「お馬鹿で、楽しいミュージカル。」プロデューサーズ(2005) 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
お馬鹿で、楽しいミュージカル。
1968年の映画「プロデューサーズ」のリメイク。この作品は舞台にもなっていて、そして2001年のトニー賞において新作ミュージカルが受賞可能な13部門の内、なんと12部門で最優秀賞を受賞している。舞台版の初代オリジナル・キャストであるネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが主演を演じている。
いやぁ、バカバカしくて良いですね。ニューヨークの観客の目は肥えているので、実際に初日で打ち切りと言う舞台もありますが、そのようなショービジネスの世界を皮肉っている作品ですね。
ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックが『最悪』を目指して探したシナリオが、ナチものだったので、アメリカに於いて、あんなにナチのマネをしても良いのか?とある意味ハラハラしました。まぁ、ドイツではないので、問題は無いのかもしれないですが、それでもナチシンパと見られるのは人に寄っては致命的なダメージなることもありますからね。
笑えます。面白い映画です。見ても損はしないかと思います。あ、それから、エンドロールは最後まで見たほうがいいと思いますよ。
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