劇場公開日 2006年9月16日

「悪くないぞ!むしろ良いぞ!しかし許せん1本」ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0悪くないぞ!むしろ良いぞ!しかし許せん1本

2017年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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車が生きがいの高校生ショーンが、度重なる問題行為により教師からも母からも見放され地元アリゾナから追い出されるように行き着いた街、SHIBUYA@TOKYOにて恋、友情、ライバルとかけがえのないモノを手に入れて行く姿を描いたワイルドスピードシリーズ第3弾にして大戦犯な作品。

先に言っておくと全然悪くない!正直全2作より話わかりやすくて好き!笑
しかし!このワイスピシリーズを好きになればなるほどこの作品を許せなくなる!笑
理由はわかる人にだけわかればいいです。
とにかく大戦犯作品です笑。

とりあえず違和感だらけなのは否めないが自分はこの違和感が結構好きだ。
そもそも日本だろうがアメリカだろうが時速100マイル越えで疾走する車がそこらへんのストリートでレースをするというこのシリーズの根本自体がおかしいのだからリアルじゃないとかありえないとか言えたもんじゃないと思う笑。
兜町の地下駐車場がレーサーの溜まり場だとか渋谷のスクランブルにドリフトで突っ込むだとかを真剣な顔つきとカメラワークでやってるんだからそりゃ面白いでしょう!ギャグな意味で!笑
兜町リーマンの町ですから!たとえ深夜でも地下駐車場は残業組の車で溢れかえってるはずですから!笑

キャスト陣にハリウッドスター的な役者がほとんどいないため、シリーズのネームバリュー以外目立ったとこはないのだが、舞台が東京とあってかやたらと日本人俳優が出てくる笑。
もうとりあえず妻夫木聡が最高にカッコ良くて美味しくて、GO!のシーンだけ4回くらい見返した笑。なのであそこがこの作品のピークとなります笑。
あとラスト近くの山でのレースのシーンにて北川景子がパンチラしていたのをオレは見逃さなかった。こっちに関しては5回は観た。サンキュー見せパン笑。

劇中音楽も前シリーズに合わせるようにHIP HOP系統の邦楽を使用。
ミクスチャーへと転身を遂げようとしていた辺りのDragon Ashのシングルのカップリング曲が流れたりとわりとテンション上がった。どうしてスチャダラパーを使わないんですかね?(真顔)

制作に日本が絡んでないみたいなのになぜかTOKYOが舞台になってしまい、日米の典型的なマッチングの悪さが露呈してしまった作品。
とにかくハンを殺してしまったこの作品は許せない。たまぁに癖になる貴重なアジア系俳優だったのになぁサンカン。。
それにしてもラストのドムは美味すぎたな。

オレ