戦場のメリークリスマスのレビュー・感想・評価
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こんな映像表現があってたまるか
凄かった…とにかく凄かった…
大島渚か。スゲェよ本当に…
名作だとか傑作だとかそんなレベルじゃない。もはや伝説。
目に見えぬ衝撃が襲いかかった。
果たして何と感想を書けばいいのだろうか。
まず最初に言っておきたいのは、面白い!とも感動した!とは微塵も思っていない、ということ。ハッキリ言えば脚本はやや突拍子だし人間ドラマがしっかりしてるとは言いづらい。セリフも聞き取りづらいし、たけしと坂本龍一の演技もどこかたどたどしい。
しかし作品自体が何かの狂気に取り憑かれているようで、スクリーンを観ているだけで恐怖すら感じる。この正体は何だ?と考えると脳裏には、たけしの笑みが思い浮かぶ。あんなに危なっかしい笑顔は無いだろう。何を考えてるのか分からない恐ろしさが潜んでいる。
ズバリ言ってしまえば演技が下手くそなだけなのだが、いやだからこそ曖昧で生々しい演技をしている。
坂本龍一だってそうだ。揺るがぬ日本男児という役柄だがその一方で幼さも感じる。これもズバリ言ってしまえば演技が下手くそなだけだが、かえって日本人の見栄を張る精神を反映している。
このたどたどしい演技こそが、当時の日本兵の狂っている様を「空気」で表現しているのだ。
そして今作を語る上で必然となるのがデヴィッド・ボウイの存在。
クリストファー・ノーランはこの映画を「マイフェイバリットムービーだ。デヴィッド・ボウイのカリスマ性を捉えることに成功した稀有な作品」と評す。特にこれといって演技が上手いわけじゃないんだけど、存在感は圧倒的。カッコイイ!のレベルではなく、美しい…のレベル。目が合った瞬間、心を奪われる。
"映画史上、最も美しいキスシーン"と言われるシーンは残像が移動し完璧なカメラアングルでビシッときまる。思わず身震いしてしまったし、無性に泣きそうになった。実際泣いている人もいた。感動、とかでは無く、上手く言語化出来ない「何か」が勢いよく込み上げた。
本当に奇妙な作品だ。
こんなにも言葉で表せない感情を抱いた作品は無い。喉まで出かかってるんだけど、口から言葉として吐き出されない。
そしてラストカット。
これまた震え上がった。鳥肌が止まらなかった。あれほど完璧なラストシーンは観たことが無い。「メリークリスマス。メリークリスマス、ミスターローレンス。」
エンドロールが終わってから席を立てなかった。映画館にいるということすら忘れていた。虚無に落ちた。泣いている長年のファンと思われる人もちらほら。鳥肌が止まらないまま席を立ち、その瞬間から脳内で坂本龍一の名曲『Merry Christmas Mr.Lawrence』が永遠と再生されている。伝説が、脳内に、取り憑いた。
自分にとってこれは映画では無く、もっと大きな「何か」でした。
この衝撃を映画館で味わえて本当に良かった。
とても儚い作品
故・大島渚監督の代表作。
ここえきてリマスター上映にはちょっと驚きました。もう30周年だったのですね、早いものです。
作品は4人の戦地での邂逅を描いた物語。
とにかくキャスティングが凄い。メインの4人のうち、3人がいわゆる「役者」でないのですから思い切ったものです。
地味な役どころでしたがトム・コンティの芝居が土台を支え、その分他の三人は思い思いに演じていた様にも見えました。
他の三人は芝居というよりその表情や佇まいが素晴らしく、それを引き出しカメラに収めた監督の力量が伺えます。
他にも戦争を舞台にした作品でありながら戦闘シーンが無い、出演は男性のみと色々な実験的なアプローチが見られます。
個人的に一番はボウイと教授という組み合わせ、これは誰も思いもよらなかったでしょう。
またこの二人が作る空気が良く、実に艶があるんですね。
あと何と言ってもオープニングの美しさなんです、メインテーマと相まって幻想的ですらあります。
オープニングというと「バグダット」がとても好きなのですが、それと同じようなもの凄い完成度を感じるんです。…まぁ単に好みと言えばそれまでなんですけど。
そして本作は2023年に大島作品が収蔵されるため、これが最後のロードショーとなるようです。
まだ観ていない人も、もう一度観たい人も自身の目で確かめてみて欲しいと思います。
二組の、片や不恰好な友情と、片や気付いてはいけない惹かれる心。
それぞれのラストシーンも心に残る、とても儚い作品です。
敵でも味方でも友情でも絆でもない特別な繋がり
正直なんといえば良いか分からない。
この作品の良さは言葉にできない。
でも、ずっと胸を抉られ続けるようなそんな映画でした。
日本と欧米の死に対する考え方の違い。
日本の行き過ぎた武士道精神は、時代錯誤感が凄くて少々胸糞悪かったですが、特に戦争において、みんなが悪であるという言葉は、特に胸に刺さりました。
