「切なさが残る。」バベル こいたさんの映画レビュー(感想・評価)
切なさが残る。
結末は序盤で分かる。
一つの銃がきっかけで起きた事件を取り巻く背景が、国境を超えて繋がる。
始めから彼らが既に抱えている問題、それがただ、成るように進んでいくだけだが、
その中で映される、国々の特徴や、関係に注目して観ると、深い。
日本のイメージについては少々大げさな印象を受けたが、メキシコの監督ということで、その辺は目をつむるとする。
映像は美しくはない。
文言は少なめ。
もう一度観たいとは思わないが、観ておいて損はない。
個人的には、CHARA主演映画スワローテイルのようなジャンルだなと。
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