劇場公開日 2007年4月28日

「びみょう。。」バベル ★りんごちゃん★さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5びみょう。。

2010年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

旧約聖書の中で語られている、『バベルの塔』の現代版というべきか。
塔が地球規模で行われている感じ。
意思疎通の難しさ・・・みたいなのは、タイトルから分かるけれど、それを上回るような裏切りも無い。
その名の通り、淡々とストーリーが進んで行きます。以上。

で、
私が疑問に思ったことは、

1.なぜ、日本の話を入れたんだろう?
2.菊地凛子がアカデミー賞にノミネート?!
3.ブラピである必要があったのか?

日本の話だけ、とっても無理矢理。
日本でなくても、どこの国でも良かった。
ならば、「日本でなくてはならない理由」が欲しかったな。
聾唖者というの発想は面白いとは思う。
残念ながら、私は聾唖の方と接したことが無いので、菊地凛子さんの演技が素晴らしいのかどうかは、分からないので触れません。
ですが、結構最初のあたりで、彼女のグロシーンがあって、それで気分悪くなった。
彼女の全裸シーンもあったのですが、え????という裸体。決して褒められないお体。
まぁそれが、一般的な普通の女の子を象徴していて逆に良かったのか。。。
彼女がアカデミー賞にノミネートされたのは、勿論演技を評価されてのことと同時に、このようなエログロシーンを大胆にもやったことが、少なくとも関係しているとは思うのですが。。
んーーー、私がタダ単に菊地凛子さんの外見と演技を、好きになれないだけかも。
なので、独り言として流して下さい。

あと、ブラピが役不足。
(「役不足」はよく間違えられて認識されてますが、本当の意味は『素晴らしい俳優に対して、役柄が不足している。』です。)
全然、ブラピでなくていい。
いや、むしろ、もっとしっくりはまる俳優はいたはず。
ここも残念でした。

あまり持てはやされた割には、私には微妙でしたが、賛否両論な映画なんでしょうね。

★りんごちゃん★