「「違い」それが全て。」バベル keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
「違い」それが全て。
イニャリトゥとギジェルモ・アリガリの世界観が全面に出た作品。
伝えることへの難しさと渇望を根底にストーリーは進んで行くと同時に解り合えることへの希望も描かれている。
現代の歪んだ現実を広い視野で決して美化することなく描いている。
見えない危険に怯えるアメリカ人、愛に飢える少女"愛と平和"への不安と期待そんなテーマも見え隠れする。
世の中の全てを「違い」が複雑にし偏見や憎しみを生む、聖書の時代から続く永遠のテーマを描き出している。
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