「芸術の力は絶大」善き人のためのソナタ 重さんの映画レビュー(感想・評価)
芸術の力は絶大
ウルリッヒミューエ扮する国家保安省ヴィースラー大尉は、セバスチャンコッホ扮する劇作家ドライマンと、マルティナゲデック扮する舞台女優クリスタを監視するように命ぜられた。
壁が崩壊する前の東ドイツではやはり厳しい統制下において監視や盗聴などが当たり前に行われていたんだね。忠実に盗聴すればするほど情がうつると言うか、身が入りすぎる傾向にあるようだ。確か愛の不時着の北朝鮮でも盗聴相手に気持ちが揺らぐ場面があったよね。特にヴィースラーがファンだと言ったクリスタを目の前にして身を犠牲にしてでも何とか助けたくなる芸術の力は絶大だと言うことかな。
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