ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!のレビュー・感想・評価
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ふっきれた!大分突き抜けた感じにふっきれた!
みんなそれぞれ大事にしたい部分ってあります。 でも、その思いが強いほどうまくいかないことってあるよね! それがなかなか突き抜けた感じでふっ切れた、警官物語です。 これは本当に面白い。
登場人物多め
宇宙人ポールを見てから後追いで今作を観賞。
最初サイモン・ペッグとわからなかった。
だって宇宙人ポールではイケてない中年のぽってりお腹だったじゃん!と。
その点安定のニック・フロスト。
この映画で困ったのが近隣監視同盟のメンバー含めて登場人物が多いということ。
外人のお爺ちゃんお婆ちゃんの見分けがつかない。
私はメモを取りながらみてなんとかついていけた。
というかこの相関図がなかったら評価が下がったかもしれない。
スコット・ピルグリムの時もそうだったが登場人物が多いのはエドガーライトの作家性なのだろうか。
ラストの銃撃戦はお婆ちゃんが鬼の形相で二丁拳銃をぶっ放してるのに笑った。
街並みの小じんまり感との対比はかなり良かった。
この映画もオマージュシーンや英語を理解出来ればもっと面白いのだろうな。
イギリスの田舎の風景
イギリスののどかな片田舎が舞台なので観光映画としても見れます。
最初にみたのはブリティッシュの飛行機内で、普通にイギリスの風景を楽しんでましたが途中でサスペンスのような雰囲気になり、最後に元気な老人達とのガンアクション。
結局機内で10回ほど見続けてしまいました。
色々な映画のオマージュあり。
爽快に見れるアクションコメディでした。
日本語の副題は意味不明ですが。
最高だ〜!
予告編を観たら残酷シーンもコミカルに描かれちゃっていて、単なるおバカギャグ映画かと思ったけど、 ヨボヨボお婆ちゃんがマシンガンぶっ放してる姿に笑っちゃって、 「これはスカッと気分転換に!」と劇場に向かった。 いやぁ〜!面白かったわぁ!!「B級=くだらない」と誤解していたことを反省したよ。 コメディとは言え主役は終始クールでありながら人間味があって、相棒との友情が育っていく描写は自然であったかい。 謎解きのくだりでは、思いがけない事件の奥深さにハラハラドキドキ&ふむふむ…させておきながら!そのまた裏があったりしてね〜。 伏線がっつり!パロディたっぷり!! 映像のオドロ〜な薄暗さは、懐かしいホラー映画を思い出した…と思ったら、この監督さんは、あの『ゾンビ』のロメロ監督の大ファンで有名なんだってね〜納得。 何がR15指定か?って…「血」だったのよね。そう得意なほうではないから、一瞬目を閉じたりしたシーンもあった。 けど、大胆すぎて笑いもした。 クライマックスの銃撃戦は、時間的にきっと長かったんだろうけど、 ヨボヨボお婆ちゃんのマシンガンとか、でっぷり老紳士の二丁拳銃があったり(しかもその老人達が悪人なのよ)、 パロディが飛び込んできたり、スパイスが効いてて全然飽きなかったわ。 スプラッターシーンもアクションシーンも確かに多いけど、それも含めて、なんとまぁ立体的に綿密に計算された、 そして「笑い」に対するやんちゃな愛情を感じられる、素晴らしい映画じゃないですか!! 観て良かった!あ〜ビックリ面白かった!!
しょうもなくてあまりにも笑える
いちいちコネタがしこんであって、たとえばそれがなんなのかよく分からなくても、
ちゃんと笑える。
しょうもねーって思いつつもついつい吹き出す。
「すわーーん!!」
って!
元ネタがわかる人も、わかんない人もちゃんと楽しめる。
個人的にはショーンオブザデッドよりわかりやすくて好きです。
あれも名作(笑)ですけども。
イギリスとハリウッドの違い、明らか
ニコラス・エンジェルは とても優秀な警察官なのですが 熱烈な仕事人間の為、 仲間に疎まれ その上婚約者にも振られ、 平和な筈の町、サンフォードへ転勤させられる。 ところが、 この一見平和そうな町には秘密があって、 彼の転勤と同時に、次から次に事件が起こる。 後半に入り、アッサリ謎はあかされるのですが、 犯人は一体誰なのかを考えながら観ても 十分面白いのです。 もっとおばかなコメディと思っていたら、 かなりクォリティーの高い真面目に練られた作品でした。 そしてベースにある重厚さが胃にもたれないように、 コメディではなく、ユーモアをふんだんにスパイスしています。 後半はアクションシーンの連続で 手に汗握るシーンが目白押しです。 まぁ、 犯人が犯人なので激しいところはおさえめにしてましたが。 この作品は ファンの後押しで劇場公開に漕ぎ着けたとか、 どうでもよい作品が多い中、 かなり興味深い作品でした。
映画ファンの、映画ファン(オタク)による、映画ファンのための映画
あのタランティーノが目をかけているエドガー・ライト監督の最新作。実は前作の「ショーン・オブ・ザ・デッド」はまだ観ていないのだけれども、傑作との評判が高かったので観てみました。果たしてその結果は!? 正直、中盤まではテンポがゆるい気がして、「あれ、こんなもん?」と思ってしまったのだけれど、中盤からは目が話せない展開に。たくさん笑いもしたけど、思いもよらない展開に手に汗を握り、警官の友情に胸を熱くし、そしてあり得ないほどハイテンションのアクションシーンに興奮し、実はめちゃくちゃ豪華キャスト(元007のティモシー・ダルトンに「ムーランルージュ」「ブリジット・ジョーンズの日記」のジム・ブロードベントまで登場!)に惚れ惚れしました。痛快な作品!
