ジャンヌ・ダルクのレビュー・感想・評価
全39件中、21~39件目を表示
ほんとうに神のお告げだったのか
かなり宗教観の強い映画でしたので、捉え方は難しい。 神のお告げは、ほんとうに神だったのか。それともジャンヌ・ダルク自身が願望を神のお告げと錯覚していたのか。 国民的英雄のジャンヌ・ダルクを描いたこの映画を、フランスの人たちはどう観たのか気になります。
聖人か、狂人か
聖人とされていたジャンヌを狂人のように描いた映画。 この映画を見るだけだと、フランス軍はよく彼女を信じられたな…とあきれてしまうほど。 戦ではひたすら突撃突撃で神の奇跡も戦略もあったもんじゃない。 最初から最後まで、爽快感といったものはない。 中世の戦争好きとしては騎馬兵が走ったり投石器が動くシーン見るだけで興奮した。
ジャンヌめっちゃ叫ぶ
前に1度見た映画だったけど、どんなものだったかと再鑑賞。 とにかくジャンヌが叫ぶ!震える!発狂する(?)!現代社会だと傍から見ると結構やばい人な感じがする…笑。 ジャンヌを神の使いや聖女ではなく、1人の弱い人間として見た話という感じ。 ストーリーは史実の部分部分を切り取った形になっていて、歴史ものだからこそ出来る組み立て方になってるのかなと感じた。ジャンヌ・ダルクの事知らなかったら全く付いていけなさそう。あと全体的に暗い笑。 ミラ・ジョヴォヴィッチの演技が凄かったために、感情移入して最後まで見てしまった。テレビ版でカットされてしまっていたのか、最後のシリ切れトンボ感が半端なくかなり物足りなかった。 総合して、話は途切れ途切れで物足りなかったけど、俳優の演技や戦争シーンの迫力は良かったという感じ。 ジル役の俳優さんがかっこよかったのにはとても満足。イケメン。笑
これは…
昔公開された時よくCMしてるのは覚えてたので、
深夜にしていたのを録画してみてみました
これは…
まあ、題材が題材だから仕方ないんだろうけど、かなり宗教色が強く
それでおもしろいなら文句ないんだけど
これは…
というかんじだった
もしこれが邦画なら
卑弥呼とかを題材にかなり神懸かり的にした作品にしたら
果たして日本人は見るのだろうか…
まだ詳しくない西洋の偉人?だから
ファンタジーなんだ、と遠い目で
みれた感じ
まったくコミカルさのない朝ドラか大河ドラマみたいな感じでした
新しいバージョンが欲しい
何回も地上波でも放送されているこの映画。私自身ジャンヌダルクが大好きで本とかもよく読んだ上で観た。
結構古い映画だからクオリティとかは考えないで観ても、かなりショック。このミラジョボビッチの演技は本人のものかそれとも監督からの指示か。
ジャンヌはたくさんの男の先頭に立って戦ったのだから、確かに強いし勇気があってカッコいいのは分かる。でも神からのお告げでこの戦争に参加した。だから意志を持って勇気も持っていたはず。でもこの映画で観られたのはそれより怒り。セリフにはなくても表情に怒りが現れていてこれはジャンヌではないと思った。それに戦いのシーンがすんなり終わってしまって必死感があんまりない。最後の方では捕らえられた時に、ジャンヌの良心と話すときはいい演技もあったけど、これは違うでしょっていうのもあった。処刑台に立ち、サインを迫られるときも、これから処刑されるかもしれないのに、あの様子は少し違う気がする。全体的にショックというかガッカリだった。新しいバージョンが欲しい。
そういえばデズモンドハリントンって今もカッコいいおじさんって感じだったけど、このころはもっとカッコよかったんですね笑 彼が見れてよかった。
いっちゃってる感がすごい
ジャンヌダルクがどの程度史実なのか知らないが、実際にこんな感じだったのかもと思わせる。あれくらい狂信的でないと荒れくれ兵士たちを求心できるはずがないし、部下たちが信頼していくまでの過程は見事。髪の毛切ってしまうのは絵的には残念だけど。 しかし、ハッピーエンドにするわけにもいかないとは思うけど、終盤捕まってから火炙りまでは重くてつらい。もう早く殺して楽にしてあげて下さい!って感じ。
夢を壊されたくない人たち
女性の英雄、 神格化された 中世のヒーロー。 そのジャンヌダルクを超人としてではなく、1人の人間として描いています。 綺麗事で出来た素敵な英雄なんて 存在しません。 人の上に立つということは、弱い心では現時的には不可能です。 欲望渦巻く人間達の思惑をかいくぐり、または打ち勝ち利用し、率いなくてはなりません。 思い込みが激しいくらいに、もしくは野望に燃えなくては突き進むことは容易ではないでしょう。 まぁ、そんな現実的な世界で自身や人々の心と葛藤し、戦いを繰り返し仲間に支えられるようになり、現実的な1人の人間として神格化されるまで、その軌跡を描くことに成功していると思います。 個人的には 仲間との信頼関係の変わっていく過程がとても熱く感じ、好きです。
