シュリのレビュー・感想・評価
全87件中、21~40件目を表示
When I dreamにはやはり涙
私が住む地域は、上映が昼間と
21:45からのみでしたが、
どうしても観たくて行ってきました。25年前映画好きのだんなに
誘われ、あまり乗り気ではなかったのですが、上映後は
私は涙が止まりませんでした。
韓国映画のレベルの高さに
驚きました。アクション、俳優さんたちの演技力、音楽どれも素晴らしく、心を打たれました。今でもベスト3の映画です。ラストシーンの
When I dremとハン・ソッキュさんの表情は涙なしでは観れません
ちなみに映画館は、私一人での
貸し切り上映でした。
25年の時を経て蘇る
この時期まで公開されていなかったのが不思議 ※ コメントに対応して一部の表現を修正
今年344本目(合計1,436本目/今月(2024年9月度)30本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
シネマートさん、あと1か月で閉館なんですね…。
大阪市という最大のコリアタウンを抱える地で、韓国映画を見たいならここ、という場所がなくなるのはさみしいことです。
さて、こちらの作品です。どうも2000年ころにごく一部だけ上映はされたようですが、権利関係で長くその後上映もVODにもならず(実際、VODはどこにも存在しない)、今やっと公開されるという特殊な作品の扱いのようです。一方で韓国国内では映画ができたのは2000年ごろということであり、そのことを念頭に入れておく必要があります(後述)。
韓国映画といえば、韓国史が抱える南北統一問題等がありますが、そのことについて触れた映画でもあり、一方で現在2023~2024年にいわゆる「韓国映画といえば」というスタイルを築き上げたともいえる作品です。一部において歴史認識的として喚起がされている(この点後述)が良かったです。
実際に韓国と北朝鮮の間では非公式としては交流は行われているのでしょうし、韓国・北朝鮮の統一を望む人もいれば望まない人もいることは確かだとしても、みんなが良い方向に向かえばよいな、といったところです。
なお、作内で「50年の分断」といった字幕が出ますが、上記のように作品は2000年ころであり、朝鮮戦争の勃発が1950年である(ただし、この点後述)ことが関係します(今、2024年であれば約75年(70年)というのが正しい)。
採点に関しては、大阪市という最大のコリアタウンに在住している行政書士の資格持ちとして以下が気になったところです。
------------------------------------------------------------------------
(減点0.3/済州島に関する色々の配慮・説明不足)
サッカーシーンにおいても「50年前の分断」といった語が出てきます。
この「50年前の分断」についてふれておきます。
日本が第二次世界大戦に敗れると朝鮮半島は大混乱と化し、今の韓国(民主主義をうたう地域)と北朝鮮(共産主義をうたう地域)とが分断し、また国内(ここでは、今の韓国と北朝鮮を足したエリア)においても対立がありました。そしてそもそも論でいえば、民主主義と共産主義のどちらが上だの下だのといった概念はそもそもありません。
一方、当時、韓国を支配していたアメリカ軍(このことは「ボストン1947」参照のこと)が元のアメリカの施策として民主主義化をうたったため、共産主義的な思想を持つ人が追いやられることになります。これが、済州4.3事件であり、麗水順天事件(10.19)です(いずれも1948年)。この後、この対立が決定的となり朝鮮戦争が勃発します。
韓国では1990年以降、真の民主化が果たされたこの時期になって、およそ40年前の済州島事件や麗水順天事件が見直された経緯があります。
これらの点について説明がないので(映画内に出てくるのは「朝鮮戦争」だけ)、なぜ済州島が最後に映る部分など理解が難しく(済州4.3事件か麗水順天事件(麗順事件)を知っていればわかる)、この点については2000年ごろの映画ではまだ扱いにくかった(過渡期だった)ということはいえましょうが(2022年だったか、真向から取り上げた「スープとイデオロギー」という映画もあります)、何らか配慮があれば、といったところです。
------------------------------------------------------------------------
愛しさと刹那さ思い出した
25年もたっていたのか。
公開時はみてない友人の勧めでビデオ鑑賞した。非常に勿体ないことをしたと悔やんだ。