戦争映画、反戦映画のような気がしますが、自分は音楽映画だと思いました。
映画開始早々のヤモリや虫の鳴き声にはじまり、「戦メリ」の世界観を象徴づける坂本龍一のサントラはもちろんのこと、俘虜たちの一体感が感じられる讃美歌やセリアズの弟の美声などなど。
数々の“音“が、この作品をより鮮やかにしていたように思います。
そうかと思えば、酔ったハラとの会話だけでクリスマスだというのが伝わっくるし、戦闘シーンやゴア描写などが無いにも関わらず、あの緊迫感が出せるのは世界のオーシマこそのことなのでは。
デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也…etc
というキャスティングもなかなか。
どのキャラクターも個性的で魅力的。
冒頭の日本語が聞きどりづらかったり(それはそれで良いんですが)、なんでそうなるのとイマイチ理解できない点があったりもしましたが、80年代に大島渚とあのキャスト・スタッフだからこそ成立した、名作中の名作なんだと感じました。
音楽のすばらしさ
4k 修復版を鑑賞。新鮮な気持ちで観たのだが、妻が「絶対、最近観ている」とのこと。
以前の記録を見てみたら、2021年4月25日にまんまと観ていた。なんで自分は全く覚えていないのだろう。寝ていたのかな。
以下は2021年のレビュー、感想は同じ。確かに今回の画像は綺麗だったが、空の色などが変な感じがした。
「絶対に以前に観ているだろうと思っていたが、おそらく未見であった。
ストーリーはあまり響かなかったが、皆が知っているメロディーのテーマ曲にはグッと来た。
北野たけしの目が狂人の目であった(選んだ基準は澄んだ目らしい)、新人とは思えない。
ローレンスが早口で何言っているかわからなかった。」
デヴィッド・ボウイが美しすぎて
ボウイが美しすぎて泣きそうだった。っていうか泣いた。挙動不審ですみません。
映画公開時既にそれなりに育っていたので(歳がバレる……)知ってはいたけど、これまで見たことがなかった。せめて一度は見ておこうと足を運んだ。
ごめんなさいね、当時観ていればまた違った感想があったかもしれないけど、正直あまり乗れませんでした。詳しくは言いませんけど。
そんな中、本当にボウイが美しくてですね。わたし、『地球に落ちて来た男』も『ラビリンス/魔王の迷宮』も『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の七日間』も『プレステージ』も見てますけど、こんなにボウイが美しく映し出される映画はかつて見たことがなかった。『地球に落ちて来た男』は別の意味で見逃せないですけど(察してください。。)なぜこの映画を今まで観なかったのかと、本気で後悔しました。
最後とは言わずに何度も上映してほしい
一昨年末頃に午前十時の映画祭、シネコンで鑑賞。
それと比べて今回の4Kリマスターは特に変化を感じなかった。
シネコン上映の時から4Kだったのだろうか。
しっかりと見直すと、やはり観え方が変わってくる。
様々な登場人物へ感情移入が出来る。
部下を守る俘虜長。治安を守る者。管理者。仲介役。
無限に楽しめる映画なのではないのか、と感じてしまう。
だからこそ、大規模上映終了?のアナウンスは残念。
最後だというのであれば、もっと宣伝してくれ。
初々しくも愛らしい武。
再々…見。
武の凶暴前夜の初々しくも愛らしい肉体と素性が全編を支配する。
ローレンス以外全役に喜劇や音楽から非俳優を充てる英断、演技未満の坂本龍一含め奇跡の成功。
渋谷パンテオンで見たラストカットの強烈が今も心に残る。
そして何より物語が面白い。
重要作。
オープニング。いきなり坂本龍一のあの音楽が!!おぉーっと感動するの...
オープニング。いきなり坂本龍一のあの音楽が!!おぉーっと感動するのも束の間、ハムレットの名言「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ!」が飛び出し、たけし、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一の若かりし頃が観れて満足。良い映画かと問われるとよくわからんが感想
言葉では表現出来ない美しい作品
昔レンタルビデオで観たがほぼ内容は忘れていて時を経てまさかのスクリーンで観れるとは!とても楽しみにしてました。まず始まってすぐにあの名曲が流れ衝撃を受けました。ラストに流れるのは覚えてましたので、この時点でもう面食らいました。
若かりし頃の坂本龍一さん登場で2度目の衝撃!まあ美しい事!際立ってましたね。
作品全体的には淡々としていて退屈なんですが何故が目が離せない。内容が理解出来なかったり、片言の日本語が聞き取れず、ん?⁇ となる事も多いんですがそれでもボウイ登場後からはもうスクリーンに釘付けでした。
ボウイも美しいですね!頬にキスする有名なシーンでは私までひっくり返りそうな程痺れました!
