妖怪大戦争のレビュー・感想・評価
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なんだこりゃ。完全お子ちゃま向け。お子ちゃまに戦争はダメよって教え...
なんだこりゃ。完全お子ちゃま向け。お子ちゃまに戦争はダメよって教える成長譚?下手したらトラウマになるで(笑)
少年神木隆之介がかわいい、大昔の私のようだ(笑笑)しかしこれ、かなりな豪華キャスト。あんな方やこんな方がいっぱいコスプレやってます。水木しげるワールドが楽しめます。
BS12
"大戦争"というより"大集合"
「妖怪大戦争(三池崇史監督版)」シリーズ第1作。
角川グループ創立60周年記念作品。
Amazon Prime Videoで2回目の鑑賞。
小説版(荒俣宏・著)は既読です。
オリジナル版は鑑賞済みです。
リメイクとは言え、オリジナル版とはストーリーが異なる全くの別物。本作は主人公の少年・タダシくんのひと夏の冒険と成長を描くジュブナイルとなっていました。
オリジナル版では大半が着ぐるみだった妖怪たちも、俳優に特殊メイクを施したりCGを使うなどしていて、技術の進歩がうかがえました。さすがにヨモツモノはフルCGで表現されていましたが、他の部分ではアナログな特撮表現も大事にされていて、特撮ファンとしてはかなり嬉しかったです。
"大戦争感"は殆ど感じられませんでしたが、加藤との決戦のお誘いに尾鰭がついて、大盆踊りまたは大喧嘩祭りをやるらしいぞと、ウキウキして東京に集まって来る妖怪たちはとても陽気で、日本の妖怪らしいシーンだなと、ほっこりしました。
妖怪大祭り
水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきがプロデュースチーム「怪」として名を連ね、三池崇史がメガホンを握り、往年の大映妖怪映画をリメイクした2005年の作品。
リメイクと言っても、ほとんどオリジナルの作品だとか。
にしても、もう16年も前! 見るのはおそらくそれ以来。
勿論、『~ガーディアンズ』に併せての鑑賞。
魔人・加藤保憲が人間に棄てられた機械と妖怪を融合させた機械獣を造り上げ、恐るべき野望を目論む。
対する事になった妖怪たち。それには、大天狗が持つ聖剣を引き抜く事が出来る選ばれし“麒麟送子”の力が必要。
獅子に頭を噛まれた者こそ選ばれた証である“麒麟送子”は、両親の離婚で母の故郷である鳥取の田舎町に引っ越して来たひ弱な東京っ子・タダシであった…。
妖怪と言えば、ホラー…いや、和風的に言えば、怪奇奇っ怪、魑魅魍魎。
でも本作、全くそうじゃないのは誰もが見る前から百も承知。
ギャグ、脱力、シュール、奇想天外、ブッ飛び展開…非バイオレンスの三池演出のオンパレード。
イギリスの魔法使い少年のような、いじめられっ子が世界を救う選ばれし者。何処かで聞いた事あるような、聖剣抜く話。設定や大筋はあるある。
それらを少年のひと夏の冒険、成長、そして妖怪と絡め、日本ならではのファンタジーに仕上げた。
16年も前。今ではイケメン好青年になった神木クンだが、何と可愛らしい…。同性から見てもそう思う。(変態的な意味じゃないよ!)
この頃から演技力も抜群で、他の子役と比べて月とスッポン。…いや、他の子役が下手過ぎか。
昔見た時も思ったが、今回改めて見ても、トヨエツの加藤も悪くない。専売特許である嶋田久作の怪演とは違う、クール系。
本作の一番の話題は言わずもがな、特殊メイクを施して妖怪に扮した超々々豪華出演者たち。
その面子、役者なら若手~実力派~ベテラン、ミュージシャンにお笑い芸人、さらにはプロデュースチームの面々まで。
豪華過ぎて誰がどの妖怪を演じているか、割愛!(←決して面倒臭い訳ではありません、断じて!)
CGも使われているが、さすがに16年前、ちと拙い。
それより特殊メイクや着ぐるみなどのアナログ感こそいい。
クライマックス、日本中から妖怪大群衆が押し寄せるシーンは、ああ日本には本当に沢山の妖怪が居るんだなぁ…と、夢とロマンを掻き立てる。
“妖怪大戦争”ならぬ“妖怪大祭り”!