こんなにハイスペック作品があるんだと本当に驚いた。ドラマは冬ソナかも知れないがスクリーンではシュリで韓流旋風がおきていた。南北の分断による対立恐ろしい心底痛感したのが北朝鮮の女性スナイパーの育成だった。朝鮮情報部のバディがあの当時、大人の色気友情を感じてた。結婚間近の幸せ感。淡水魚館経営の伏線。驚異的な破壊力をもった液体爆弾を用いたテロ計画。スタジアムで南北交流試合での恐怖。コネ新米さんがふとした気付きをしてたんだと今知った。
タイトルの「シュリ」にちなんで、あの当時は雑貨屋にまで小瓶に入った淡水魚が売られていたのも思い出した。バディが暗殺され、彼女が敵、自身が拳銃で殺害、(彼女を抱きしめて欲しかった)死後の妊娠報告や仲間からの聴取なんとも言い難い気持ちも思い出した。最後、彼女と瓜二つの女性と話しているとき心は少しでも救われて欲しいと感じたが複雑でもあった。リバイバル公開にとても感謝している。スクリーンで観れた。20年前の感じ方と今だから解釈し負に堕ちた部分もある。名作であります。是非劇場で観て頂きたい。
久しぶりに観ましたが面白かったです
25年前なら
面白い
コードネーム「シュリ」
デジタルリマスター版リバイバル上映にて鑑賞。南北問題をベースにして韓国の情報局員と北朝鮮の女性スナイパーの禁断の恋愛を描いたスパイアクション。韓流の原点にして頂点となる大傑作ですが、25年前の作品ということで現代においては少し古さを感じるシーンもあるように感じた。
2024-157
「一緒に過ごした一年が、私の人生の全てだった」
遠出して、今日は「シュリ」を観るためだけ。
上映時間にあわせてスケジュールを調節した。
24年間、待ってた。忘れられない作品 ☺
イ・バンヒにも、イ・ミョンヒョンにも逢いたい。
水槽ごしのキスシーンも観たい。
迫力、スケール、緊張の連続、ヒロインの魅力(弱さも含めて)、結末、縁と因果、…全て。
ラスト近く、第8部特殊部隊の隊長(世良公則似のチェ・ミンシクさん)の「北」の現状を訴える叫びは、辛すぎる。悲しい(24年前と今と1ミリも変わってない)。
全く、古くない。
映画はエンターテインメントに過ぎないけれど、「シュリ」、この映画は「同じ川で再会できるように」。
そう思わせる力を持っている。
24年前からずっと色褪せない作品。
Amazon primeにて
韓国映画って この頃からこのレベルだったんですね 見せ場のうちのい...
韓国映画って
この頃からこのレベルだったんですね
見せ場のうちのいくつかで、
その他大勢が銃口構えたままなぜか撃たないとか、
そんな小さな突っ込みどころはあったけど、
いろんな要素が詰まってて面白かったです
あと、古い作品あるあるですが、
コネ入社のあの人、
ドラマ【済衆院】の人だったと、
結構最後の方で気付きました
済衆院の10年くらいしか前じゃないのに雰囲気が全然違う
かわいい系のキャラで微笑ましかった
分断された権利関係を乗り越えて
2024年デジタルリマスター版リバイバル。昼劇場にて鑑賞、夜自宅にて配信吹替版で鑑賞
2000年日本初公開時 劇場で鑑賞し、私自身も韓国映画で重要な作品になった。(でも本当の私の韓国映画の原点は「八月のクリスマス」です。)
当時日本でDVDも発売されていない時、香港か台湾製のビデオCDを買った。(DVDの超劣化版。日本では全く普及しなかったが、アジアでは結構普及していた)でも昨日探したらDVDは持っていなかった。😭
当時良く通ったアジアグッズ店では、「シュリはシュリじゃないよ〜」って。発音はシュリじゃない。シリとかシィリとか、カタカナで書けないけど。だから今でもシュリには違和感を感じる。
でも映画忘れたなぁ〜。と思って観てたら、全く覚えていなかった。優れた忘却力のおかげで、2度目の初めて観た映画になりました。
………………
同じ民族同士だから北か南か分かりにくい。ユと相棒も見分けつかない。他にも納得がいかない所も有るが。
南北は時代で多少の濃淡はあるが、緊張が続いている関係で、それが十分伝わる。
薬品略奪や市中での銃撃戦、ユのスタジアムへの暴走はすごかった。
ふたりのロマンスはミョンヒョンの正体が分かっていない前半だけで、後半に真実を知ってもその場を逃れる事しかできず、その後も一切 一言も会話がなくミョンヒョンに対して何も想いを語ってくれなかった。
北の諜報員バンヒが犯した欠点は、ジュンウォンを本当に愛してしまった事。そしてミョンヒョンから非情なバンヒに戻りきれなかった事。
映画館で良くわからなかった事も、配信で見返せるからいい時代になった。
プライムで公開当時以来の再鑑賞🥺
見逃してる人はマジで本当に必見す👀🔥
当時は韓国からとんでも無い作品が日本に上陸すると話題になったのですぐさま劇場に行って超面白かった記憶があるんですが見たのがかなり昔なのでアマゾンプライムで久しぶりの鑑賞です!
