劇場公開日 2006年7月8日

「出演者や映像の雰囲気がおしゃれだからって、なんだか評価が高すぎる気がします。」ゆれる うえあおいさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0出演者や映像の雰囲気がおしゃれだからって、なんだか評価が高すぎる気がします。

2016年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

家業を継いで自分を犠牲にしながら真面目を生きる兄。
東京に出て自分のやりたいように生きる自由奔放な弟。
極端なまでに対照的な二人の物語。
ただ、わたしこの映画納得できませんでした。
兄から弟への「心がゆれる」は痛いほどわかります。
弟に好きな女を寝取られて、自分に家業を押し付けられているのだから。
けど、弟から兄への心の「ゆれ」がどうしても見当たりません。
エデンの東のように兄が親にちやほやされて、その嫉妬心でゆれている、とかならわかるけど、好き勝手に生きて、兄の好きな女と寝て、兄を嘘の証言で獄中に入れて…。
観ていて「?」って感じでした。
兄を陥れてしまったことに対して心がゆれているのなら、とんだ自分勝手ではないですか。
出演者や映像の雰囲気がおしゃれだからって、なんだか評価が高すぎる気がします。

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うえあおい