遊び心もあり。
水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』オマージュ。
超巨大機械獣が東京上空に飛来した時、ある有名怪獣の名が。この怪獣と“大映”妖怪のリンクが分かる人は通!
“楽しさ”は充分。
…が、作品としては今一つ出来映えや面白さに欠けた。
一応話は通っており、破綻はしてないものの、テンポが悪い。
ギャグとシリアスの温度差も。
この手のエンタメを手掛けた時の三池パイセンの悪い癖。『ヤッターマン』然り『ゼブラーマン』然り。元々ファミリー向けなんだから、娯楽に徹しても良かったのでは…?
まあでも、当時平成の時代に蘇った妖怪たち。
子供たちが『妖怪ウォッチ』の前に少しでも妖怪たちを知るに充分な奮闘した(興行20億円)、妖怪ファンタジーである。
どーでもいい事だが…、
作品を見てた昨日、皮肉にも出演者の雨上がり決死隊が解散…。
闇営業する妖怪って、居たっけ?
子供時代の神木隆之介くんを愛でる不気味なのにハートウォーミング
少年時代の本当に可愛い神木隆之介くんを愛でる映画です。
村のお祭りで悪者と闘う麒麟走児に選ばれた少年タダシ君が妖怪たちと出会い、勇気を振り絞って悪と立ちむかうという少年冒険話なのですが、まだ幼い神木くん。
「ホームアローン」で一人でお留守番をしていたマコーレー・カルキンくんより恐怖体験をしているはずなのですが(笑)、がんばれちびっこ! 怖がってた少年が勇気を奮い立たせて悪に挑む姿がなんとも可愛い。そして子供は素直です。不気味な妖怪たちとなじむのが早い。みんなお友達になってしまう。
名作『ネバ―エンディングストーリー』のエリオット少年を思い出してしまいます。タダシくんがんばれ~!!
神木隆之介くんが当時「天才子役」とよばれていましたが、素晴らしい演技を魅せてくれていました。闘う決意をしてキリッとした表情をすると、急に「大人の神木隆之介さん」の顔になるので、それも妖怪チックで、年を取るイコール妖怪化するということなんでしょうかね。
日本にこんなにたくさん妖怪がいたんだ!と驚かされるくらい、大勢の妖怪が登場します。『千と千尋の神隠し』に集まった妖怪達にも驚かされましたが、こちらは千と千尋が作られる何年も前にできた作品で実写版です。全国の妖怪が一同に会する異様な光景を人力で作り出してしまった松竹・角川の入魂。日本人のイマジネーションの豊かさを、『角川グループ60周年記念製作作品』で子供向けに、大の大人が本気を出して作りました!というのが楽しい。
妖怪を演じる役者陣が豪華で、これは現場もむしゃくちゃ楽しい撮影だったのではないでしょうか。
小豆を洗うだけの妖怪「小豆あらい」という人事無害の妖怪(ナイナイの岡村さん)、水の入った桶に入った豆腐を持ち歩いてるだけの「豆腐小僧」とか(雨上がり決死隊の蛍原さん)とか、ガーデアンオブギャラクシーの「グルート」の方がまだ人の役に立ってるよ!と言いたくなるぐらい、皆さんなんなの?という日本の妖怪達。
なんというか、観客の期待を裏切らない妖怪キャスティング。
河童の川太郎が異様なテンションで奇怪な奇声を上げて本物の河童にしかみえません。特殊メイクが見事なので役者さんが誰だだか全く分らなかったのですが、阿部サダヲさんだと気が付いたのは映画が始まって1時間くらい経ってからで、気が付いた後は爆笑。全力投球すぎて気が付つきませんでした。
悪役で登場する豊川悦司さん、かっこよすぎでした。
懐かしいなぁ
当時小学校低学年だった頃に観た記憶.....
