「すごくよかった」セブン 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
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何度か見ていて、初めて吹替えで見た。雰囲気に飲まれて息つく暇なく最後まで行ってしまうような映画なので、落ち着いて整理しながら見ることにした。
モーガン・フリーマンとブラピを通して描かれているのだが、この二人は事件を観察するだけでほぼ何もしていない。やったことは図書館の調査がヒットして、犯人の自宅を突き止めただけだ。犯人を追跡したけど殺されそうになって逃げられる。
結局犯人が自首して、その後も犯人の描いたシナリオ通りに事が進む。完全にやられっ放しだった。そんな老刑事と若手刑事の翻弄されっぷりを見る映画と言っても過言ではないだろう。特にブラピはかっこいいのは雰囲気だけでかっこいいところが全くないのだった。
何度見ても面白いのでまた見るだろう。最初がVHS、次にDVD、今回が地上波でいつかスクリーンできちんと見たい。
(追記)2025.01.31
IMAXリバイバル上映で初めてスクリーンで見る。前回見てから10年ちょっと経っているので新鮮な気持ちで見れるかと思ったらけっこう覚えており、あんまり興奮しない。
上記の感想では二人の刑事が何もしないと書いているのだけど、犯人の残したヒントをきちんと読み取ることに成功している。それがなかったら犯人もがっかりしたことだろう。
映像がいちいちかっこいい。ブラピ夫婦の暮らすアパートが地下鉄でひどくゆれるのだけど、それほど頻繁ではない。大都会の地下鉄にしては本数が少なすぎるのではないだろうか。
オープニングロールはすごくかっこいいロゴでナインインチ・ネイルスのデジロックがガンガン掛かると思っていたら記憶違いだった。
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