「人間達の愚かな行いの負のバタフライエフェクト」バベル カメさんの映画レビュー(感想・評価)
人間達の愚かな行いの負のバタフライエフェクト
個人評価:4.4
1つの愚かな行いから、大きな負の出来事を引き起こす。その最初の愚かな行いは銃の所有という点から始まり、銃社会を批判的にも捉え、またその愚行を、人間の欲を積み上げ完成しなかったバレルの塔に準えているのだろうか。
神の怒りに触れる前は、人間の言語はひとつだったという伏線。現代の愚かな人間と、言葉を持たないチエコを対比させ描いているとも感じる。
アレハンド・ロゴンザレスの珠玉の人間ドラマだ。
コメントする