タイムマシンのレビュー・感想・評価
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猿の惑星もどき
時間系のSFを観ていると思っていたら猿の惑星もどきのアドベンチャーだった
80万年後に至るまでの人たちは目的のためとはいえすべて見殺しにしたのに突然同情して加担する いや助けるならタイムマシンで戻れ
地下にいた謎のエスパーに論破される いやされてないしこいつ80万年以上生きてたのか?存在が謎
タイムマシンで地底人を皆殺し まじで意味わからん 過去に戻れ
エマを助ける方法を探したい 外的要因で死ぬなら一緒にタイムマシンに乗せろ
スケールは大きいのにやってることガバガバで観ててツッコミが止まらなかった
女のためにタイムマシン作ったのに結局は現地妻で満足するし
月の爆破失敗で地球半壊してるんだからそっちで話作れば面白かったのに
猿の惑星の劣化でしかなかった
僕が変えてみせる
H・G・ウェルズのSF小説を基に作られた作品。
大学で応用機械工学を教えるアレクサンダー・ハーゲデン博士( ガイ・ピアース )が、美しい恋人エマ( シエンナ・ギロリー )を取り戻す為、タイムマシンの開発に没頭する。
完成したタイムマシンに乗り、80万2701年へ。英語を話せる美しい女性教師マーラ( サマンサ・ムンバ )と出会う。
未来の住居が、映画「 アバター 」の世界観と似ていた。土偶に似た顔立ちの地下で生きる種族の動きがグロテスクで、映画「 アイ・アム・レジェンド 」のよう。
その種族の支配者として、ジェレミー・アイアンズが登場するも、背中の突起の動きが不気味過ぎる。。
タイムマシンの形状や、時空移動の表現が興味深い。前半と後半とで、印象がガラリと変わるが、前半の雰囲気は結構好きだったかも。
テレ東を録画にて鑑賞 ( 吹替版 )
元祖タイムトラベル
SF小説の開祖ともいえるH.G.ウエルズが今から130年も昔に書いた「タイムマシーン」が原作で1960年の同名映画のリメイクとされる作品、サイモン・ウェルズ監督はH・G・ウェルズの曾孫だというから因縁深い。
恋人を救うという事態になれば、人は藁をもすがる気持ちになるだろうから例え突飛なSFでも受け入れてしまう、動機づけのうまさだが途中から月が崩壊し人類は太古の生活に逆戻り、「猿の惑星」のヒントになったのではないかと思わせる猿人襲撃のホラー映画の装い。
結局タイムパラドックスには余り深入りせず、新しい生き方を選ぶ主人公、過去にとらわれず今を生きよというH.G.ウエルズさんのメッセージでしょう。
つっこみどころは多数あるでしょうが、観始めたら気になって止まらない魔力を秘めたエンターテインメントでした。
「タイムマシーンは誰もが持っている。過去へは記憶が、未来へは希望が連れて行ってくれる」
正直食わず嫌いな感じだった。だがタイムスリップのシーンだけでも必見。時代による文化の移り変わりの変化はさすがハリウッド。但し後半、80万年後の世紀末で一度ブレーキがかかる。 その後は世紀末が舞台となり話が進む訳だが、 最終的には主人公はタイムマシンを破壊して80万年後の世紀末で、 知り合った美女と人生を共にするという結末。 普通なら最新機器の宝庫である未来社会に落ち着くだろうにこの結末はありえない。
原作に忠実な部分が浮いてしまった
最近原作を読み直す機会があって、
この映画を思い出し書いている。
有る意味、未来編のモーロックスとイーロイの部分が原作に忠実なのだが、映画化するにあたり主人公にタイムマシンを製造する動機付けを行ったがために、未来での話が浮いてしまった。映画化のために主人公に感情移入できるような挿話が必要だったのは認めるが、原作を知らない人にとっては、導入部分から未来にいく下りが唐突に思えても仕方がないのかもしれない。
原作は、人間の技術が進化しつくした先に訪れる退化への警鐘をならすもので、労働しなくても果物が自動的に実り遊んで暮らせる特権階級の美しいイーロイ人のなれの果てと、地下で労働に従事する階級のモーロックスが暗闇でしか生きていけない存在となり、食糧難の果てに地上のイーロイを食す存在になり果てるという、人間が長年積み重ねた時間の果てに、生産性も持たず、芸術性も失い原始的に退化していく二極化した存在として描かれる。
そこでウェルズは、人間が完璧なシステムを構築したらその先に進化はあるのか、という永遠の命題を提示していた。そして星が死に瀕するときに生物はいるのか?ということまで描いていた。
原作の科学者はトラベラーとしか表現されておらず、行方不明になる。その謎が永遠に解明されないロマンとして、当時から胸に残り続けている。
ガイ・ピアースは【メメント】の頃から好きな俳優だった。彼の演技をみたくて公開当時、劇場に足を運んだ。80万年後の未来のミステリアスな部分が薄れて冒険活劇のようになってしまった感はあるが、それなりに楽しめた。
タイム・パラドックスの命題を、過去はどうあっても変えられないが魂は生まれ変わる、という輪廻転生に変化させたところと、ジェレミー・アイアンズのオリジナルキャラの存在を投入してなんとかまとめたという感じ。
原作に登場する人間のいたわりの心としての「花」が未来でもさりげなく使われているのが気に入りました。
期待してたのと全然違った…
恋人を強盗に殺され過去に戻り救おうといきなりタイムマシンが完成する(理論が全く描かれてないし完成するまでの苦労もなく全く有り難みがない)
過去に戻るも一度のミスで過去じゃ駄目だ!未来だ!ってなる
(なんで未来に?)