署名運動によって公開!!
どこかの国にオマージュ、オマージュと言って、パクリばかりしている、 パクリにしかなっていない監督が居るけども、 こういう作品こそがオマージュで、映画への愛が溢れていて、 溢れて爆発している。でも、暴走はしていない。 ロンドンの警視庁で仕事が出来すぎて、 優秀すぎて田舎の平和そうな村へ左遷させられた警官の ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)は、村の人々も、警察の人々も、 のんびりな平和そうな村でも、ドン臭くて刑事モノ映画オタクな署長の息子 ダニー・バターマン(ニック・フロスト)と相棒になっても、 1人張り切って仕事を遂行しようとする。そんなある日、 村で死人が出る事故が連続しておき、 事件だとエンジェルが主張しても誰も相手にしなかったが・・・。 ショーン・オブ・ザ・デッドを観て、 エドガー・ライト監督とサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビに、 全てを笑いにつなげるような、ゾンビ映画への愛が溢れた作品で、 彼らのファンになってしまって、俺たちスーパーポリスメン! というおバカな副題によって、今回も同じ様なテイストで笑わせて、 笑わせて、なんだろうなと思っていたら、十分すぎるぐらい笑えたが、 今作は序盤から中盤にかけては、ちょっと押さえ気味で、 まったり感を感じさせ、後半は一気に毒気を吐き出したような展開で、 爆笑してしまい、いい意味で期待を裏切られた。 平和そうでゆったりとした雰囲気の村が、その本性を見せていく。 人が良さそうで、どこか何かを隠していそうな村人たちや、 隠さないで見せる残虐なシーン。事件の謎を追っていく警官を、 今作はポリス・アクションをど真ん中に据え置き、 当然コメディ的な味付けをし、サスペンスやホラーや、 怪獣映画にも?自らのオタク振りを、愛を注いでいる。 全てが分かるわけではないが、多くの作品への愛が散りばめられ、 独自の味付けで笑いが入っており、この辺の笑いは笑えない人は、 全く笑えないかもしれない。 しかし、ただ単に好きな作品をパクッて入れました、というのではなく、 作品への愛を感じさせて、ストーリーを乱すことはなく、 これこそがオマージュなのだと思い、少々オーバーかもしれないが、 そのオーバーさがまた痛快で心地いい。 詰め込んで、詰め込んで、欲張りなほど詰め込んで、 破綻させることのないこの作品は、エドガー・ライト監督のオタク振りを、 映画への愛を、情熱を感じさせ、次の作品も期待してしまう。 前作のショーン・オブ・ザ・デッドでもあったけど、 映像的に繋がりがおかしいシーンを残しておくのは、わざとなんだろうな。
もう一人の大物はどこに?