この映画は私にはまだまだ理解出来てない部分も多いのですがそれなのに魅了されてしまう、きっと数年後にまた観るだろう。
たけしさんの演技は役柄で仕方ないのですが狂気に満ちてて嫌でしたがラストの名台詞とともに笑顔のアップで涙が出ました。やっぱりたけしさん凄いなって改めて思いました。エンドロールは思いっきり余韻に浸る事が出来ます、あー美しい、、、!
男たち、美しく・・・
初めて完成されたラッシュを見た直後のタケシと教授のラジオ対談が物凄く面白かった。
「全然わからないね。これ見ていきなりわかる奴は相当頭良いかへそ曲がりだね」
「ボク、自分でやっててわからなかったもん。音楽、これからやるんだけどさ。あれを2時間7分、観れるものにするには相当な技が必要だよね」
「俺、ドラマの制作とか演出の方やろうかと思って。やっぱり監督だね。ラッシュ、あれは恥ずかしいね」
「大変に落ち込みましたよ?私は」
「俺も凄い落ち込んだもん。カッコ悪いよ、あれは。宇崎竜童と話してたらさ『映画って自分じゃ恥ずかしくて隠してるとこを大写しにされるからショック凄いんだ』って言ってた。1番自分で嫌な部分を拾ってくる。それが意外といい監督とされてる奴に多いんだって」
「じゃ、いいのかな?」
「坂本っちゃんが1番嫌だと思ってる部分が好評を博すって事もあるよね」
「フィルム、盗んでこようかと思ったんだけど?」
「俺も思った(笑)燃やそうかと思った。映画って残るから嫌だね。」
などと「わからない」を連呼しつつ2人は確実に本作をメルクマールとし、更なる飛躍を遂げていく。
苦心惨憺の末、奇跡的な名曲を生み出す教授。戦メリ以降、彼は様々な映画音楽を手がけていく。
ハラには「荒っぽいが瞳の美しさが印象的。聡明で無邪気。圧倒的な存在感」という、後の北野映画で繰り返し登場する主人公の原型が見出せる。
(「プレステージ」のテスラ役にデビッド・ボウイが起用されたのには、本作をノーラン監督が非常に高く評価している事も遠因であると思う。)
「反戦」「西洋と東洋の融和」
「極限状態での人と人とのつながり」
「愛・友情」「制約や縛り、自由と解放」
「耽美・唯美主義」
など、いくつかのテーマが色濃く見える本作だが、インパクトの強すぎる表面的な耽美(たけしに言わせると「一大オカマ大会」(笑))に惑わされて、反戦や愛が見えにくい。
そのくせ、インタビューや書評では誰しもが耽美にはさほど触れず、反戦や愛ばかりを語るのもおかしなものだ(笑)
当時の日本軍において、俘虜は人間扱いする対象ではなかった。侮蔑、唾棄すべき鬼畜であった。
そのような俘虜であるにも関わらず、実直で自他共に対し厳格な姿勢に徹するヨノイ大尉に慕情を抱かせるだけの魅力を有するからには
「強く、美しく、勇敢で、聡明。かつ義侠心溢れる英雄」が必要だった。デビッド・ボウイは見事に大役を果たしてくれる。
職業俳優ではなく、芝居ド素人の坂本とタケシを起用した監督の英断には賛否両論あるが、私は「成功」していると思う。
棒読みにも近い素人ぽさが、ドキュメンタリーにも似た印象を与えている。
意思や感情をどんどん表に表現していくデビッド・ボウイやたけしに対して、教授は自分の中に深く深く沈み込んでいき、あまり表立ってハッキリは出さないスタイルだ。そんな本人達の資質と役柄が見事にリンクしていたのだろう。彼らは演じずとも「本質的な自分」でいさえすれば、それで良かったのだ。
(そしてそれを見抜く大島監督の凄さだ!)
ユニセックスなボウイと坂本の絡むシーンはあまりにも蠱惑的だ。
耽美主義とは
「そこに込められた思想やメッセージよりも形態と色彩の美に価値を置く」芸術思潮だが、この妖しく退廃的な雰囲気が本作の独特な魅力を醸し出している。
(ドキュメンタリーぽさが、ヨノイの初心(ウブ)な処女(おとめ)っぽさを最高に際立たせている!)
フランスやイギリス、イタリアで大好評を博するのも、むべなるかな。
(反対に、ロバート・レッドフォードが「アメリカ人には理解出来ない」とオファーを断ったのもわかる気はする)
カンヌでは事前記者会見に各国記者などが3000人も集まっていた。評論家や観客に対しては間違いなくウケは良かったのだ!
