「四角関係」ハイロー・カントリー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
四角関係
冒頭の乗馬シーンでは西部劇かと勘違いしそうだった。儲けるためには牛を飼うことだ。カウボーイ魂がまだ健在!といった雰囲気のニューメキシコ州なのだ。好きだったモナはもはや人妻。ジョセファ(ペネロペ・クルス)がラテン系の魅力でピートにせまる。ビッグボーイがピートに恋人を紹介するが、それはなんとモナだった。人妻なのに・・・
仕事のほうでは、ジムエドの執拗な雇用申し出を断り、フーヴァー・ヤングの共同経営の話に乗ってしまう。ビッグボーイは不倫の上に、ポーカーでジムエドの手下を死に至らしめたため、ますます相手側を怒らせてしまう。
しかし、ジムエドやモナの夫との確執はなおざりになって、ドロドロの四角関係の恋愛模様が中心となっていった。それでも4人それぞれの心理描写が上手く、飽きずに観られた。特に、酔った勢いでピートがモナを犯した事件に関してはずっとしこりになって残る。
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