現実的なジャンヌダルク
英雄は神聖化され非現実的な扱いを受けるようになるものだが、それを一人の人間として描いた映画。 彼女をアイドルとして観ている人には、受け入れにくい面もあるだろうが、ミラ・ジョボビッチは人間くさい等身大のジャンヌダルクを好演してる。というか映画を観て10年以上経った今でも、ジャンヌダルクと言われるとミラ・ジョボビッチが浮かんでしまうぐらい印象に残っている。
好きじゃない
この映画は好きじゃない。
ジャンヌダルクは妄想の激しいヒステリックな女でした、神様なんかいないし天使なんて見えません、という映画。
ジャンヌダルクが好きな私にとってはとっても不快な映画でした。残念。
私の思っていたジャンヌと違いすぎた
盛り上がらない
ジャンヌが勝手すぎていばりんぼ、あと場面の切り替わりがわかりにくい
みていてイライラした
私の思っていたジャンヌはもっと謙虚な感じというか…
周りとの温度差も激しく、だんだん見放されていくジャンヌが見たかったわけじゃなかったので残念でした
ていうかこの映画はジャンヌダルクの伝説を否定したかったのかな
せっかくジャンヌダルクの映画ならジャンヌダルクの栄光をとって欲しかった
これではジャンヌが妄想してラリった女の子のみたいだ
☆は名前忘れちゃったけど勝手なジャンヌに頑張ってついていった兵士たちに
伝記映画
歴史上で有名な女性、ジャンヌ・ダルクの映画。 ノンフィクション風に描いたストーリーだけど、この映画を観る限りでは情緒不安定な女性になってる気がします。 鬼気迫るジャンヌ・ダルクに対して、他の人達との温度差が激しい。 もっと盛り上げても良かったんじゃないかと・・・ 観る人によって感想は様々だろうなぁ・・・
ジャンヌのイメージが変わる作品
この映画で描かれているジャンヌはかなり自己中心的。
私は預言者なんだから皆私の言うこと聞きなさい!!って終始ヒステリーを起こしてた印象。
そんな彼女を慕う軍の連中が意味不明だった。
勝手に突っ走って勝手に悩んで観ているこっちは全然ついていけなかった。
ツンギレでヤンギレなミラ・ジョボビッチ
百年戦争時、英国軍に包囲されたオルレアンを解放した英雄であり、歴史上最も有名な女性の一人―-ジャンヌ・ダルクの一生を描いた歴史映画。 全編を通して私の知っているジャンヌ・ダルクの生涯を描いています。ミラ・ジョボビッチの鬼気迫る演技や、中世の様子を再現した戦争シーンなどは、どれも完成度が高く見応えがあるでしょう。 特にミラ・ジョボビッチの演技は、普段の彼女のイメージとは異なっていて新鮮さがあると思います。ジャンヌ・ダルクという繊細で複雑な心を持っている人物を、とてもよく演じていると思います。 一方で、何処と無く盛り上がりに欠けるような気もします。史実に基づいた歴史映画に盛り上がりを求めるのもおかしいんでしょうが、もう少し英雄譚っぽく派手に栄光を描いても良かったのかなあと。 ジャンヌ・ダルクの神聖で神がかり的なイメージを排して、あくまで現実的に描いたというのは評価できると思いますが、だとするなら、逆に彼女の敬虔さや勇敢さ、国歌に対する忠誠心をもう少し評価しながら描いても良かったと思います。この映画からは、彼女の異常な面、情緒不安定な面ばかりが強調されている様な気がします。 例えばオルレアン解放とか、シャルル七世の戴冠とか、もう少し華やかに描いても良かった気がします。本当の史実がこうであれば、やっぱりこうなのかもしれないですが。
聖女ジャンヌ・ダルクの葛藤
15世紀のフランス。長く続く戦争状態の中、「神の啓示」を受けた少女ジャンヌがフランスを勝利へ導き、そして、魔女裁判に掛けられるまでの生涯を描いた作品です。
この作品の後「バイオハザード」で一躍有名になったミラ・ジョヴォビッチが、聖女ジャンヌを鬼気迫る迫力で演じきっています。
自らの信じる道を突き進んだジャンヌ。その純粋さと思い込みの強さ故に、周囲の権力者達に利用され、魔女裁判に掛けられ、そして、自分のやって来たことは正しいことだったのか?自問自答を繰り返します。
物語前半のリアルに描かれた戦争の場面から一転して、後半は「人間ジャンヌ・ダルク」に焦点を当てる構成が見事です。
ジャンヌの良心を演じるダスティン・ホフマンの演技も素晴らしいですね。
全39件中、21~39件目を表示