署名運動までして公開にこぎつけた怪作…??ということで、 どの感想を読んでも、ものすごく評価が高いんですよね…^^; こうなると期待って高まるものですけど(映画ファンならねぇ) 私はワリと「普通」でしたよ~。良く出来た怪作☆でしたけど。 様々な作品へのオマージュ(ほとんどコレで成り立っている)が、 縦横無尽に使われているんですが、その元ネタが分かるかどうか、 (分からなくても楽しめた派と、あまり楽しめなかった派がいる) 前作ファンの方は、監督のだいたいの方向性が分かっているので かなり観やすかったようですね。(まだ観ていないのだ、私は) 私は…分かったり分からなかったりで、このあたりも普通かな^^; 良く分かる使い方をしているというよりは、物語の中にうま~く 溶け込ませているような感があるので(こういうところが上手?) あからさまにゲラゲラバカ笑いのハリウッド産のコメディ、とは ぜんぜん違うテイストになっています。 あ…。というより、コメディではない気がしますねぇ、これは。 いろんな要素が混ざり合った、サスペンス?ホラーアクション? 私にはそんな感覚でした。 主役の二人が面白い。いや、脇も豪華で変わっています^^; 大物二人もカメオ出演していますし~(一人しか分からず…) 皆さんとにかく変ってるんで…後半戦の度肝を貫く闘い!も かなり楽しめる(エグいのグロいのは当たり前みたいですが) これだけバカな設定にしておきながら、真面目に演技をつけ、 さらに平然と纏めあげているところが、いかにも英国風♪ 私は「M・パイソン」が大好きなんですが、どこか似ていますね。 ゲラゲラ笑えるというよりは、時折うほぉっ♪とほくそ笑み、 残酷なギャグに凍りついては、黒い皮肉と社会風刺に舌を巻く。 観終えて考えると、けっこうハチャメチャでやりたい放題の 作品だったハズなのに、なにかを学んだ気分になれる作品。 さすがにこの監督は、タランティーノ邸に居候?しているだけ あって、センスがいいですね。 私には「傑作」というより、「普通の怪作」でした。(^-^) (あの走り…しつこかったけど(爆)やっぱりT-1000?だよねぇ)
銃撃戦のもっていき方に疑問が
村のイメージを守るためだけに、密かに人を抹殺してきた田舎老人たちが、主人公を相手に銃をぶっ放し村を銃痕だらけにする……おかしくないか?「コメディだから」と開き直ったと言えばそれまでだが、どうにものれなかった。銃撃戦がやりたかったということはパンフを読んでも分かるが、サスペンスで押せば中盤の意表を付く展開をもっと活かせたと思うんだが。細部が笑えるだけに、脚本の大枠を詰めなかった、或いは意図的にそうしたことが残念。
しっかし、久々に劇場でバカ笑いした。ぶーやん巡査が『ハートブルー』のキアヌになって銃を空に撃つシーン。全く似合ってなくて、でも最高に成りきっている。ほんとバカ。
笑ったー!
デキル警官ニコラスは、できすぎて周りにやっかまれ、ロンドンから左遷された先の田舎ではノイローゼ扱い。 始めからおかしいのに、最後は街中での銃撃戦!! 「思い込み」とか「総意」の怖さは感じたけれど、悪いことしている人たちに悪意も反省もないから、ヘビーなシーンもすごく軽妙。 こんくらい奇想天外やと「映画はおもしろいなぁ」と素直に笑える。 あーおもしろかった。
映画ファンの多くの支持も納得の大傑作!!
「ショーン・オブ~」よりも色んな意味でパワーアップした エドガー・ライト監督の最新作、爆裂警官アクション・コメディです。 過去の名作アクション映画へのリスペクトが込められていて やりたい事を好きなようにやって、しっかり形として昇華しています。 コメディと言っても、ただ笑えるだけでなく 中盤からのサスペンス的要素は結構本格的でドキドキさせる展開で、 この映画の懐の深さが感じられます。 ただ笑えるだけでなく物語もしっかりしているし、 観終わった後の満足度は高いと思います。
とにかく徹底的にエンタティメントに徹した作品。最後の最後まで楽しませてくれました。
なるほど、試写会で見まして、公開に向けた署名活動が起こったのも当然と納得しました。 メインストーリーのミステリータッチのサスペンスとど派手なガンアクションは、同様な作品並みに真面目に描きつつ、エンジェル巡査の生真面目さゆえの可笑しさを散りばめて、とにかく徹底的にエンタティメントに徹した作品でした。 物語は、完璧さが嫌われて、田舎の警察に飛ばされる冒頭のやり取りから可笑しかったです。 ダニーと組むというところではこれも「相棒」と題してもいいコンビぶり。エンジェル巡査の完璧ぶりに対して、親の七光りで警察に入ったダニーはどことなく頼りない存在でした。けれどもエンジェル巡査に感化されて、頼もしい相棒になっていくところは意外でしたね。 コメディタッチとはいえ、アクションシーンは本物。ふたりのタイミングがぴったりあった2丁拳銃のガンアクションは見物です。 そしてカーアクションもスリル満点。車が白鳥を避けようと、フェンスを越えて飛び出すところが見物です。なんと家の屋根よりも遙かに高いところを車が飛んでいくのですから。(なんで車が飛んだか、タネはシーンでぜひ見てください。) また、村中を覆う隠された「闇」にエンジェル巡査がたった一人で挑んでいくところでは、結構シリアスでかっこよかったです。 少々筋に強引なところもありますが、それを割り引いても、次から次に起こる事件。そして、エンディングと見せかけて、さらに前のシーンの伏線が絡んで、容易に終わらないラスト。最後の最後まで楽しませてくれました。 カット割りの合間や捕まえた逮捕者の事務処理シーンなど、大音響で鳴り物入りの演出をするところが、好みの別れるところかも知れません。
ショーンには劣るけど笑えます!
ショーン・オブ・ザ・デッドの大ファンなので、超期待して見に行きました。ちょっと期待が大きすぎて評価低くなっちゃいましたが、コメディ映画としては合格点以上だと思います。 ショーン・・・ではゾンビ映画をとことんおちょくりましたが、今回はアクション映画をとことんおちょくります。アクション映画とコメディ映画が好きな方にはおすすめです。
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