「"結合中"」スローターハウス5 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"結合中"
時間軸が入り乱れたような複雑さは感じられず、基本的には戦争体験が物語の中心に順を追って描かれており、間にその後の生活を、序盤と終盤に星での生活、主人公の性格からなのか戦争自体を悲観的に描写することもなく、奥さんの死でさえも。
そんな奥さんのキャラが逸品で何度も口にするダイエットに白のキャデラックでの暴走はチョッパー集団までもを蹴散らすコミカルな場面でありながら、夫を愛する気持ちと愛車をプレゼントされ喜ぶ姿から、悲しい気持ちにもなったり。
老け顔なのに肌はピチピチで体にもハリがある年齢不詳なヴァレリー・リッチー・ペリンは『レニー・ブルース』でも同じような印象で!?
原作が反社会的、猥褻などの理由で悪書として排除する動きがあるのには驚いた。
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