倍の年齢になって観てる事になんか感動....(笑)
内容は全然意味分かんないけど懐かしい気持ちにさせてくれました
※いやらしく感じるシーンがちょくちょくあって子供向けの映画なのにええんか??って思った
かつてはアントニオ猪木も務めたといわれる麒麟送子。彼はブラジルに移住していたこともあるので、小豆パワーではなくてコーヒー豆パワーによって強くなったのかもしれない
舞台は水木しげるの生地鳥取。ゲゲゲの鬼太郎や多くの妖怪のブロンズ像が立ち並ぶ水木しげるロード、水木しげる記念館、1両編成の電車は妖怪電車。まさしく鳥取県が全面協力した映画となった。鳥取県の映画としては、『リアリズムの宿』の徹底した脱力系わびさびを描いた世界、『砂の器』での荒涼とした日本海、そしてこの映画では、大天狗が住む山を筆頭におどろおどろしさと神々しさをも感ずるのである。さて、この鳥取県であるが、意外なことに、県庁所在地を言い当てられない人が多い。米子市でもなく、倉吉市でもなく、鳥取市なのです!(実は、調べるまで不安だった・・・)
主人公の小学生タダシ(神木隆之介)は東京から転校してきて、「弱虫」と言われいじめられている少年。夏休みに入り、地元のお祭りで“麒麟送子”に選ばれて、勇気を出すチャンスを与えられたのです。子供の目にしか映らない妖怪スネコスリ(スネカジリではない)を助け、妖怪の敵加藤保憲を倒すため妖怪たちとともに東京を目指すといった単純明快なストーリー。『帝都物語』『帝都大戦』の加藤とリンクしていることを除けば、お子様にも十分楽しめる映画なのでしょう。ひょっとすると、子供を連れて鑑賞するお母様方には面白くないかもしれませんが、子供連れのお父様方にはかなり楽しめる内容です!アギ(栗山千明)のギリギリショットや川姫(高橋真唯)の太股に、目が釘づけになること間違いないですから、「お父さん、ヨダレ出てるよ」と言われないように注意しましょう。
映像ではプロデュース「怪」の御大が自らも出演するなどのこだわりを見せ、造形は素晴らしいものがあります。特にクライマックスの妖怪大集合のシーンでは3000人のエキストラが出演するなどして、迫力はすごい。しかし、加藤(嶋田久作じゃなくて豊川悦司)の不気味さや怖さは感じられなく、栗山千明の残酷さだけが際立っていたのは残念でした。また、怖いシーンよりも笑えるシーンが多くなってしまったのは、三池ワールドから飛び出した役者たちの遊び心のせいかもしれません。
「戦わない戦争映画を作りたかった」とおっしゃる荒俣氏。子供向けということを考えれば、これでいいのかもしれませんけど、広島原爆記念日に公開日を合わせたことや、ラストの反戦メッセージが宙ぶらりんになってしまったことを考慮すると、この展開でよかったのかどうか疑問が残ります。なんだかんだ言っても、ウルウルしてしまったkossyです。
【2005年8月映画館にて】
子ども向けなのはわかっていたけど、ちょっとしょぼいかな…。 途中で...
子ども向けなのはわかっていたけど、ちょっとしょぼいかな…。
途中で挫折。
他の子役との絡みで、神木隆之介の演技が際立ってた。
ぼーっと見れる作品
子供と見ました。
年長児は真剣でした。
怖かったと思います笑笑
大人向けではないと思うので
子供向けにはいいかなーと思います。
物を大事にしないからっ怨念が、、、っていうのも
小学校低学年まで考えさせられるのでは。
高学年になるとなめて見そうな作品です。
岡村の押し売り感が酷い。
正直、吉本の芸人があまり好きではないから、物語のラストに小豆とかで笑いを取りに来られても、全く笑えない。
ちゃんと妖怪になれる役者を使ってほしかった。
「どうだ!笑えるやろ?(笑)」と押し付けられた感がカンにさわる。
水木しげるの世界観が実写化したら、こんなもんなんだろうか?
高橋真唯のカッパ?はなんだかエロティックで違う冒険になりそうだった(笑)
冒頭の妖怪くだんの「恐ろしい事が起きる!」と喚くシーンで予想外に恐かったらしい観客が出ていったのがショック(笑)自分たちで選んで観てるのに、何をしに来たんだ?と笑ったのがこの映画観て一番笑った所。
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