トラブルで80万年後の未来に行ったらインディジョーンズみたいになった
と思ったら初対面の女性に恋に落ちてタイムマシンを捨てて命懸けで小さな村(当時のニューヨーク)を救う事に
こんな小さな規模の内容をあたかも世界の全てみたいな結論付けにするなんて不自然
当初の目的である恋人を救うって事が無理だとわかった途端に乗り換えるって言う
作品のテーマでもある記憶と夢が全くない作品だった
終始なんだこれ状態だし設定ガバガバ
え?そうなっちゃうの?という感じ
タイムマシンが完成して近未来にタイムスリップしたところまでは
ストーリーや雰囲気的にもよかったけれども、
80万年先にタイムスリップした後は、もう全然別の話のように
なってしまって、なかなか感情移入できませんでした。
いくら同じ地球とはいえ、最愛の女性の命を…と躍起になっていたのに
いきなりサルの化け物の大群と対峙しなきゃいけなくなったり、
出会ったばかりの見知らぬ姉弟のために命をかけて闘ったり、
最愛の人は差し置いてその姉に恋心抱いちゃったり、
何より主人公がモヤシっ子の学者先生っぽいキャラだったのに
数日後には闘志溢れるファイターのような顔付きになっていたり…。
とにかく、最終的にどういう結論になろうとも
「最愛の人の命を取り戻す」というテーマだけは終始一貫してて欲しかったです。
あと、当時無名であったエマ役のシエナ・ギロリー
(後にバイオハザードⅡのジル役を射止める)がめちゃめちゃ可愛かったな。
大風呂敷
1900年ごろのアメリカ。一人の科学者が強盗にあって殺されてしまう恋人を助けるためにタイムマシンを開発する。過去に戻って恋人を助けるが、今度は交通事故で死んでしまう。運命を変える方法を探すために未来へ、また未来へと旅を続け80万2710年までトリップする。
行き着いたその世界は、原始時代のような倫理観のない世界だった。そしてその世界を正すためにそこで戦うことを決意する。
●映像やセット、ガイピアースの演技は素晴らしかった。ただストーリーが・・・
最後のほうはインディージョーンズぽかったです。
SF小説の古典の映画化作品
1899年。大学教授のアレクサンダーは、恋人のエマに
プロポーズをした直後に強盗に襲われ、エマを失います。
それから4年後、タイムマシンを発明したアレクサンダーは、
エマの命を救うため、4年前に戻るんですが、
結局、過去を変えることが出来ず、
その方法を探すために、今度は未来の世界へと向かいます。
2030年、2037年。
そして、トラブルに見舞われ、たどり着いたのは
80万2701年の世界でした・・・。
H.G.ウェルズが1895年に発表した「タイムマシン」を
その曾孫にあたるサイモン・ウェルズ監督が映画化しました。
この映画の見所は、やっぱり、未来へとタイムマシンで向かう
場面の映像と、「タイムマシン」そのものですね。
SF小説の原点である原作をうまく映像化していると思います。
「誰もが心の中にタイムマシンを持っている。
過去に戻るタイムマシンは”記憶”と呼び、
未来に旅するタイムマシンを”夢”と呼ぶ。」
これは、ある登場人物の台詞なんですけど、
印象に残る言葉でした。
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