「そこそこ楽しめるエンタメ作品」ディスタービア しんぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
そこそこ楽しめるエンタメ作品
アメリカでは大ヒットになった「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ主演のサスペンス。
シャイア・ラブーフは背伸びをした感じのしない等身大のティーンエイジャーを演じられるのが魅力なんでしょうね、日本ではそんなに受けそうなタイプではないけれど、どこにでもいそうなって思わせる親近感はありますもんね。
どうみたってヒーローってタイプではないし。80年代のマシュー・ブロデリックとイメージがかぶるような気がしないでもないけど、そういう意味では。
ストーリー的にはこれといった新鮮味はないけれど、出てくるアイテムはとっても今風。iPodだったりYouTubeだったり、今を体現するアイテムで新しさ感を演出したかったのかなーと。
覗きっていう行為に深入りしすぎて事件に巻き込まれていく様には共感はちょっと出来なかったけど、その正統派ではない主人公っていうのは面白かったと思う。
脇役もそれなりに面白い人選。母親役にはキャリー=アン・モス、このストーリーでは母親って役はあまり大きな役ではないような気がするから、ちょっともったいないような起用の気もする。ちょっと生活に疲れた母親像はうまく体現されてたんでは。
怪しい隣人役にデヴィッド・モース、この人もスクリーンに登場するだけで怪しさ満開っていうのがすごいなーと思った。かもし出す雰囲気で演技が出来るっていうのがすごいなと。
ガールフレンド役のサラ・ローマーもケイト・ハドソンに通じるかわいさのある女優さんで、ま、これからが楽しみって感じだけど、主人公の親友役だったアーロン・ヨーがあれで27~28歳くらいっていうのに驚いた。めちゃくちゃ若い。
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