「パルトローの存在を意識して」セブン Iwarenkonさんの映画レビュー(感想・評価)
パルトローの存在を意識して
久々の鑑賞だったが、新たな感覚で観終えた。それはマーベル作品での活躍などで、グウィネス・パルトローが劇中も忘れない、思い入れ深い顔になっているからだろう。
そうなると、あの場面でパルトローの顔が自分の中でもフラッシュバックし、凄まじい強さで主人公に感情移入したのだろう。
作品は間違いなくサイコサスペンスの最高峰のひとつであり、自分の中では『羊たちの沈黙』と双璧をなす作品だ。低露光の画面構成にブラピとモーガン・フリーマンの好演にフィンチャーのメガホン。そして、ケビン・スペイシーの不気味なまでの演技力に圧倒される。文句のつけようがない。
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