に度肝を抜かれる。
間つなぎの物語
旅の仲間から王の帰還への繋ぎの物語。
ホビットたちが別れ別れになりそれぞれの道をたどるが、森でのシーンが間延びする。それを狙っているのだから仕方ないんだけど(笑)。
クリストファー・リーの悪役は圧巻。けれど哀れ。
ここで登場するローハンの描写が、印象的。
ファラミアの強さが、人間の救いだなと感じた。
エルフも魔法使いも所有のかなわない恐ろしい指輪の誘惑を、身の丈を知ったホビットとファラミアだけは退けることができるというのは、本当の強さを語る印象的なエピソードだった。
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