当時は日本映画の敗北を感じたくらいのカルチャーショックで(この当時日本の映画監督がシュリ観て凄い作品だし日本の映画監督として負けたって感覚になって愕然としたというのを記事かなんかで読みましたよ!)そのあと結構韓国の作品が劇場などで公開される頻度が上がる事になって韓国映画を積極的に観るキッカケになった作品です👍(このあとJSAやらシルミドやらブラザーフッドやら殺人の追憶やらもろもろの名作に溺れて行くハメになるんです🥹)
今考えるとハン・ソッキュ ソンガンホ チェミンシクとか超絶豪華な出演者だったんですねー
なにはともあれに気づいてからのハン・ソッキュの顔演技とラストが最高なんだよなあ😭
チェミンシクの北の人たちの叫びを訴えるシーンは凄かったなあしかし!
今見るとなんか古臭い感じがしますしチープな場面が多いですが無駄の無い展開と勢いと熱量が凄いし名作なのを再確認しましたよ🫡
あまりにも久しぶり過ぎる鑑賞で感動しまくってついつい2日連続で見てしまいましたよ!
結局今劇場でリバイバル公開してるんだから劇場に行けば良かったと思っちまったばい🤢
名作は時代を経ても名作って事だな
25年間待ちました
キッシンググラミー。そしてシュリ。
公開から25年。大好きなシュリのリバイバル上映行ってきました。確かこの作品が私が初めて劇場で観た韓国映画だったと思います。dvdも買って家でもよく観ていました。今回久々の観賞でしたがやっぱり面白い。
ハリウッドを越えたとまで言われたアクションシーン、切ないラブストーリーとしての見応えも十分、そしてなにより南北による長い分断、対立を映画というカテゴリーで発信したことは大きかったのではないでしょうか。今でこそ誰もが知る問題ですが、当時の私はこの事に感心を持ったことすらなかったと思います。
北から送り込まれた精鋭部隊によるある化学兵器の強奪計画。次々命を狙われる科学者達。真実に迫る韓国情報部隊が追う北の女性工作員。いきなり血潮飛び散る激しい命懸けの訓練シーンから始まり、最後まで全く止まることなく駆け抜けてゆく展開はまさに圧巻です。泣けます。
シュリ シュリ シュリケン
シュリの公開当時日曜洋画劇場の吹き替え版でセリフが作為的になって洗脳されているみたいな、印象が日本語の洋画劇場とか、おかしい。別の映画でイビョンホンが日本の皆様考えましょう中国人民タイ人よく来たな、そちらの国から、言い過ぎだ。在日が日本で韓国映画を見ない男女アベックカップル金を払って見ない。韓国でも、日本化アニメ邦画。大島渚も戦メリでも実際天皇の軍属朝鮮半島満州、中国で19××大作3部作中国軍と連合軍の朝鮮戦争の映画 安倍晋三元総理大臣昭和の金日成主席の日本の外交官房長官で北朝鮮にいた!シュリ映画内容から大きく離れた現在、香港アメリカアクション映画みたいな感動恋人夫婦悲劇的ラブストーリー高画質の映画鑑賞で満足 DVDがひどくて初回版までまだひどく中古でソフマップ最初から卸、それでも最初から世界に画質落としたのが出回っていた。映画公開当時日本2週間限定で松竹洋画系、タイタニック アルマゲドン その後 踊る大捜査線 衝撃的要素強い
今見るからこそ。
一言「す、すげー・・・・!」
この作品配信はなく、DVDでしか見れなかったそう。
版権等大人の事情のあるのかも知んない。
<良かった点>
・リマスタリングされてある程度くっきり。
特に冒頭の「大出血サービス」(韓流あるある)、半端なくワイルド。
・朝鮮半島の北と南、登場人物がわかりやすいし。
終盤に行くにつれ、もうハラハラドキドキ、どうなるの?!。
・ワイルドだけじゃなく、甘くて切ないカップルの話。
正義を取るか、愛をとるか。
<どうかなーな点>
・誰が裏切り者なのか。予測はつく。
25年前の私だったら、きっと見ていない作品でした。
韓流経験値を詰んだ今だからこそ、見て鳥肌→ほろり→ラストしばし呆然。
三人くらい知っている役者さんがいて、みんな若かった!。
「韓流の原点にして頂点」に納得
全87件中、21~40件目を表示