「ストーリー、役者、映像、演出からクレジットに至るまでハイレベルな傑作」セブン なおさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー、役者、映像、演出からクレジットに至るまでハイレベルな傑作
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劇場公開時鑑賞。DVDにて再鑑賞。IMAXにて再度鑑賞。
冒頭のカイル・クーパーによるタイトルバックでもうつかみはバッチリ。あまりのかっこよさに気を取られていると、画面上で行われていることの恐ろしさをつい見逃してしまうので注意しないといけない。
エンドクレジットも通常とは逆に上から下に流れるので、気持ち悪いことこの上ない。
ギャガやニューラインまで一緒に「カッコいいもの」認定していた時期もあった。
「七つの大罪」を(日本で)厨二心をくすぐる概念に昇華/堕落させた立役者/元凶だと思っている。ローレンス・サンダーズの大罪シリーズは傑作だと思うけど、ミステリファン以外に広く読まれていたわけではないだろうし。
この陰惨なストーリーを彩る美術や撮影など細かいところもバッチリハマっている。陰惨な殺害方法の数々は後年『ソウ』を観た時ふと思い出された。
逡巡するブラピの演技好き。上司がハートマン軍曹。疲れた妻感満載のグゥイネス、ただただこちらの理解の範疇外にあるジョン・ドゥ(出頭時の「今、殺ってきました」と言わんばかりの様子とか、車内でのミルズへの挑発的な態度とか)などなど印象に残るものは数えきれない。極上の地獄めぐりである。
IMAX2Kにて。
周囲の環境音(街中、警察署内など)がよりクリアに聞こえた…気がする、多分。
タイトルバックの演出(何度観てもカッコいいよ、カイル・クーパー)やずーっと雨の暗く薄汚れた映像を考えると、そんなに綺麗な画質じゃない方が合っているとは思う。綺麗に薄汚れているのもそれはそれでありだけど。
そういえば二人実際に交際していたんだよなあ。
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