劇場公開日 2024年9月13日

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「日本における韓国映画史的に、分岐点になるような作品。」シュリ ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0日本における韓国映画史的に、分岐点になるような作品。

2025年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

驚く

日本における韓国映画史的に、分岐点になるような作品、という事だったが、
なんかちょっと前のテレ朝のドラマみたいだった。
南北問題を題材にした、北の工作員VS南の諜報部員という対立構造で、
散々擦られた設定な分、だいぶ色褪せたようにも見えるが、
当時としては印象的だったのだろう。

ガンアクションも迫力あったし、南北分断が絡む人間模様のお話も良い。
数日前に観た「ノンストップ」のようにはならなかった、
男女の切ないストーリー。、

一番のミステリー謎要素、正体みたいな部分が、
だいぶ序盤で分かってしまうのは、さておいても、
現在の、似たような設定作品のほうが、
絶対的に質は高く、量も豊富だけれども、
これはこれで、今でも楽しめる範疇だった。

ソビエト蓮舫