審査員の観点はまた違うのか?
2作品受賞の年もあるし、何も取れなかったというのは、やはり何か否定的思惑が審査員達の中にあったのだろうねぇ・・・。
教授は曲について、こんな解説をしている。
「(Merry Christmas Mr.Lawrenceは)間違った和音ともいえるんですね。ちょっと日本やガムラン音楽のような響きと共通性がある。東洋的、アジア的な響き。だけど、その下にはわりとはっきりヨーロッパ的な和音が支えていると」
根底にしっかり西洋の和音を配し、表面に東洋の響きを融和させる。
本作もまた、根底にしっかり「反戦」を配し、表面に「愛」と「耽美」の響きを融和させる事で、具体的な戦闘シーンを描く以上に、力強いメッセージを語りかけてくる。
抽象的なアートとする事で、より深く、より大きなテーマを表現する事に成功したように思う。
※ 昨今の「BL」「腐女子」なる単語に代表される風潮は「男性同士」という表面だけを掬った低俗サブカルチャーに成り下がり「耽美」の系譜からすっかり外れてしまったように感じる。(読んではいないので、的外れならば謝罪しておくが)
耽美とは、オスカー・ワイルドに始まり、ボードレール、マルキ・ド・サド、マゾッホ、エドガー・アラン・ポー、ジャン・コクトー、森鴎外、谷崎潤一郎、江戸川乱歩、澁澤龍彦なのだ。
映画ならば「ベニスに死す」のヴィスコンティ。
そして音楽ならば、グラムロックの騎手、まさにデビッド・ボウイその人なのだ。
青池保子、萩尾望都、竹宮恵子、木原敏江、山岸涼子、坂田靖子、佐藤史生、栗本薫、魔夜峰央、本橋馨子をこよなく愛するワタクシとしては、戦メリがBLという形容で語られる事がないように強く祈るものである。
(無理でしょうねぇ、、、嘆息)
【価値観の変化の更に先を行ってしまった作品】
リバイバル上映にあたり、カンヌで無冠に終わったためか、「大島渚最大のヒット作」とフライヤーには謳われていた。
ただ、僕は大島渚さんの最も名作だと思っいる。
当時、パルムドールを受賞したのは予想外の「楢山節考」だった。
「戦場のメリークリスマス(戦メリ)」は受賞確実と騒ぎすぎて審査員の不興をかったとか、作品関係者が皆、横柄な態度だとか揶揄されたり、批判が多かったのを覚えている。
後評として、楢山節考はヨーロッパにも通じる風習を含んでいたことが受賞のポイントになったと読んだことを覚えている。
そして、戦メリについては腫れ物を触るような扱いだったかもしれない。
しかし、その後、ビートたけしさんが、あの毒舌でラジオなどメディアで自虐的に取り上げたため、それがきっかけで国内では大ヒットになっと言われている。
ただ、僕は、ストーリーや、ビートたけしの出演に加え、デビット・ボウイ、坂本龍一、トム・コンティ、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也(敬称略)と錚々たるキャストで、ヒットの下地は十分すぎるほど十分だったと思っている。
そして、ストーリーは今考えてると、「時代の…」というより、「価値観の変化」を相当先取りしていたように思う。
戦地の捕虜収容所。
過酷な環境。
監視者と俘虜(捕虜)。
戦地でありながら抑えられない性欲。
友情なのか愛情なのか。
戦地でありながら美しい風景。
戦地でありながら美しいセリアズやヨノイ。
セリアズの後悔やトラウマ、そして勇気と自己犠牲。
立場の逆転。
こうしたものを散りばめて内在するテーマは、当時より今の方が、より受け入れられているのではないのか。
立場が逆転することことになっても、ハラのローレンスに発する言葉は同じだ。
Merry Christmas、Mr.Lawrence
僕は、人間の本質は憎しみ合うことではないと云うメッセージも含んでいるように感じる。
セリアズの美しいブロンドの髪の毛は、ヨノイの希望の通り、日本の神社に奉納されたのだろうか。
なぜ本国ではなかったのか。
ヨノイは、日本でセリアズと共にありたいと思っていたのではないのか。
改めて鑑賞しても、様々な余韻が残る作品だった。
※ 大島渚さんは、この後も、マックス・モン・アムールで動物と人間の愛を、御法度では同性愛を描くなど問題作に挑んだが、やっぱり、僕的には、戦メリを越えられてはいないと感じる。
野坂昭如さんと舞台上で殴り合ったなどエピソードに事欠かないが、骨のある作品に挑む姿勢は、今でも多くの人の憧れだろう。
時代は変わるが、このスピリットを受け継ぐ映画制作者が、国内外に関わらず、より多くて出てくることを願う。
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