「ラストにはどうしても納得できない」海の上のピアニスト うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストにはどうしても納得できない
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ピアニストの生い立ちは、まるでおとぎ話のように、神話のように独り歩きをして、大げさに語られていったのかもしれない。
それにしても、魅力たっぷりに、船の中の人間関係を描き出し、ピアノ対決なんかは、まるで音に優劣があるかのように、鍵盤から出てくる音が、相手を打ちのめし、拳のように叩きのめす。
ラストだけ。本当にラストだけが、「そりゃないわ」ということでした。仮にあったとして、あの爆発はもう少し何とかならなかったものか。色を消すとか、音を消すとか、スローモーションにするとか。直接的な表現を避けるとか。
とにかく、ラストシーンにがっかりした。
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