北京ヴァイオリン
劇場公開日 2003年4月26日
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劇場公開時鑑賞。かなり記憶が薄れているが、 チェン・カイコーこういうごく小さい範囲のドラマが肌にあったのかも好きだった。父ちゃん…。
血が繋がらない子にヴァイオリンの英才教育を施す父親の無償の愛を描いた中国映画。北京に上京してからの若い女性とのエピソードはフランス映画の様で面白い。このイノセントな父親を観てリーンの「大いなる遺産」を連想する。ラストの空港で演奏するチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のクライマックスは、日本の「砂の器」を連想させる。コンサートホールのオーケストラの伴奏が空港で鳴り響くカットバックには苦笑してしまった。綺麗ごと過ぎる映画に中国らしさ不足が残念。
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